日本放送協会(NHK)は2010年3月4日、地上デジタル放送受信機の普及台数が7000万台を突破したと発表した。NHKの速報値によると、2010年2月末時点で地上デジタル放送の受信に対応するテレビと外付けチューナー(チューナー内蔵録画機を含む)、ケーブルテレビ用セットトップ・ボックス(STB)の普及台数は合計で約6852万台だった。2010年1月末時点の地上デジタルチューナー内蔵パソコンの普及台数(約190万台、電子情報技術産業協会が発表)を含めると、約7042万台である。 総務省や放送事業者などが参加する「地上デジタル推進全国会議」は2010年3月末時点で6960万台の普及を目指している。1カ月前にこの目標を上回る結果となった。