現時時間の15日夕方、フランスのパリにあるノートルダム大聖堂が、大規模な火災に見舞われた。 その際、建物の中に入り、大切な聖遺物などを運んだとして、1人の神父が注目を集めている。 「いばらの冠」と「聖体」を運び出す その人物とは、パリ消防旅団に所属するJean-Marc Fournier神父。彼は命の危険を顧みずに、燃え盛る大聖堂の中に入り、「いばらの冠(Crown of Thorns)」を運び出したという。 またFournier神父は「聖餐のパン(聖体)」も安全な場所へ運び出し、焼失の危機から守ったとされている。 「いばらの冠(Crown of Thorns)」は、キリストが十字架刑に処される際にかぶっていたと言い伝えられているもので、聖遺物の中でも最も貴重なものの1つとされ、現在はパリ市庁舎で保管されているそうだ。 これらの貴重な宗教的聖遺物は火事によって焼かれる可能性もあったため、消
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