キリンといえば、動物園ではお馴染みの動物だ。しかしそんなキリンを絶滅危惧種として指定することを米国の機関が検討しているとし、波紋を広げている。 絶滅危惧種、または絶滅の恐れがある種に指定か キリンの絶滅危惧種としての指定を検討するのは、米国内務省内に設置され、野生動物の保護管理を行う機関である魚類野生生物局。 同局が先月25日に発表したところによると、キリンは絶滅の恐れがある種、あるいは絶滅危惧種として指定されるに値する可能性があるという。 米国では2017年、環境保護団体などがキリンには絶滅の恐れがあるとして、トランプ政権に対してその保護を求める申し立てを行っていた。 魚類野生生物局は、キリンを絶滅危惧種として指定するか否か最終的な決定を下すに際し、本格的な審査を開始させるとしているが、これには数年ほどかかる可能性があるという。 Unsplash キリンが存在しない米国で絶滅危惧種指定の