戦慄(せんりつ)の監視ファイル、その中身は−? 日本航空の最大労組「JAL労働組合」が作成した9000人を超す客室乗務員(CA)の個人情報リスト。26日、日航のCA194人がJAL労組や日航を相手取り、損害賠償を求めて提訴した。家庭環境から病歴、思想信条などプライバシーを丸裸にする情報があふれたリストの内容が報道され、世間を驚かせた。また、リストは契約から正社員へ移行する客室乗務員を丸抱えするために利用された−との見方も広がっている。(水野拓昌) ■「赤っぽい」「私生活乱れている」 「父なし子を育てている」 「父親は教員、日教組」 「総会屋の娘」「流産」 「SL(生理休暇)常習」 訴状には、リストに集積されていた個人情報の一例が並ぶ。 訴状によると、JAL労組は平成8年以降、客室乗務員9862人分の個人情報を無断で収集し、1人158項目ものリストを作成。一部の組合幹部がパソコンで保存、更新
事件名:JAL客室乗務員監視ファイル事件 事件の内容:プライバシー侵害、団結権侵害による慰謝料 合計4818万円の請求。 客室乗務員らは、プライバシー侵害で慰謝料22万円の請求。 CCUは、団結権侵害で慰謝料550万円請求 当事者:客室乗務員194名 (OB・OG18名を含む) 日本航空キャビンクルーユニオン (略称CCU) VS JAL、JAL労働組合 (略称JALFIO)、JALFIO役員ら5名 係属機関:東京地方裁判所 民事第19部中西裁判長 10月28日に原告側全面勝訴の判決が言い渡されました。 原告団、弁護団声明 2010.10.28 紹介者:長尾詩子弁護士・小貫陽介弁護士 連絡先:東京南部法律事務所 日本航空キャビンクルー・ユニオンHP 【事件の概要】 (1) 監視ファイルとは? JALFIOが収集保管する、9862名の及ぶJAL所属の客室乗務員についての個人情報を記載した情報
日本航空労働組合 〒140-0041東京都大田区羽田空港1-6-2 Tel:03-3747-7774 Fax:03-3747-0072
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