公開されたスプリントA。イプシロンに搭載される状態で両側の太陽光パネルは閉じたまま=20日午後3時13分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所公開されたスプリントA。イプシロンに搭載される状態で太陽光パネル(黒い部分)は閉じたまま=20日午後3時22分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所太陽光パネルを両側に広げたスプリントAの模型=20日午後2時40分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所 【周防原孝司】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、惑星観測衛星「スプリントA」を、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で報道関係者に公開した。8月22日に同観測所から打ち上げる新型ロケット「イプシロン」に搭載される。 スプリントAは、高度約950〜1150キロの楕(だ)円軌道で地球を回りながら、金星や火星、木星などを遠隔観測する、世界で最初の惑星観測用の宇宙望遠鏡。 1年間にわたり、惑星の