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人間と教育に関するHukusuiのブックマーク (2)

  • 体験欠乏症|shinshinohara

    お金もらうわけにいかないし、晩飯だけべさせて」という約束で家庭教師をしていたことがある。指導することになったその子の状況について、家族全員に説明していたところ、その子の妹が不思議そうに「なんで文章みたいに話せるの?」と聞いてきた。 その家族の会話は、ほとんど単語で終わっていた。「ねえ、○○は?」「おい、△△しろ」その場の状況から察することができるから、単語で事足りる生活をしていた。状況から察する能力があるのだから、頭は悪くない。ただし、言葉を鍛えられる環境にはなかった。 もちろん家族の誰も、を読む習慣がなかった。「文章」と出会うのは、学校の教科書くらい。そんな生活環境の中で、私のように「文章」のように論理を組み立ててしゃべる人と出会って、その妹は驚いたようだ。 そのような生活環境で言葉を鍛えることができるかというと、難しい。言葉を鍛えなければ、学校の勉強についていくのも難しくなる。何

    体験欠乏症|shinshinohara
  • 子は意味もなく生まれ - ←ズイショ→

    この文章は、最初「子は意味もなく生まれ」というタイトルで考えて書き始めたのでそのままになっているが、書き終えて改めて考えてみるとわざわざ「子」と対象を限定する必要がないことに気付いた。人は誰も誰かの子だし、親もかつて未だ親ならざるものの子だった。「人は意味もなく生まれ」でよかったじゃん、と思った。 嫁が、昔からの友人と先日遊びに行っていて楽しかったらしいので何よりだったのだが、そこで話した色々について聞かされるなかで出てきた話題のたくさんの中のひとつに、嫁さんと嫁さんの会った友人の共通の友人のなんとかさんの息子の話題が出てきた。なんとかさんの息子さんは大層な変わり者の子であるらしく、なかなか話も通じなければよくわからない行動も多くて、そのお母さんは色々悩みもした結果、宇宙人から預かったもんだと思って育てているらしい。 それでお母さん、日頃大変なことは色々あるらしいのだけれど、ある時にその息

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