Yahoo知恵袋のこの質問が気になったので、とりあえず『赤ちゃんのしあわせ名づけ』(ベネッセ、2011年2月)をチェックしてみた。「龍」はもちろん掲載されているのだが、左上の第1画が「丨」だった。人名用漢字の「龍」は左上の第1画が「一」なので、『赤ちゃんのしあわせ名づけ』は、微妙に異なる字体を子供の名づけに推奨しているわけだ。 では、他の本はどうだろう、と、『赤ちゃんの幸せ名づけ事典』(ナツメ社、2011年2月)、『未来にはばたく赤ちゃんの名づけ事典』(永岡書店、2011年3月)、『幸せを呼ぶ赤ちゃんの名づけ大事典』(成美堂出版、2011年6月)もチェックしてみたが、どれもこれも、ことごとく「龍」の第1画は「丨」だった。「辻」はちゃんと2点しんにょうになっているのに、どうして「龍」はちゃんと印刷しないんだろう?