富士フイルムは、ISO3200での撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「FinePix F30」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。 1/1.7型の有効630万画素スーパーCCDハニカムと、高感度での撮影、大容量バッテリーなどを特徴とする「FinePix F」シリーズの最新モデル。海外では2月開幕の「PMA 2006」などで展示されていた。光学3倍ズームレンズ、xDピクチャーカードスロット、内蔵10MBメモリなどを採用する。 これまでのFinePix Fシリーズと異なり、新開発の第6世代「スーパーCCDハニカムVI HR」(従来は同V HR)を搭載。あわせて、画像処理エンジン「リアルフォトエンジン」も「リアルフォトエンジンII」になった。 また、ノイズを画像信号から分離して排除する「ダブルノイズリダクション方式」が進化。これらにより、ISO320