旧帝で理系の研究室を10年以上主宰している. どんな学部や学科でも学生の5〜10%は研究室に来なくなる学生予備軍である. そういう学生は研究はうまくいかないし,就職に苦労するし,最終的には退学する. 大学院の退学なら大卒だが,卒論時に退学したら高卒である.そういうことを防いであげたい. 学生の5〜10%が退学予備軍であるとすると,10年も研究室を主宰していると何名かはそういう学生が出そうだが, 今のところ一人もいない.また,研究室主宰前にポスドクや助教などでいた研究室にも 全くそういう学生を生み出さなかった研究室がある. 一方で2~3年に一人くらいの割合でそのような学生を生み出す研究室もある. そういう研究室の主宰者は「交通事故のようなもの = ある一定の確率で発生してしまう避けられない事象」と言う. 確かにそういう面もあると思う.人間と人間のマッチングだ.うまくいかないことはある. でも
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