「災害対策は万全。富士通が英国政府関連のシステムを数多く請け負っていると実感した」。英子会社、富士通サービシーズの巨大データセンターを見学した富士通OBは話す。 このデータセンターには英ポストオフィス(国営郵便局)のHorizonシステムも設置されている。「10億ポンド(約2000億円)の予算で開発され稼働して25年。急務のHorizon後継システム開発は富士通が請けるのが適任だが英国民感情が許さない。既存の郵便局向けパッケージを適用するか、ポストオフィスが自力で開発するしかない」とOBは指摘した。 富士通以外の企業に開発させる道がありそうだが、ポストオフィスは過去に2回試み、結局は断念した。
こんにちは。コミュニケーションアプリ「LINE」のモバイルクライアントを開発している石川です。 この記事は、毎週木曜の定期連載 "Weekly Report" 共有の第 48 回です。 LINEヤフー社内には、高い開発生産性を維持するための Review Committee という活動があります。ここで集まった知見を、Weekly Report と称して毎週社内に共有しており、その一部を本ブログ上でも公開しています。(Weekly Report の詳細については、過去の記事一覧を参照してください) ワイルドすぎる引数 「図形」というデータが、スペースで区切られた文字列として表現されているとします。以下は、その文字列の例です。スペース区切りの最初の値は、図形の種類を示す「タグ」と呼ばれるもので、2 つ目以降は図形ごとの属性 (座標など) だとします。 circle 10 20 30 rect
開発者コミュニティに利益をもたらすと思われるライセンスモデルの変更をお知らせいたします。WebStorm と Rider の非商用利用が無料になりました! 変更内容とその理由に関する詳細は以下をお読みください。その他の詳細については、以下の FAQ セクションもご確認ください。 更新情報: CLion も非商用利用が無料になりました 現在の状況 今年初め、最近リリースされた RustRover と Aqua に新しいライセンスモデルを導入し、これらの非商用利用を無料にしました。 今回、このモデルを WebStorm と Rider にも適用することになりました。 これらの IDE を学習、オープンソースプロジェクト開発、コンテンツ制作、趣味での開発のような非商用目的に限り、無料でご利用いただけるようになりました。 商用プロジェクトについては変更はありません。既存のライセンス体系がこれまで通
テスト実行と再実行に時間がかかる現場 江村氏は「運用作業は多くの工数を必要とし、それが続くとテスト自動化自体が嫌になってしまうこともあるかと思います。そこで、これらの運用課題とその解決策を紹介します」と話し、テスト自動化における運用の課題を解決した3つの事例を紹介した。 最初の事例は「テスト実行と再実行に時間がかかる現場」。顧客へのヒアリングで、「最近、テスト実行に時間がかかることがある」との声があった。具体的にどのような状況で時間がかかるのかを尋ねたところ、「テストが途中で失敗すると、非常に多くの時間を費やしてしまう」とのことだった。 調査したところ、以下の問題が明らかになった。テストケースには、機能1:ユーザー作成、機能2:商品検索、機能3:お気に入り登録、機能4:商品購入という4種の機能テストが含まれており、これらがまとまったテストケースとして自動化スクリプトに組み込まれていた。しか
Every software project includes a set of architecture decisions defining boundaries and constraints for further design and implementation. It’s important to document those decisions somehow or else a development team might not know which decisions where made and with which assumptions. Or they know the decision but are missing the context and the consequences and therefore decisions are blindly ac
ウィーン発--20年の開発期間を経て、「リアルタイムLinux」(「PREEMPT_RT」)がついに、ようやくメインラインカーネルに統合された。Linus Torvalds氏は「Open Source Summit Europe」に参加した際に、PREEMPT_RTを賞賛した。なぜこれが重要なのだろうか。まずは、「リアルタイムOS」(RTOS)とは何か、どのような利点があるのかを説明しよう。 RTOSとは RTOSは、処理速度が重視されるタスクを正確かつ確実に処理できるように設計された特殊なOSだ。「Windows」や「macOS」などの汎用OSと異なり、多くの場合、ミリ秒単位やマイクロ秒単位で測定される厳しい時間制約の中でイベントに応答し、データを処理するように構築されている。著名なリアルタイムLinux開発者であり、GoogleのエンジニアでもあるSteven Rostedt氏は、「リ
This is the world's most popular Web Site devoted exclusively to Data Models Our featured Data Model is Anti-Money Laundering We specialize in Data Modelling and we enjoy helping people to understand the power, the beauty and the economy of well-designed ERD Data Models. We have created a Video on YouTube on Understanding a Database Schema and more than 20 Tutorials.
IT環境の管理者(以下、管理者)がITアラートから把握できる情報は、実際に起こっている現象のほんの一部だ。水面下にはもっと大きなものが潜んでいる可能性がある。 管理者が、データセンターで稼働しているITインフラを実際に見たり触ったりする機会はほとんどないだろう。だが、それらのコンポーネントを通じて管理者は、サーバ障害やディスクリソース不足、ネットワークの混雑など、外部からは確認できない問題に悩まされる可能性がある。 何か問題が起きて、ユーザーが必要なリソースにアクセスできなくなったら、サービスデスクに連絡が来るだろう。しかし、そのときになって初めて問題に気付くようでは事態は手遅れになっている可能性がある。組織は、傾向分析を使用して、問題が発生したとき(または問題が発生する前)にそれを検出できるアラートを設定する必要がある。こうしたアラートを電子メール、テキストメッセージ、またはそれ以外の方
「高額なJavaのライセンス料を請求される企業が後を絶たない」――。Javaのライセンスに詳しいITコンサルタントはこのように警鐘を鳴らす。ライセンスを気にせずJavaを利用していたところ、ある日突然、高額なライセンス料を請求されるのだという。 Javaプログラムの開発・実行に欠かせないのが、JDK(Java Development Kit)だ。JDKにはJavaプログラムの開発・実行に必要なソフトウエアが含まれる。例えばJava SE(Java Platform Standard Edition)の仕様に準じたAPI実装やJava仮想マシン(JVM)、Javaコンパイラーなどである。現在、様々なベンダーがJDKを提供し、サポート期間やライセンス料がJDKごとに異なる。 米Oracle(オラクル)が提供するJDKディストリビューションには「Oracle OpenJDK」と「Oracle J
2024/01/15(月) 12:00 〜 13:00 t-wadaさんが後世に残したい、実録レガシーコード改善 https://findy.connpass.com/event/304101/ テストコードが無いコードを引き継いだところからはじまる、実際に2018年に行った受託開発案件のエ…
stripeを組み合わせたサーバレスアーキテクチャとシードのスタートアップ ビジネスをグロースするためにやったこと
基幹系システムのような社内システムにおいても、オープンソースソフトウエア(OSS)の利用が当たり前になってきた。クラウドサービスを利用する場合や、開発担当者と運用担当者が連携する開発手法DevOpsを採用する場合など、OSSの利用を避けられない。 多くの企業でOSSの利用が進む中、OSSを採用した当初は想定していなかった誤算に直面するケースが浮上している。商用のソフトウエアに比べてサポート期間が短かったり、サポートが充実していないため脆弱性が見つかっても放置してしまったりといった課題だ。ユーザー企業は安易に導入コストだけを見てOSSを採用するのは禁物だ。その後の長期間の運用・保守も含めた体制の検討が求められる。 「OSSの採用がここ数年で周辺システムから基幹系に広がった。その結果、ユーザー企業からは長期間、同じバージョンのソフトウエアを使いたいという要望が増えている」。OSSのデータベース
HTMXのCEOに就任したので[1]、記念に記事を書きたいと思います。 HTMXサイトのエッセイ[2]はどれも珠玉の出来で評判ですが、それらを読んでもわかるとおり、HTMXは「Webはこうあるべき」という主義主張のあるライブラリです。その主義主張のかなり初歩的な前提を書きたいと思います。 Reactはなぜだめか、という話です。 21日追記 ちょっと誤解が生じているために書き足しますが、Reactのパフォーマンス(及びそれ以外のこと)への批判というのはHTMX固有のものではありません。SvelteやSolidJSといった新興JSフレームワークやRails等の非JS WEBフレームワーク、SSG開発者たち、それからReact開発者たち自身といった多様なWEB開発者たちに共有されている見方です。この記事の最後の方でReact批判記事のリンク集を引用していますが、そういった多様なバックボーンの人た
“クエスト”は、Discord上でゲームを遊んだり、Discordでフレンド相手にゲーム配信することで報酬を得られるという機能。いつごろから正式実装されるかは不明だ。 “埋め込みアプリSDK”は、Discord内で動作するゲームを開発・プレイできるようになるソフトウェア開発キット。こちらは2024年3月18日より全世界で利用可能となるようだ。 PCゲームストアを見る (Amazon.co.jp) Discord、全世界向けに2つの新プロダクトを発表 「クエスト」と「埋め込みアプリSDK(ソフトウェア開発キット)」によりユーザーの体験をより楽しく、ゲームデベロッパーの開発を支援 音声、動画、テキストによるコミュニケーションサービスをグローバルに提供する Discord(本社:米国、サンフランシスコ、CEO:Jason Citron)は、ゲームプレイヤー、ゲームパブリッシャーそしてゲームデベロ
はじめに ※ (2024/03/14 16:33) 「インテグレーションテストの気軽な実行・変更ができない」節にて、データのクリーンアップを teardownで行うよう修正 EC開発-B グループの岡崎と EC開発-A グループの菊川です。2人とも普段は MonotaRO の EC サイトの開発に従事しています。 今回は、昨年11月に開催した、テストとリファクタリングのためのワークショップの中で行ったライブコーディングの準備をするにあたって困ったことについて記載します。 ライブコーディングでは、参加者全員の前で実際のプロダクトのソースコードをリファクタリングする、ということにし、それにあたって研修の運営メンバーでリファクタリングに取り組んでみました。ただ闇雲にリファクタリングするのではなく、研修では参加者に「どのような流れや考え方でリファクタリングをするか」を理解してもらえるように、運営メ
アイデアを機能的なプログラムに変換するには、一連の、構造化された手順が必要となる。コードを記述してプログラムをテストする前に、プログラムのロジックと構造を概念化する重要なフェーズがあるが、そこで疑似コードが役立つ。テイラー氏は疑似コードについて「思い付いたアイデアを機能として実装するまでの間の重要な橋渡しとなる。つまり、開発者がアイデアを明確かつ簡潔に表現できるようにするものだ」と説明している。 疑似コードとは 疑似コードは、特定のプログラミング言語ではなく日常で使っている言語を用いて、プログラムやアルゴリズムを読みやすく表現するものだ。開発者は疑似コードを使うことで、構文を気にすることなく、アルゴリズムやプロセスを概念化できる。フローチャートなどのアルゴリズム設計ツールと比べて疑似コードはシンプルでアクセスしやすいため、開発者の中で人気のツールとなっている。 関連記事 GitHub Co
オブジェクト指向の使いどころはDSPそのものの開発 私はエンタープライズ・システム向けのデータモデリングツールとDSPをJavaで自作して無償公開している。延べ工期は3年、ステップ数10万の大プロジェクトになった。その経験から私は断言できるが、この種のプロダクト系ソフトウエアを開発するために、オブジェクト指向プログラミング(OOP)ほど強力な手段はない。 だが、個々のエンタープライズ・システムをOOPで「クラス構造の精緻な大伽藍(がらん)」として組み立てるやり方はまったくお勧めできない。大変な手間がかかる上に、高品質なコードを生み出すにも維持するにも一流のスキルが必要になるからだ。精密な化学実験器具を駆使して肉じゃがを作っているようなアンバランス感がある。 特に、オブジェクト(クラス・インスタンス)をRDB上に永続化する手法(ORM、Object-Relational Mapping)には
アジャイル開発におけるスリーアミーゴスアプローチとは、曖昧さのない実用的なユーザーストーリーを案出するための、効率と効果が最も高いアプローチの一つだ。プロダクトオーナー、開発者、テスト担当者を小さなチームに分割する。各チームのメンバーには定められた役割があり、各自の専門分野に基づいて独自の視点を持ち込む。このチームがユーザーストーリーを案出する。 アジャイルコーチのジョン・スマート氏によると、チームは、要求する立場、提案する立場、異議を唱える立場という役割を担うものだという。こうした役割に分かれて議論を進めることで、ソフトウェア開発の各段階で議論が深まり、効率的な問題解決が図れるとしている。 スリーアミーゴスアプローチをどう進めればよいのか、開発プロセスはどう変わるのか
連載概要 本連載はPythonについての知識を既にある程度は身に付けている方を対象として、Pythonでデータ処理を行う上で必須ともいえるNumPyやpandas、Matplotlibなどの各種ライブラリの基本的な使い方を学んでいくものです。そして、それらの使い方をある程度覚えた上で、それらを活用してデータ処理を行うための第一歩を踏み出すことを目的としています。 前回はCalifornia Housingデータセット(カリフォルニアの住宅価格のデータセット)の中でもMedInc列とMedHouseVal列に着目して、箱ひげ図とヒストグラムを使い、それらを可視化してみました。今回はそれらのデータの間に関連があるかどうかを、相関係数と散布図を使って考えてみましょう。 なお、今回は相関係数の可視化にseabornというライブラリを用います。これはPythonには標準で付属していないので「pip
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