鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が18日、障害者への差別的記述に対する抗議に訪れた障害がある熊本県議らに対し「『めくら千人、めあき千人』との言い回しがあるが、どう言えばいいのか」と差別用語を持ち出して反論していたことが、関係者への取材で分かった。竹原市長は就任直後のブログにも同様の言葉を記載していた。市長は同日「差別的記述」と批判された11月8日付ブログの一部を削除した。県議らは「絶対に使ってはいけない言葉。残念でならない」と反発している。 抗議したのは、障害がある全国の議員らでつくる「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」(入部香代子代表、30人)。平野みどり熊本県議(51)ら3議員が18日正午過ぎ、車椅子で訪問し竹原市長と非公開で面会した。 出席した村上博・熊本市議(59)によると、平野県議が「差別するつもりはなくても、相手が傷つけば差別になる」と指摘。これにに対し、市長は「そ