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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (12)

  • ケータイ的文章とライトノベル的文章は違う - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    いま電車に揺られて移動中なのだが、暇なので何か書いてみようと思う。 電車の中では、私はたいてい、ケータイからはてブにアクセスして注目エントリを眺めたりしている。はてブ中毒。そうしてケータイをいじっていると気付くことがある。ケータイの幅狭い画面では、ダラダラした長文が読みやすいのだ。PCの画面で見れば一瞬でウィンドウを閉じてしまうような文章でも、ケータイならスラスラと読めてしまう。なぜだろう。 まず一つに、ケータイだと大量の文字がいきなり目に飛び込んでくることがない、というのがある。最初から何十行も見えていると、「まだこんなに残っているのか」とうんざりしてしまうものだ。料理でも、いきなり巨大な丼が出てくるよりは、同じ量でも小さな皿に何回かに分けて出てくるほうが、気分的には楽だろう。 また、文章は一文が短く区切られたほうが読みやすい、というのもある。ライトノベルで改行が多用されているのと同じだ

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    Imamu
    Imamu 2007/01/28
    「ケータイの幅狭い画面では、ダラダラした長文が読みやすいのだ」
  • 2006年ライトノベル個人的ベスト10 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    コミケに行ってらっしゃる方々のブログを見て「充実した年末を送ってるなぁ」と思ったりしている充実してないmizunotoriです。2006年に読んだライトノベルの中でお気に入りの10冊を書き連ねていきたいと思います。 コンセプトとしては「お気に入りライトノベル」と題しているとおりで、「おすすめライトノベル」とか「このライトノベルがすごい」とかではありませんので、そこらへんよろしくおねがいします。 では、10位からです。 10位 Beurre・Noisette 世界一孤独なボクとキミ (スーパーダッシュ文庫) 作者:藍上 陸発売日: 2006/09/22メディア: 文庫決して完成度が高いわけではないけれど、とても魅力のある作品。「荒削り」という言葉がよく似合う。…あんまり良い言葉じゃないか。別格の支倉凍砂を除けば、個人的に最も期待している新人作家。 9位 ソラにウサギがのぼるころ〈2〉ash

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  • 小説を評価するための2つの方法 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    Something Orange - 「キャラ」を見ずに「作品」を語るひとたち。について……なんだけど、元の話題を把握できているかどうか自信ない。明後日の方向に暴走して、まったく関係のない話になってるような気もする。 さて。 小説はいくつもの要素から成り立っているけれど、自分はそれを大きく3つに分けている。「設定」「物語」「文章」の3つ。5つならそこに「人物」と「構成」が加わる。そして、それぞれの要素は、さらに細かい要素から成り立っている。…ここまでは俺自身の感覚的な話ね。別にこの分類について是非を問うているわけではないので。 さてさて。 小説を評価する方法の一つとして、それぞれの要素について個別に評価していくものがある。「設定が興味深かった。構成がよかった。人物もよかった。文章はいまいちだった――」みたいな。小学生の読書感想文のような。じゃあこれを「小学生評価」と呼ぼう。ちなみに私はこの

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    Imamu
    Imamu 2006/12/15
    「小学生/書評家」小学生も全部食べてることは食べてるよ
  • 学校図書館にてライトノベルとの素敵な出逢いを - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「最近は多くのライトノベルが学校図書館に置いてあって、それがライトノベルを読みはじめるきっかけになっている」…というようなエントリをどこかで読んだ。ブクマし忘れたのでどこで読んだかわからない。どっかの2ch紹介ブログだったと思うけど。ともあれ、俺も学校の図書館にはお世話になりっぱなしだったので、そこからライトノベルに入門する人が多いという話はよくわかる気がする。 ここから少々脱線。 「アニメ」を観るきっかけになるのはテレビだろう。夕方から夜にかけては、毎日どこかの局がアニメを流しているので、物心付くころから身近な存在だった、という人も多いのではないか。ただし、いまのアニメは深夜放送が中心になっているので、入門者は減少傾向にあるのかもしれないが。 「漫画」を読むきっかけを考えると、コンビニに置いてある週刊漫画誌の影響が大きいと思う。コンビニには子どもでも入れるし、簡単に立ち読みができる。デパ

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    Imamu
    Imamu 2006/12/04
    「業界の方が戦略的に学校図書館をターゲットにしたところで、選ぶのは教員の側なので、あまり効果的な戦略とは思えません。私のようなタイプの教員はたぶん少数派だと思うので」
  • 身体欠如と萌えと物語と妄想とデュラハン - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    身体欠如少女の憂〜サイボーグ化できない少女達〜 - たまごまごごはん を読んで考えたことメモ。 なぜ身体欠如少女に萌えるのか。 そこに物語を想起するからではないか、と思った。身体が欠如した少女のイラストは、さまざまな想像をかきたてる。どうして欠如しているのか、どんな人生を送ってきたのか、彼女自身はそれをどう思っているのか。そうやって物語を考えるのが、妄想するのが、とても気持ちいいのではないか。 たとえば「エロ」いだけのイラストを見ても萌えないのは、ただの「エロ」では物語が想起されないからだ。萌えるイラストと萌えないイラストの違いは、物語を想起させるかしないかなんじゃないか。妄想の快楽っていうのかな。物語を想像するのって気持ちいい。黒歴史ノートにしろ、邪気眼にしろ、誰にでも経験はあるはず。 つまり「萌え」とは、物語の想起、妄想の快楽なのではないか、ということ。 たくさんの物語に触れていて、

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    Imamu
    Imamu 2006/11/26
    身体欠如「そこに物語を想起するからではないか」「つまり「萌え」とは、物語の想起、妄想の快楽なのではないか」「つまり「萌え」とは、物語の想起、妄想の快楽なのではないか」
  • 中二病作家におけるパピヨン度 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    http://d.hatena.ne.jp/hakuoh/20061015#p2 http://d.hatena.ne.jp/kaien/20061015/p1 http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061015/p2 このあたりで「パピヨン」なるものが話題になっていて、「パピヨンってなんじゃそりゃ?」と疑問に思いつつも、空鐘最終巻のネタバレが怖くて首を突っ込むこともできず、ひとり悶々としていたのだが。 http://d.hatena.ne.jp/kaien/20061015/p2 id:kaienさんの解説によると、「作者の自己陶酔が深いように見える作品」のことであるらしい。 つまりあれだ。 中二病作家の代表として、西尾維新、浅井ラボ、平坂読あたりが挙げられると思うのだが、この三人は明確に作風が違うにも拘らず、いままでは中二病作家として括るしかなかった。しか

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  • オタクの好みと一般人の好みって逆転してない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    この記事は単なる思いつきです。議論、検討、裏付などを一切行っていません。 …と書いておけば安心だってid:akisue2さんが言ってた! アニメの『涼宮ハルヒの憂』の放映が始まったころ、どなたのブログだったかは忘れましたけど、「みくるはオタク受けするキャラだ」というようなことが書かれてあるエントリがあったんです。しかしですね。朝比奈みくるといえば、見た目は可愛くて、馬鹿っぽくて、巨乳で、文句も言わずに家事*1をしてくれて…。要するに「一般的な男に受ける女性像」みたいな感じじゃないですか。 涼宮ハルヒは電波な発言を連発し、自己中で、SOS団以外に友だちがいない。長門有希は無口で根暗、の虫、友だちといえばパソ研のオタクたちだけ。どちらのヒロインも実際にいたらお付き合いしたくないタイプのキャラクターです。 もしも三人娘が実在していたら、人気の順は「みくる>>>超えられない壁>>>ハルヒ>長門

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    Imamu 2006/10/14
    朝比奈みくるの認識の差異について
  • 『涼宮ハルヒ』の人気とスニーカー文庫の人気が結びつかない理由 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    Scientificclub-Run.net ちなみにこのコア層に受ければ最低限回る、という事実に気がついたのが電撃、ライトユーザー層にひたすら目を向けていてピンチになったのが富士見ファンタジアじゃないかなと思っています。 というより、ある程度の読者を得ればそれでよしとする電撃文庫と、コア層もライト層もとりこんだ大ヒットを狙う富士見ファンタジア文庫、という構図ではないかと思います。 スニーカー文庫から出ている『涼宮ハルヒ』シリーズが現在大ヒットしていますが、京アニの作画クオリティや角川社のマーケティング、あるいは作者の谷川流やいとうのいぢが軒並み絶賛されている中で、不思議と「スニーカー文庫は勢いがあるなぁ」なんて話は出てきません。なぜでしょうか。 野球にたとえてみましょう。スニーカーの4番バッターが特大のホームランを放ちました。推定飛距離160m。ビッグアーチです*1。しかし1番打者や2

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    Imamu 2006/09/17
    ヒット狙いorホームラン狙い
  • ライトノベル三大奇書を考えよう! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「奇書」っていいですよね。響きがいい。「良書」とかだと優等生チックで嫌な感じ。「奇書」というと白衣で眼鏡のマッドサイエンティスト美少女を思い浮かべます。「奇書」というのは「あやしい書物」ではなく「世に稀なほど卓越した書物」という意味らしいですが*1、どう考えても現代日では「世に稀なほど卓越してあやしい書物」という意味です。当にありがとうございました。 というわけでライトノベル三大奇書というのを考えてみたいと思います。「奇書」の定義は上に書いたように「世に稀なほど卓越してあやしい書物」というやつ。モデルはミステリの三大奇書です。だって、ミステリには奇書があってラノベにはないってズルいじゃないですか。羨ましいというか、妬ましいです。 それで、こういうのは古いにものすごいのがありそうなんですけど、残念ながら私はそれほど昔のライトノベルには手を出していないので、自分の貧弱なラノベ遍歴から選ん

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    Imamu
    Imamu 2006/09/07
    今後の展開に期待(『ロクメンダイス、』(著:中村九郎)。『絶望系 閉じられた世界』(著:谷川流)。)
  • 専門分野において専門的なブログが負けてしまう矛盾 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    Amazonってエロ漫画雑誌も扱ってるのね - ARTIFACT@ハテナ系 エロ漫画誌の表紙画像を貼るだけで10users越え。 id:kanoseさんはまさにアルファブロガー。 なぜid:kanoseさんがエロ漫画誌を紹介しただけでブクマされるのか。もちろん表紙イラストの美麗さもあるだろうけど、「id:kanoseさんはエロ漫画界隈の人ではない」というのが大きいような気がする。いや、私はid:kanoseさんが何界隈の人なのか知らないんですけど(活動範囲が広すぎるんですよね。オタク系全般ってことでおk?)。要するに、「中の人が中を紹介する」より「外の人が中を紹介する」という方が注目されるのではないだろうか。 たとえばこの記事。 サッカーに新たな大技? 話題呼ぶ「くっつきドリブル」とは。 | Narinari.com ちょーいまさらじゃーんって感じなんだけど、それがホッテントリ入りしてたり

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    Imamu
    Imamu 2006/08/23
    中→中、外→中
  • 『涼宮ハルヒ』から二歩進んでライトノベル天国 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    『涼宮ハルヒ』から一歩進んだライトノベル生活 - WINDBIRDの続き。 激しく物足りねぇ、谷川流の作品をもっと寄越せよ派 絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078) 作者: 谷川流,G・むにょ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/04メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 637回この商品を含むブログ (252件) を見る空から降ってきたナイスバディの天使さまや全裸のロリータ死神ちゃんと、一つ屋根の下で繰り広げるドタバタ生活! 超キュートな幼馴染の美人姉妹も登場して、主人公をさらに悩ませる! 読後になんともいえない気持ち悪さを感じること間違いなしの傑作です!(注:実際の内容とは多少異なる場合がございます) まったく物足りねぇ、もっとのいぢたんの絵を見たいよ派 ななついろ☆ドロップス (ファミ通文庫) 作者: 市川環,いとうのいぢ出版社/メーカー: エンターブレ

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  • ウィンドバード::Recreation - 『涼宮ハルヒ』から一歩進んだライトノベル生活

    アニメ『涼宮ハルヒの憂』にハマり、原作の小説を買ったりした人は、そろそろ『つよきす』などを楽しんでいる頃だろうか。あなたとライトノベルとはたまたますれ違っただけ、今後もライトノベルとは無縁の生活を送り続けるのか。「いや、ライトノベルには興味があるんだけど、次に何を読んだらいいかわからなくて…」。そんな貴方に捧ぐ、魂のリコメンド。もとい、俺の好きなライトノベルの布教。 とにかく谷川流の作品を読んでみたいよ派 言うまでもないかもしれないが、「谷川流」とは『涼宮ハルヒの憂』の原作者である。 学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫) 作者: 谷川流,蒼魚真青出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 118回この商品を含むブログ (169件) を見る谷川ファンのあいだでは『涼宮ハルヒ』よりも評価が高いか

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