起業をして社長になるんだったら、会計知識が絶対に必要になってくる。ただし「会計知識なんて、必要になれば自然に身に付くから、事前に勉強しなくてもいいよ。」という意見もあり、私もこれは正しい部分があると思う。 こういった言説が出てくる裏には、会計という概念知識は「具体的な会計対象がない状態で勉強するのが結構難しい」ということがある一方で、「具体的な会計対象」があれば、それほど難しいものでもないので、時間をかければそのうち理解できるようになるという事情があると思う。 このエントリーは、下記のホッテントリーに触発されて書き始めたのだが、エントリー主のmojix氏は独立して会社を設立されている方なので、重要な視点が抜け落ちている。 ウィキペディアで会計関連のページを見てみたら、とても充実していて驚いた。 (中略) ウィキペディアはWebの「フリー百科事典」なので、「貸借対照表」「損益計算書」といった