事件名:刑事裁判権放棄文書閲覧禁止処分取消等請求事件 (真理がわれらを自由にする事件) 内 容:日本政府が在日米軍関係者による犯罪の裁判権を放棄するとした検察官用資料について、国立国会図書館が閲覧禁止としたことについて、 ジャーナリストの斎藤貴男さんが処分取消を求める訴訟 当事者:斎藤貴男 VS 国 係属機関:東京高等裁判所第23民事部 原告の請求を棄却した控訴審判決を不服とし、原告は上告・上告受理申立をしたが、2013年9月24日、上告棄却・上告不受理を決定。 紹介者:全東周弁護士 【裁判の概要】 2008年8月21日、原告のジャーナリスト・斎藤貴男さんは、国立国会図書館に対して、 日本国内で米兵及びその家族らが犯罪を犯した際の扱いなどを定めた 「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」 (1972年法務省作成)について、閲覧を求めたが、閲覧禁止とされた。そこで、同氏は、20