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人間と会社に関するHukusuiのブックマーク (2)

  • 上司は部下に好かれる必要はないが、嫌われてはいけない

    先日、旧友と久しぶりに再会した。彼は外資系の製造業に就職をしたのだが、学生時代と変わらず、ストイックな人間であった。同じ業界の幾つかの会社を経て、彼は現在、管理職となっており、ひとつの部門を率いている。 「管理職は大変では?」と聞くと、彼は「重要なことが分かるまでは大変だった」と言った。 私は「重要なこと?」と聞くと、彼は話をしてくれた。 聞けば彼は数年前、管理職に昇進を果たしたのだが、初年度の成果は惨憺たるものであったそうだ。その原因は「部下との関係」であった。 基的に彼は学生の時から完璧を期す人間であった。ミスを極力減らし、成果をあげるため努力する。彼が今の地位にあるのは、ひとえにその賜である。 だが、彼は自分に厳しいだけではない。人にもそれを求める人間であった。当然、部下にもそれを求めたのだろう。自らを律し、成果に対して真摯に向かい合うことを部下にも要求した。 彼は「厳しい管理職」

    上司は部下に好かれる必要はないが、嫌われてはいけない
  • 真に優れた人物は「どうしても時間のかかることがある」と知っている。

    企業は基的に「短期志向」である。1年単位で目標を設定し、その目標を達成すべく活動する。 3年から5年先の中期計画をたてる場合もあるが、ほとんどの場合それは達成されない。現実的には3年先のことを今日行う会社は殆ど無い。 「3年先のことは、2年半後から始めれば良い」と、ある会社の役員は言ったが、現場はそのように動いている。 短期志向が悪いわけではない。株主は気が短いので、3年後のあてにならない約束より、今日の確実な株価の上昇や配当を狙う。 また、経営陣も同様で年単位で評価される彼等は、今年の業績が悪ければ3年後は無いことを知っている。 「長期的な繁栄は、短期の繁栄の積み重ねで出来ている」とある外資系企業の経営者は述べたが、これは経営者の基的な考え方を反映していると言って良いだろう。 これは、私が長いことコンサルタントをやってきた経験とも一致する。とにかく、企業は「気が短い」のである。 だが

    真に優れた人物は「どうしても時間のかかることがある」と知っている。
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