石原慎太郎東京都知事が公費を使って側近や自民党政治家らと行っていた飲み食いが二〇〇〇年四月から〇六年末までの七年間で百五十五回、千六百十五万円にのぼっていたことが九日、日本共産党都議団の調べで明らかになりました。(東京都議会議員団ホームページに全文) (写真)石原都知事の無駄遣いの問題で記者会見する(左から)大山とも子、曽根はじめ、渡辺康信、吉田信夫、清水ひで子、古館和憲の各都議=9日、都庁 日本共産党都議団が入手した情報開示文書などによると、知事交際費支出のほとんどは、石原知事と側近の浜渦武生副知事(現都参与)、高井英樹特別秘書らによる飲食・接待が占めていました。一回の接待で明らかにされる相手の名前は一人だけで、後は「闇(やみ)の中」です。 また、知事がトップダウンで都政に持ち込んだ羽田空港再拡張や秋葉原再開発、新銀行東京、米軍横田基地の軍民共用化など、都が本来支出する必要のない費用を支