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2019年1月3日のブックマーク (2件)

  • 化学の世界には鏡像異性体という概念があります。 右手と左手は、構造の相..

    化学の世界には鏡像異性体という概念があります。 右手と左手は、構造の相対的な位置関係が全く同じであるにもかかわらず立体的に重なり合うことがありません。 それと同様に、結合している元素が同じで、元素同士の相対的な位置関係が全く同じであるにもかかわらず立体的に重なり合わない分子が化学の世界には存在します。そのような、構造が同じであるにもかかわらず立体的に重なり合わない2種類の分子の関係を「鏡像異性体の関係にある」と言います。 鏡像異性体の関係にある化合物は、R体、S体という呼び方で区別されます。生化学の分野では、L体、D体と呼ぶことも多いです。L-メントールとか、L-アスコルビン酸という名前を耳にしたことがある方も多いと思います。 R体を鏡に写すと、鏡に写ったR体は、S体の立体構造をしています。逆に、S体を鏡に写すと、R体の構造が鏡には写っています。ですから、R体とS体の関係を鏡像異性体と言う

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  • そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について

    youkoseki.com そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について 元旦、横浜へ遊びに行って、そごうに寄ったら、女性の顔にクリームがぶつけられている、インパクトのあるポスターを目にした。 帰宅して調べてみたら、まさに元旦から始まった、そごうの新しい広告らしく、「女の時代、なんていらない?」「わたしは、私。」といった文章が添えられている。 すでにネットでは賛否あるようで、批判したブログ記事が話題になっていた。また、「女の時代」という表現が昔のコピーの引用という意見もあった。 私も一日考えて、それなりにまとまった意見が出来たので、ここに書く。 構成の問題 賛否はさておいても、この広告は分かりづらい。理由として、私の見方では、一枚のポスターの中に、大きく三つのメッセージが含まれているからである。 一つのメッセージは「女の生きづらさ」である。文中にもあるし、インパクトのある写真はまさに

    そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について