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ブックマーク / www.style.fm (15)

  • WEBアニメスタイル COLUMN ■アニメやぶにらみ 雪室俊一  第10回 アニメライターの死

    77歳の橋田壽賀子さんを筆頭にドラマの世界では、50代後半から70代にかけての熟年世代のライターが大勢、第一線で活躍している。しかし、わがアニメ界では70代はおろか、60代のライターですら、ほんの数人しかいない。 アニメライターの寿命は野球選手と同じで約20年という説もある。30代でデビューして50代になると仕事が激減、やがて開店休業になってしまうというわけだ。コーチにも監督にもなれない、アニメライターは永遠の失業者になりかねない。 なぜこんなことになるのか。第一にライターの存在がドラマほど重んじられてないことだ。ドラマの企画の場合“だれが出るか”の次に大事なのは“だれが書くか”なのだが、アニメの企画書を見てもライターの名前が載っていることはほとんどない。たまに載っていると5、6人のライターの名前がずらりと列記してあったりする。 第二に若いプロデューサー諸氏に熟年ライターと仕事をしたがらな

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    Fuetaro 2019/01/03
  • WEBアニメスタイル_特別企画

    『はじめ人間 ギャートルズ』DVDBOX解説書のため、肝付兼太の取材へ行ってきた。彼はこの作品で、もうひとりの主人公ともいえる、ゴンのとうちゃんを演じているのだ。他の作品についても、少しだけ伺うつもりだったのだが、肝付さんのお話はサービス満点。次々と今までのお仕事の秘話が飛び出した。それは解説書にはとても載せきれない分量で、このお話を埋もれさせるのは、あまりに勿体ない。そこで、バンダイビジュアルさんに許可をいただき、取材の一部をここに掲載できる事となった。じっくりとお読みください(ちなみに『ドラえもん』の話を全然聞いていないのは、今まであちこちで話されていると思ったからだ。あしからず)。 ●2005年6月28日 取材場所/東京ムービー 取材・構成/小黒祐一郎 協力/バンダイビジュアル、トムス・エンタテインメント PROFILE 肝付兼太 1935年11月15日生まれ、鹿児島県出身。『ドラえ

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    Fuetaro 2016/10/26
  • WEBアニメスタイル | 『ももへの手紙』沖浦啓之監督インタビュー第1回 きっかけは「不思議惑星キン・ザ・ザ」

    『ももへの手紙』沖浦啓之監督インタビュー 第1回 きっかけは「不思議惑星キン・ザ・ザ」 風光明媚な瀬戸内海の島を舞台に、父親を亡くした11歳の少女・ももが体験するひと夏の日々を描いたファンタジー作品『ももへの手紙』(4月21日より全国ロードショー/配給:角川映画)。原案・脚・監督を務めたのは、リアル系アニメーターの第一人者としても知られる沖浦啓之。約7年の歳月をかけて丹念に作り上げられた作は、彼の仕事をチェックしてきたファンなら「あの沖浦啓之がこんな映画を!?」と間違いなく驚愕するであろう一作だ。ひたすら硬質でストイックな語り口を貫いた前作『人狼 JIN-ROH』とは打って変わって、『ももへの手紙』は、のんびりとした、ユーモア溢れるハートウォーミングなエンタテインメント作品に仕上がっている。もちろん、とことんリアルな日常描写を追求する沖浦監督らしいこだわりは全編に渡って貫かれているが、

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    Fuetaro 2012/04/09
  • WEBアニメスタイル_特別企画

    前回に引き続き、アートランドの取材記事をお届けする。 後編では代表取締役の石黒昇人にご登場いただき、スタジオ草創期から現在までの様々な出来事や、関わりのあった人々などについて存分に語ってもらった。 石黒さんといえば、アートランド社長としての知名度もさる事ながら、『宇宙戦艦ヤマト』『鉄腕アトム』(TV・第2作)『超時空要塞マクロス』『メガゾーン23』『銀河英雄伝説』など数々の作品を手がけてきたアニメーション監督としても名高い。 前編の渡辺プロデューサーと入れ違いで取材に応じてくださった石黒さんは、淡々とした語り口の中にも作品づくりに対する情熱を感じさせ、やはり経営者という以上に、クリエイターとしての雰囲気を漂わせた方だった。 ●会社プロフィール 社名:株式会社アートランド 代表取締役:石黒昇 設立年月:1978年9月 従業員数:41名 公式サイト:http://www.artland.co

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    Fuetaro 2012/03/21
  • 「シナリオえーだば創作術・だれでもできる脚本家」 首藤剛志 第71回 自由に書いた『時の異邦人』 WEBアニメスタイル_COLUMN

    『戦国魔神ゴーショーグン』の小説を中心にものを書いているときに、ふってわいたように、ビデオ販売を最終目的にした『戦国魔神ゴーショーグン』の新作映画の話が飛び込んできた。 徳間書店の「アニメージュ」経由である。 TV版が終了してから、3年経っている。 だから、TV版はいっさい意識しないで、むしろ当時僕が書いていたロボットの出てこない小説版的な内容の、人間中心の話でかまわないという。 作品のストーリーやテーマは僕に任してくれて、何をやってもいいと言ってくれた。 つまり、『戦国魔神ゴーショーグン』とタイトルが付いていれば、何を作ってもいいというわけだ。 作家の自由に作っていい映画……こんな条件に飛びつかない脚家はいないだろう。 同時に進行し始めたアニメに、押井守氏の『天使のたまご』という作品があったが、あの作品も、作家が自分の思い通り自由に作った映画だったと思う。 でなければ、あれほど作家

  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    アニメスタイルとは サイトマップ お問い合わせ 旧サイト リンク トップ ホーム ■バックナンバー一覧へ ←BACK 第1426回 ロスの「FANIMECON」に参加 ■第1427回へ続く (11.05.30) ←BACK ↑PAGE TOP 編集・著作:スタジオ雄 協力: スタイル Copyright(C) 2000 STUDIO YOU. All rights reserved.

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    Fuetaro 2011/06/01
    サムシング吉松氏と海外遠征モモイストという面白すぎる組み合わせ
  • WEBアニメスタイル | もっとアニメを観よう2011 第4回 板垣伸が選んだ「きっと人生を豊かにする出崎アニメ20本」

    第4回 『あしたのジョー2』(TV・全47話) 『ベルサイユのばら』(TV・19話〜40話) 『宝島』(TV・全26話) 『ガンバの冒険』(TV・全26話) 『エースをねらえ!』(劇場) 『エースをねらえ!2』(OVA・全13話) 『ゴルゴ13』(劇場) 『スペースコブラ』(TV・う〜ん……あえて1話〜13話) 『おにいさまへ…』(TV・全39話) 『華星夜曲』(OVA・全4話) 『B.B』(OVA・全3話[未完]) 『AIR』(劇場) 『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』(TVスペシャル) 『BLACK JACK』(劇場) 『ブラック.ジャック』(OVA・全10話) 『宝島メモリアル「夕凪と呼ばれた男」』(オリジナル映像特典) 『立体アニメーション 家なき子』(TV・全51話) 『あしたのジョー』(TV・全79話) 『コブラ』(劇場) 『1ポンドの福音』(OVA・さきまくら名義)

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    第1回 イントロダクション 「世界の~」といえば、ちょっと前まではナベアツだったよね。ところが『スカイ・クロラ』公開を直前に控えて、さまざまなメディアに踊るようになったのは「セカイのオシイ」の名前なんだ。先日押井守監督が「テレフォンショッキング」に出演した『笑っていいとも!』でも、テロップで「この後、世界が認める監督が登場!」と謳っていたし。 でも……実は押井作品って、なんか難しそうでよくわからないと思っている人は少なくないんじゃないだろうか。なまじ「世界の~」なんてついちゃってるから逆にわかったつもりになって作品をちゃんと見ていない人もいたりして。 でも大丈夫。 これから全10回でお送りする、『押井マニア、知ったかぶり講座!』を読めば、ひ弱な君も、明日からは立派な押井マニア(のふりができる)! 今から読み始めれば『スカイ・クロラ』公開にも間に合うゾ。今から読んで、ライバルに差をつけろ(笑

    Fuetaro
    Fuetaro 2008/07/08
    MAROKOの説明が的確すぎる!特に5話のラストとか当時ねーよ!!と憤慨したもんだ。
  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    【artwork】「細田守 デジモン絵コンテ」をちょっとだけ紹介 第1回 『ぼくらのウォーゲーム!』(1) いよいよ発売される「デジモンアドベンチャー 絵コンテ 細田守」。今日から数回に分けて、このに収録される細田監督の絵コンテの一部を紹介します。 『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は同シリーズの劇場版第2作であり、物語と映像の両面において、隅々に至るまで緻密に作り込まれた細田守の代表作。彼のシャープな映像センスが堪能できるフィルムです。『時をかける少女』で細田作品に興味を持ったファンは、是非、作もチェックしましょう。

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    Fuetaro 2007/05/09
    クオリティたけぇ。
  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    好評をいただいた「時をかける少女 絵コンテ 細田守」に続き、アニメスタイルは細田監督の絵コンテブックを刊行します。 監督の代表作である劇場版『デジモンアドベンチャー』の絵コンテブックです。劇場1作め、2作めの『ぼくらのウォーゲーム!』、そして、同TV第1シリーズの21話「コロモン東京大激突!」のコンテを収録する予定。細田作品のファンが待ち望んでいた一冊であるはずです。 収録作品については、以下の記事をご覧になってください。 特集「アニメの技術を考える」クリエイター 創作の秘密 細田守インタビュー 【DATA BASE】『デジモン アドベンチャー』 【DATA BASE】『デジモン アドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 初心者のためのホソダマモル入門 その1 最初の一歩は『ウォーゲーム』♪ の巻 初心者のためのホソダマモル入門 その2 『デジモンアドベンチャー』で泣け! このには「時を

  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    今川泰宏監督の劇場長編『鉄人28号 白昼の残月』の公開がついに決定した。この作品は2004年に放映されたTVシリーズ『鉄人28号』の世界観を引き継ぐオリジナルストーリーの新作で、今川監督にとっては初の劇場作品となる。公開は2007年3月より、新宿武蔵野館他にてロードショー。以下、プレスリリースよりストーリーと解説を引用する。 〈ストーリー〉 戦後復興の兆しが見え始めた東京。少年探偵として“鉄人28号”を操り、難事件を次々解決している金田正太郎のもとに、戦争で行方不明になっていた同じ名前を持つ兄、正太郎(以下ショウタロウ)が現れる。 戦争のために鉄人の操縦士として訓練され、日に帰ったショウタロウを待っていたのは、「鉄人は弟の正太郎に譲る」という博士の遺言。そしてもはや彼を必要としない、平和な日。ショウタロウはショックを受けるが、現実を受け止め、正太郎に鉄人の操縦を伝授するのだった。 時同

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    Fuetaro 2006/11/11
    今川鉄人が帰ってきた!『音楽/伊福部昭』って?
  • 細田守 『デジモン』絵コンテ・コメンタリー

    アニメスタイルのイベント アニメスタイルでは、定期的にトークイベント、映画館でのオールナイトを企画・開催しています。 6月30日には「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 28 山内重保×細田守 デジモンアドベンチャー・プラス」を開催。 7月14日には「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 29 Blu-ray BOX発売記念『まなびストレート!』真夜中の文化祭」を開催。 ■2010年に開催したトークイベントの報告&感想メール 感想メールで振り返るアニメスタイルイベント2010 オールナイト編・その2(10.12.27) 感想メールで振り返るアニメスタイルイベント2010 オールナイト編・その1(10.12.24) 第54回アニメスタイルイベント 「マイマイ新子と千年の魔法 公開宣伝会議」(10.03.24) ■2009年に開催したトークイベントの報告&感想メール 「細

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    Fuetaro 2006/06/30
    行こうかなぁ。
  • WEBアニメスタイル 『時をかける少女』応援企画 - 初心者のためのホソダマモル入門

    アニメスタイルとは サイトマップ お問い合わせ 旧サイト リンク トップ ホーム ■特別企画メインへ ←BACK ■ 06/06/19 初心者のためのホソダマモル入門・その3 細田守の代表作を概観してみるぞ! ■ 06/06/12 初心者のためのホソダマモル入門・その2 『デジモンアドベンチャー』で泣け! ■ 06/06/05 初心者のためのホソダマモル入門・その1 最初の一歩は『ウォーゲーム』♪ の巻 ←BACK ↑PAGE TOP 編集・著作:スタジオ雄 協力: スタイル Copyright(C) 2000 STUDIO YOU. All rights reserved.

  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    国内最大級のアニメイベント「東京国際アニメフェア2006」が、有明の東京ビッグサイトで開催された。毎年、このイベントに合わせて製作記者会見や新作トレーラーの公開が行われているが、今年は例年よりも新作発表が多数行われた様子。各社の展示ブースは多くの来場者で賑わい、豊富な新作タイトルの数々が業界関係者とファンの目を奪っていた。 中でも注目を集めたのは、24日に行われた、細田守監督・マッドハウス制作の劇場新作『時をかける少女』の記者会見。つい前日にできあがったばかりというプロモーション映像も上映され、クオリティの高い映像で期待を煽った。 ステージに登場したのは、製作を務める角川書店専務取締役の井上伸一郎、原作者の筒井康隆、監督の細田守、そしてキャラクターデザインの貞義行。自らこの原作を映画化したいと言って企画を実現させた細田監督を始め、それぞれが作品への意気込みを語った。 細田 非常に伝統ある

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    Fuetaro 2006/04/02
    『二代目』時かけ少女!!
  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    前回、公開前に『F91』の絵コンテを読んだ話を書いたけれど、当は作品ができあがる前にコンテを読みたくはない。事前の情報をなるべく頭に入れないで、完成品を観る方が幸せだからだ。ただ、事前に絵コンテを読むという行為は、それはそれでスリリングな体験だ。 忘れられないのが、劇場版『機動警察パトレイバー』での経験だ。この作品についても、僕はアニメージュで記事作りに参加している。メインの作品担当は他にいたので、僕はスタッフのインタビューなどをやらせてもらった。「狂走都市東京に立ち向かう若者たち」というタイトルの特集があったが、「狂走都市」のネーミングは僕が考えた。結構気に入っている。 仕事でかかわっている事もあって、劇場版『パトレイバー』のコンテは、比較的早い段階で読んだ。この映画は“東京”をテーマのひとつにしており、過去を感じられる東京の風景が劇中に登場する。その風景のいくつかは、既成の東京に関す

    Fuetaro
    Fuetaro 2006/03/28
    ラピュタのコンテを先に見て、同じように脳内アニメで本編がつまらなかった思い出が(笑)
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