東京都議会予算特別委員会は十三日、新銀行東京の経営破たん問題の審議をめぐって紛糾し、予定時刻から七時間近く遅れ午後八時前になって開会し、審議は十四日明け方近くまで続きました。 開会直後、日本共産党の大山とも子都議は、新銀行が公表を拒む経営破たんの原因を分析した「調査報告書」全文の提出と、旧経営陣の参考人招致を求める緊急動議を提出しました。三宅茂樹委員長(自民党)は採決しようとしなかったため、日本共産党の委員が委員長席に詰め寄り、「委員長。動議が出たのだから採決しなさい」「会議規則通りにやりなさい。汚点を残す重大問題だ」と強く抗議。委員会は約十分間近く紛糾しました。 これを受けて三宅委員長は、参考人招致の動議だけを採決し、日本共産党、生活者ネットワークが賛成、自民、民主、公明各党の反対多数で否決しました。委員長は、調査報告書全文の提出を求める動議は採決しませんでした。 この日午前開かれた同委
十二日の東京都議会予算特別委員会で日本共産党の大山とも子議員は、都民の怒りの声が寄せられている新銀行東京の経営破たんの問題で、引き続き石原慎太郎知事の責任をただしました。 十一日の同委で吉田信夫議員が取り上げた新銀行のマスタープラン原案にあったデータを都幹部が「三年後赤字」から「大幅な黒字」に書き換えた問題について一般紙も注目し報道しました。石原知事は「調査する必要があるならやったらいい」と無責任な態度に終始し、佐藤広産業労働局長は事実を否定しました。 大山氏は「銀行を進めるかやめるかにかかわる重大問題だ。事実を調べもしない態度は許されない」と批判し、すべての関係書類の公開と関係者の調査を要求しました。 石原知事は「証言者の名前を明かさなければ調査できない」と重ねて調査を拒否。「自分が社長ならもっと大きな銀行にした」との知事の答弁を聞いて「冗談じゃない」「素人が社長になったら傷が深くなるば
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く