05年の郵政総選挙で初当選した自民党の杉村太蔵衆院議員(比例南関東ブロック)が4日、自民党本部で記者会見し、次期総選挙への立候補を断念する意向を表明した。北海道1区からの立候補を模索していたが、党本部から公認が得られない見通しであることを受け、「無所属で立候補することは民主党を利することになる」と述べた。 杉村氏は昨年12月、「(党の)公認を得るための活動はしてきているが、公認がなくても必ず立候補する」と述べ、無所属でも北海道1区から立候補する考えを示していた。
自民党の杉村太蔵衆院議員が2009年6月4日午後、党本部の記者会見で次期衆院選への不出馬を表明し、「一党員として、自由民主党の勝利に向け、できる限りつくしたい」と述べた。 杉村氏は次期衆院選で北海道1区からの出馬を希望していたが、党本部は08年7月、公認候補を「YOSAKOIソーラン祭り」創始者の会社役員、長谷川岳氏に決定。08年12月のセミナーで杉村氏は「北海道1区以外の選挙区から次期衆院選に出馬することは100パーセントない」と述べ、記者会見では最終的に公認が得られない場合、無所属でも出馬する意向であることを示していた。 「北海道知事になればいいじゃん」 杉村氏は05年に比例南関東ブロックから衆院議員に初当選。当時26歳で、ニートやフリーターなど、同世代の若者の問題に取り組みたいと語っていた。そのため、ネットでは「タイゾー」と呼ばれ、ことあるごとに話題になったが、今回の不出馬表明後も2
自民党の杉村太蔵衆院議員は4日、党本部で記者会見し、次期衆院選に出馬しないことを表明した。杉村氏は「自民党の勝利に尽くしたい」と語り、不出馬の意向を菅義偉選対副委員長に伝えたことを明らかにした。 杉村氏は「いずれひと回りもふた回りも大きくなって、この場に挑戦したい。捲土重来を期したい」と述べ、将来、国政へ再び挑戦する考えを示した。 杉村氏は先の衆院選は比例代表南関東ブロックで当選し、次期衆院選は北海道1区からの出馬を希望していた。だが、自民党は昨年7月、同1区の公認候補に「YOSAKOIソーラン祭り」創設者の会社役員、長谷川岳氏を決定。同1区からの出馬にこだわる杉村氏が反発し、動向が注目されていた。
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