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ブックマーク / newswitch.jp (4)

  • 世界で2社しか作れない!高耐熱「チラノ繊維」の正体をひもとく ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    宇部興産は、航空機エンジンへの採用に向け、量産と同じプロセスで高耐熱繊維「チラノ繊維」を生産する設備を整えた。高温領域のタービンで、ニッケル合金を代替して軽量化できる唯一の素材だ。この数年、世の中のニーズと同繊維を使いこなす技術がそろってきた。世界で2社しか作れない特殊な繊維の正体をひもとく。 化学カンパニー機能品事業部機能品営業部の中安哲夫部長は、「タービンを軽量化できるネタは、チラノ繊維のほかにはない」と話す。同繊維は炭化ケイ素(SiC)でできた繊維で、耐熱温度は1800度C以上、重さは金属の3分の1。 エンジン部材となる同繊維を骨組みにしたセラミック複合材料(CMC)は、耐熱温度は1400度C程度で、ニッケル合金より約300度C高い。軽量化や高温エンジンへの対応により、燃費を改善できる航空機エンジンの“ゲームチェンジャー”と目される。 現在、同社のチラノ繊維は顧客による認定作業が進む

    世界で2社しか作れない!高耐熱「チラノ繊維」の正体をひもとく ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 伸び悩む「ラジコ」、データ活用でブレークスルーはあるか

    スマートフォンなどでラジオが聞ける「radiko(ラジコ)」が大きな一歩を踏み出した。これまで蓄積してきた聴取ログや有料会員の属性データなどを基にラジコDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を構築し、利用者ごとに内容が違う広告を配信するサービスの実証実験を7月に始めた。DMPは今後、広告配信だけでなく、機能の拡充に向けた活用が期待される。一方、ラジコはここ5年以上、利用者数が伸び悩んでいる。ラジオ業界の課題である聴取率の下落傾向に歯止めをかけ、業界を活性化する目標は果たせていない。DMPによってラジコをどう進化させ、どのように目標達成を目指すか。radiko(東京都中央区)の青木貴博社長に今後の戦略を聞いた。 無料会員制度が必要 ―7月に音声によるターゲティング広告サービス「ラジコオーディオアド(※1)」の実証実験をはじめました。 個人をターゲティングして広告を配信できるようにな

    伸び悩む「ラジコ」、データ活用でブレークスルーはあるか
  • 下請法の運用強化、親事業者に「現金支払い」要請 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    政府が下請け取引の適正化に乗り出している。年内をめどに「下請代金支払遅延等防止法」(下請法)の運用基準や支払手形に関する通達を見直し、親事業者に対して下請け代金の支払い条件について改善を促す。さまざまな業界に自主行動計画の策定を要請していく考えで、サプライチェーン全体での浸透を目指す。 下請法の運用基準見直しに関しては、中小企業庁が違反行為事例の追加を公正取引委員会に提案。これを踏まえて公取委が見直し作業を進める。 適正取引の実現に向けては、下請代金の支払い条件の改善に取り組む。例えば支払いに手形を使う場合、振り出しから支払いまでの期間が長いと、下請け事業者にとっては資金繰りの負担となる。 中小企業庁が実態把握のために実施している「発注方式等取引条件改善調査」では、下請代金の受け取り方法が「すべて現金」と回答した下請け事業者の割合は年々増加。2015年度には、59・0%に達した。一方で、手

    下請法の運用強化、親事業者に「現金支払い」要請 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 単層カーボンナノチューブ量産開始―“夢の材料”用途開拓に期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    国産単層カーボンナノチューブ(CNT)の実用化が大きな節目を迎える。日ゼオンの量産工場が11日に動きだす。産業技術総合研究所が製造技術を開発し、日ゼオンと量産プロセスに仕上げた。CNTの発見から約25年、製造技術の開発から10年を経て工業化には成功した。これから車載用電池や構造材など各用途での格的な実用化開発が始まる。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産総研などCNT関係者の執念が結実する。 大きな節目 技術者の執念結実 CNTは炭素でできた極細のチューブだ。1991年に名城大学の飯島澄男教授(当時NEC主管研究員)が発見した。理想的な単層CNTは比重がアルミニウムの半分で強度は鉄鋼の20倍、電子移動度はシリコンの約10倍で、流せる電流量は銅の1000倍、熱伝導性も銅の5倍以上と画期的な性質を持つ。宇宙と地球を結ぶ宇宙エレベーターのワイヤなど夢の材料として脚

    単層カーボンナノチューブ量産開始―“夢の材料”用途開拓に期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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