食事の回数 元来、猫は自分で餌を獲って、少量ずつ複数回に分けて食べる習性の動物ですが、家族として人間と共に生活していれば、こうはいきません。 成猫の食事は、朝・晩の2回に分けて与えるとよいでしょう。1日1食の場合には空腹で過ごす時間が長くなるため、食事の際に急いで食べて、食後に吐いたりすることがあります。また、2回に分けた場合も食事と食事の間隔が長いと、体が脂肪をためこみやすくなり肥満の原因になることもありますので注意しましょう。 自分のペースで食事をする猫ちゃんの場合は、自由給与(容器に一定量のフードを入れておき、自由な時間に食べられるようにしておく方法)にしてもよいでしょう。自由給与には、傷みにくいドライフードが適しています。 なお、子猫は、消化機能も未熟なために1度に食べられる量が少ないので、1日の食事回数を増やして与えるようにします。成長とともに必要なエネルギーが増えるので、猫ちゃ