「放送と人権等権利に関する委員会」(BRC)は十日、NHK番組改変訴訟の高裁判決を報じた二〇〇七年一月二十九日のNHK「ニュースウオッチ9」について「放送倫理違反があった」との見解を示しました。BRCは、NHKと民放でつくる第三者機関BPO(放送倫理・番組向上機構)の中の委員会です。 申し立てていたのは、市民団体「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(バウネット・ジャパン)。同番組が、ETV番組「問われる戦時性暴力」(二〇〇一年放送)の高裁判決について、一方的な解釈とETV番組への介入が疑われる自民党の政治家二人のコメントのみを報じており、公平原則に違反している、などと訴えていました。 BRCの竹田稔委員長は、「申立人らの意見に一切触れることなく、自らの解釈だけを報じたことは、申立人らに対して公平・公正を欠き、放送倫理違反があった」と指摘。NHK自身が当事者という特殊性も考慮すると「よりい
二十日の参院総務委員会で、日本共産党の山下芳生議員は、自民党の礒崎陽輔議員が午前中の質問でNHK番組を攻撃した問題について取り上げました。 礒崎議員がやり玉に挙げたのは、NHKスペシャル「セーフティネット・クライシス 日本の社会保障が危ない」(五月十一日放送)。仕事を失い、国民健康保険料が払えず保険証を取り上げられた結果、医療が受けられずに亡くなった男性や、介護保険制度の改悪で必要な介護が受けられなくなった七十代の女性の姿を映し出し、今の社会保障制度について迫った番組です。 礒崎議員は「保険料の減免制度もあれば、医療扶助もある。制度上では医療をうけられないことはない。保険証の取り上げと死亡の因果関係を検証したのか。きわめていいかげん」と述べました。 さらに「政治的公平の観点から問題がある」とし、番組冒頭に出てきた二つの病院が「民医連に加盟し、日本共産党と深い関係にある。偏った取材である」と
◇〈私の主張〉新総裁に望むNew! ◇〈私の主張〉大分県教育問題の深層New! ◇〈私の主張〉福田首相が退陣表明 ◇国会質問あれこれ ◇新着情報 ◎「新風会だより第3号」をアップしました。左の「新風会だより」のボタンから御覧ください。 ◎「いそざき陽輔東京後援会」入会申込みの受付を始めました。詳しくは、「入会と献金」のページを御覧ください。 バックナンバーは、左の「私の主張(既掲)」から御覧ください。 新総裁に望む(9月22日) 本日自民党総裁選が行われ、麻生太郎さんが新総裁に当選しました。誠におめでとうございます。新聞は、「出来レースである。」とか「政策議論は不発に終わった。」など、いつものように言いたい放題のことを書いていますが、私は、5人の候補者の皆さんは本当に立派に戦われたと思っています。別にショーをやっているわけではありません。同じ政党の中で、そう大きく政策が異
NHKにリストラ合理化を迫る古森氏に喝采を送るマスコミのジャーナリズム精神の退廃 一つ前の記事で、NHK経営委員会が去る9月25日に開かれた経営委員会で、NHK執行部が提出した次期経営計画案を差し戻した件について論評した。そこでも少し触れたが、こうした経営委員会の対応をNHKにさらなる改革の要求を突きつけた快挙と評価する論調がその後も見受けられる。『朝日新聞』が9月27日の朝刊に掲載した「NHK改革 とんと晴れぬ橋本会長」と題する社説はその典型例である。その中で朝日新聞は次のように記している。 「NHKの経営委員会もなかなかやるじゃないか。執行部が出した来年度からの5ヵ年経営計画案を突き返したと聞いて、そう思った人も多いだろう。」 「民間企業の現職社長が委員長を務めるようになったことも大きい。今の古森重隆氏は富士フィルムホールディングス社長だ。写真フィルムからの転換を大胆に推し進めた人だけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く