映画 「靖国」 の評価で一致 今年は浅沼稲次郎が右翼の狂刃に斃れて50年、そんな時、鈴木邦男氏から新著 『右翼は言論の敵か』 (ちくま新書)が贈られてきた。 氏とは、ここ3~4年いろいろな会合でしばしば同席するようになったが、積極的に氏と話そうと思うことはなかった。 いや、むしろなるべく関わりを持つまいと意識的に努めてきた。 それは鈴木氏が新右翼 「一水会」 創始者を看板として他陣営(?)に入り込んで来、少しばかり気のきいたこと――私達が言えば極く当り前のことだが、 それを新右翼 「一水会」 の鈴木邦男が言うということで評価される。家業に励んでいた長男よりも改心して戻った放蕩の次男の方が誉めそやされるのは昔からよくあることだ。 ――を言っている人物という印象があったからだ。そんな印象が若干変わったのは、2008年夏、 平和学専攻の前田朗東京造形大学教授が八王子で開催した会合に鈴木氏とともに
ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』上映中止が相次ぐ中、同映画の上映会とシンポジウムが、東京中野区の「なかのZERO小ホール」で開かれた。上映会場の550名の席は満席となり、60名ほどが会場に入れずに、ロビーのモニターで鑑賞する盛況となった。 イベントの主催は月刊誌「創」を出版する創出版。シンポジウムでは、映画の主役として出演している環境活動家のリック・オバリー氏も登場し、言論表現の自由を保障した日本国憲法第21条が書かれたボードを掲げながら「この映画を日本の観客に観てほしい」と訴えた。 シンポジウムでは映画監督やジャーナリストら60人による緊急アピールを発表。創の篠田編集長は「劇場に抗議の電話をするのではなく、激励を送ってあげて欲しい。不安に思っているであろう彼らの力になるはず」と観客に呼びかけた。 映画「ザ・コーブ」は今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリーの受賞作。和歌山県太地町のイルカ
ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映中止が相次ぐ中、6月9日、映画の上映とシンポジウムが、なかのZERO小ホールで行われた。このイベントの主催は、月刊誌「創」。上映会場の550名の席は満席となり、約100名が会場に入れずに、外のモニターなどで鑑賞した。 前編 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/541 映画「ザ・コーヴ」~上映中止反対シンポジウム(後編) ■発言者 篠田博之さん(『創』編集長) 加藤武史さん(映画「ザ・コーヴ」配給会社 株式会社アンプラグド 代表取締役) 坂野正人さん(カメラマン・ディレクター) 綿井健陽さん(ジャーナリスト・映画監督) 鈴木邦男さん(一水会顧問) 森達也さん(作家・映画監督) 映画「ザ・コーヴ」~上映中止反対シンポジウム(前編) http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/541 映画「ザ
(左から)鈴木邦男氏、武田倫和監督-「南京・史実を守る映画祭」にて - Photo:Harumi Nakayama 日本ではなかなか上映されない南京大虐殺事件をテーマにした「南京・史実を守る映画祭」が13日、東京・世田谷区民会館ホールで行われた。日本初公開となる、ジョナサン・リス=マイヤーズが英国人ジャーナリストにふんし、命懸けで中国の戦争孤児を救った実話の映画化『チルドレン・オブ・ファンシー 遙かなる希望の道』(08年、豪・中・独合作)など4作品が上映された。 また記念シンポジウムも行われ、同映画祭実行委員会の荒川美智代さん、ドキュメンタリー映画『南京・引き裂かれた記憶』の武田倫和監督、新右翼団体「一水会」顧問の鈴木邦男氏が登壇し、約200人の観客が詰め掛けた。 今回の映画祭は荒川さんたちが「待てど暮らせど公開されないのなら、自分たちで上映するしかない」と企画したもの。いまだ史実をめぐっ
映画「靖国」の上映を新宿の映画館が中止した。「右翼の妨害が恐いから」という理由だ。「反日映画を潰した! 我々右翼の勝利だ」と言う人もいる。そんなことはない。日教組問題と同じで、右翼の敗北だ。「ほらみろ、右翼はだ騒いで妨害してるだけだ」と思われる。これでは誰も思想団体だとは思わない。 映画「靖国」は4月12日(土)から都内の4館で上映される。いや、その予定だった。新宿バルト9、銀座シネパトス、渋谷Q-AXシネマ、シネマート六本木だ。ところが、新宿バルト9は上映を中止した。新宿3町目にあり、映画館が一杯入っているし、他にファッション、食事の店が多数入っている。若いカップルに人気のスポットだ。そこに右翼の黒い街宣車が何十台も押しかけ、大音量で、「反日映画をやめろ!」「それでも日本人か!」「非国民め!」と怒鳴られたら大変だ。そう思った。このビルは「新宿バルト9」だけではない。この映画のためにビル全
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