個人が残した戦争資料が、捨てられてしまうケースが増えている。戦後七十六年を経て体験者が高齢化しているうえ、ステイホーム中に部屋の物を処分する「コロナ断捨離」の影響も出ている。資料館や博物館で引き取る場合もあるが、態勢は全国でまちまち。危機感を強め、資料のデジタル化に取り組む大学生に現状を聞いた。
個人が残した戦争資料が、捨てられてしまうケースが増えている。戦後七十六年を経て体験者が高齢化しているうえ、ステイホーム中に部屋の物を処分する「コロナ断捨離」の影響も出ている。資料館や博物館で引き取る場合もあるが、態勢は全国でまちまち。危機感を強め、資料のデジタル化に取り組む大学生に現状を聞いた。
大村秀章知事に対するリコール活動で提出された署名について、現職の公職者が本紙に、無断で名前を書かれていたと証言した。 愛知県議の神谷和利氏(自民、豊田市)は、不正な署名が含まれている疑いをインターネットで知り「解職を求めていないのに名前があったら困る」と市選管に個人情報の開示を請求。名前があると連絡を受け、「刑事告訴も頭にある」と憤った。同様に名前があった杉江繁樹県議(同、常滑市)も「真相を究明してほしい」と警察に被害を伝えたという。
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が夏場に標準時を早めるサマータイムの導入を政府に要請した。暑さ対策が狙いというが、国民生活への深刻な影響をどれほど考慮したのか。 夏の日照時間を有効に活用するのがサマータイムの本来の狙いである。欧米などでは七十カ国が採用しているが、欧州連合(EU)は今夏、加盟国の要請を受けて廃止の是非の検討を始めている。
「超絶技巧」と称され、ブームとなっている明治期の工芸作家の代表格でありながら、その素性が謎に包まれていた彫刻師・安藤緑山(りょくざん)の本名や生没年、肖像などが初めて明らかになった。緑山の作品が並ぶ巡回展をきっかけに、親族が「知っていることをお伝えしたい」と名乗り出た。 緑山は、本物そっくりに着色を施した象牙の彫刻で知られる。主に明治末期から昭和初期にかけて活躍した。皮の毛羽(けば)立ったタケノコや、表面のトゲが粒々と立ったキュウリなどを細部までほぼ実物大で再現。思わず目を見張る表現力で、近年、急速に人気が高まっている。 現存する作品は、国内外に八十点ほど確認されているが、作者のプロフィルや、着色などの技法は不明のまま。当時の工芸が「輸出向けの商品」とみられがちだったこともあり、現代の研究者の間でもほとんど分かっていなかった。展示を企画した三井記念美術館(東京・日本橋)の主任学芸員・小林祐
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 外来語多すぎて苦痛 岐阜の男性がNHK提訴 2013年6月25日 20時02分 テレビ番組で理解できない外来語が多すぎて精神的苦痛を負ったとして、岐阜県可児市の元公務員で、「日本語を大切にする会」世話人の高橋鵬二さん(71)が25日、NHKに対し141万円の慰謝料を求める訴えを名古屋地裁に起こした。 訴状などによると、高橋さんはNHKと受信契約を結び、番組を視聴しているが、必要がない場合でも外来語が乱用されていると主張。例として「リスク」「ケア」「トラブル」「コンシェルジュ」などを挙げ、「外国語の乱用に不快感を抱く者に不必要な精神的苦痛を与える」として、民法709条の不法行為に当たるとしている。 高橋さんは「若い世代は分かるかもしれないが、年配者は、アスリートとかコンプライアンスとか言われても分からない。質問状を出したが回答がない
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 「ヒッグス粒子」ほぼ確認 2012年7月4日 20時07分 「ヒッグス粒子」に関して記者会見で説明する「アトラス」チームの実験に参加した東大の浅井祥仁准教授=4日午後、東京都文京区 欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)は4日、世の中の最も基本的な粒子の一つで、物に重さ(質量)を与える「ヒッグス粒子」とみられる新粒子を発見したと発表した。日本の研究機関を含む国際チームが実験で「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子をほぼ捉えた。宇宙の成り立ちを知るのにつながるノーベル賞級の成果といえる。 ヒッグス粒子は、現代物理学を支える「標準理論」が予言しながら見つかっていない唯一の粒子で、新粒子がヒッグス粒子と確認されれば、標準理論の完成となる。 (共同) この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リスティング広告 最新記事 「
トップ > 静岡 > 8月14日の記事一覧 > 記事 【静岡】 手錠かけられ逮捕体験 県警で異例の“研修” 反発強く中止 2010年8月14日 盗撮行為で警部が逮捕されるなど不祥事が続く静岡県警が、警察署長ら所属長を除く警視と警部の全員に、逮捕の疑似体験をさせる異例の不祥事防止策を予定しながら、実施3日前の13日になって一転して中止を決定した。警察署の取調室で調書を取られ、手錠をはめられるなどの体験をさせることで、不適切な行為を起こさせないようにするのが狙いだったが、内部では「やりすぎだ」と反発が強まっていた。 関係者によると、疑似逮捕体験は「幹部職員に対するひとりひとりの心にしみわたる教養」と題され、16日から24日まで実施する予定で、約500人が対象とされた。 13日午前の中日新聞の取材に対し、県警監察課の担当者は「内部の反発などから、教養を中止する可能性もある」と説明。午後になって急
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 あなたの夢、映像化できるかも!? 2008年12月11日 朝刊 人の脳の血流変化を調べ、その人が見ている図形や文字を映像化することに国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)などの研究チームが世界で初めて成功、11日付の米科学誌ニューロンに発表した。チームは「技術を発展させれば、寝ている人の夢を画像として取り出すことも可能だ」と話している。 実験では、脳などの血流を見ることができる「機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)」を使用。まず、この装置でチームのスタッフらが目の前の画像を見た際に、大脳の視覚野の血流がどう変化するかを調べた。 画像は正方形で、縦横それぞれ10列、100のマスを白黒で色分けすることで図形などを表現。約400枚の画像を1枚当たり12秒間見せて血流変化のデータを蓄積、画像の模様と脳活動を関連づけるコン
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 新たに「刹」「椎」「賭」「遡」 常用漢字に4字追加案 2008年9月22日 夕刊 社会生活でよく使われる漢字の目安「常用漢字表」の改定作業を進めている文化審議会の漢字小委員会は22日、188字を新規追加し、現行の常用漢字から5字を外すとした暫定案をあらためて審議し「蒙」を除外した上で、古刹(こさつ)の「刹」、脊椎(せきつい)の「椎」、賭博の「賭」、遡上(そじょう)の「遡」の4字を新たに加えることを了承した。 暫定案の合計漢字数は現行の1945字に対し、2131字に増えることになる。「蒙」は「蒙古」以外では使用頻度が低く、「こうむる」と読む場合、現行の「被る」との使い分けで混乱する恐れがあり、除外するとした。 「刹」は熟語として使うことが多いのが追加理由。「椎」は、名前での使用が大半のため当初見送る予定だったが、医療用語を中
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