■ Ruby 手習い tree コマンドをつくる 応用編では、Ruby の機能を使って便利な使えるツールを作っていきます。 プログラムの書き方やスクリプトの書き方を文法から勉強しただけでは、作るというときに目的を達成できないことがあります。 プログラミング/スクリプティングに役立つ考え方や、実現方法についても扱っていきます。 ここでは、Ruby の便利な「組み込みクラス」の「Dir クラス」を使います。 ディレクトリとそのディレクトリに所属するファイルを手軽に扱えるので、ぜひ活用してください。 また、プログラミングのテクニックとして、 =再帰的処理= を扱っていきます。 これで、 =ディレクトリ= をうまく扱えるようになります。 目的として tree というコマンドを作成します。 実行例(sample0.txt)は、tree.rb を使った Ruby のソースコードのディレクトリ構造です。