「(自民案のように)国が指導するのは踏み込みすぎ」 インターネット上の「有害情報」対策を検討してきた、民主党の「違法・有害サイト対策プロジェクトチーム(PT)」(座長・松本剛明衆議院議員)は、法律の骨子案を完成させた。すでに自民党は法案の条文化作業を終えて、さらなる議論に入っている。一方、民主党の条文化作業はこれからだ。自民党案とはどのように違うのか。PTの事務局長・高井美穂衆議院議員に、衆議院第一議員会館内の事務所で話を聞いた。 「次の内閣」の了承を得た段階。条文化の作業へ 民主党の法案名は「子どもが安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」。骨子案によると、法律の目的は、インターネット上の有害情報を閲覧する機会をできるだけ少なくすることと、子どもが安心してインターネットが利用できること、としている。 「今は中間報告が出て、党の政策決定機関『次の内閣(NC:Ne