今や高速道路を通行するのに欠かせないのがETCだ。スムースなのはもちろん、お得な割引も用意されていたりして、普及率も高い。しかし、そのETCが使えなくなってしまう可能性があるのはご存じだろうか。ETCなんて、料金所で電波をやり取りするだけのシンプルなものだから、使えなくなるなんて信じられないと思うかもしれないが、じつは近々、もしからしたら使えなくなるかもしれないのだ。 【写真】クレカが限度額オーバーだとETCゲートはどうなる? ポイントはふたつで、新スプリアス規格対応と新セキュリティ対応だ。このふたつに対応していないと使用することができなくなってしまう。 まずは新スプリアス規格対応から見ていくと、スプリアス規格とは「必要な周波数帯の外側に発射される不要な電波の強度に対する許容値の規格」で、電波障害の原因にもなるので、規制されているもの。それが強化されるのだが、その期限は2022年11月30