「悪質リフォーム」にご用心―安倍式改憲は、この国の屋台骨を壊す 2007年7月30日 参議院選挙の結果が出た。与党が大敗した。とりわけ地方の1人区で自民党は閣僚経験者を含め多数の現職が落選した。四国4県で自民党は議席ゼロ。これが今回の選挙を象徴している。地方の怒りは途方もなく大きく、深かったようだ。しかし、いま(7月29日午後10時45分)、テレビ中継をみると、安倍首相は政権続投を表明した。1989年7月の参院選に匹敵する大敗北にもかかわらず、「これからも総理大臣として責任を果たしていく」と笑みをたたえながら語っている。この軽さ、明るさはなんだろう。なお、この選挙の意義についてはすでに前回書いたので、今回は「改憲」を家のリフォームと対比させた原稿をUPする。「構造改革」に始まり、「郵政民営化」では参議院の機能までも壊してしまった最初の「リフォーム屋(小泉政権)」の流れをくむ安倍政権。そこに