民主党の小沢一郎元代表は3日午後、インターネットの番組に出演し、資金管理団体の政治資金規正法違反事件をめぐる自身の国会招致問題について、「裁判所の手続きに入っている。三権分立から言えば、司法で取り上げているのものを立法府が議論するのは妥当ではないし、必要ではない」と述べ、衆院政治倫理審査会(政倫審)などの出席に応じない考えを示した。 同党の岡田克也幹事長が小沢氏との会談を申し入れていることに関しては、「政倫審に出るべきだという議論が前提であれば、(話が)違う」と述べ、岡田氏との会談に難色を示した。 【関連記事】 尖閣問題「燎原の火」を点けた「酒乱船長」の暴走 臨時国会は何のために?〜迷走する菅内閣〜 〔写真特集〕政治家・小沢一郎 4日に補正で代表質問=景気・雇用めぐり論戦 小沢氏招致「引き延ばさない」=民主・岡田克也幹事長インタビュー