思想に関するJD-1976のブックマーク (4)

  • マイケル・サンデル著「これから『正義』の話をしよう」を読む - A.R.N [日記]

    NHKで放映されていた「ハーバード白熱教室」の内容を元に書き起こされた政治哲学の解説書である。私も「ハーバード白熱教室」を見ていたが、なぜ今までこのような内容が放置されていたのか理解出来ないくらい面白く興味深い内容だった。 私自身はここ十年くらいは経済学を中心に知識を拡充してきたこともあり、同番組も経済学から見て正当化可能か、という観点から見ていた。経済学は、社会における数字で捉えられる現象を分析することで資源の最適配分を考える学問であり、道徳哲学のうち客観的に検証可能な範囲を取り扱っているとも言える。 私が「スティグリッツ経済学」を最初に読んだときに感じたのは、思想を導入しなくてもこんなに多くのことがわかるのかという驚きであり、思想をウサン臭く感じていた理系人間にとっては、これこそ真の思想書なのではないかと思ったものである。 その後、経済学について詳しくなっていくにつれて気付いたことは、

    マイケル・サンデル著「これから『正義』の話をしよう」を読む - A.R.N [日記]
  • 投票自由論――選挙など行っても行かなくてもいい - on the ground

    昔、「選挙へのエゴイズムの見解(試論)」というものを書いた。次の衆議院議員選挙がいつになるのか分からないが、選挙における有権者の行為/不行為に伴う責任について、改めてまとめた確定版を書いておきたい。 デモクラシーの精神に忠実であることを自負する人々は、有権者がその権利を行使することは議論の余地無き「善きこと」であるかのように、投票を勧める。他方、アナーキストの多くは、投票行為そのものが現行の政治体制と国家権力を承認し、生き長らえさせるものであるとして、選挙への不参加を呼び掛ける。 しかしながら、選挙に行こうが行くまいが、それは自由である。ここで自由であると言うのは他者から責めを受けるいわれは無いということであり、それは現在の行動についても、その将来に生ずる帰結についても同様である。そしてこれは、民主政を支持するか否か、民主主義を支持するか否か、どのような民主主義を支持するか否か、などの問題

    投票自由論――選挙など行っても行かなくてもいい - on the ground
  • 小島亮「ハンガリー事件と日本 一九五六年・思想史的考察」 - 備忘録

    ハンガリー事件と日―一九五六年・思想史的考察 作者: 小島亮出版社/メーカー: 現代思潮新社発売日: 2003/05メディア: 単行購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る ハンガリー事件に対する既存左翼勢力(政党)の対応への反発として生じた「新左翼」(ニュー・レフト)について、思想的な側面を軸に、その成立史が論じられる。自分にとってこれまで馴染みのなかった話であるが(Wikipediaなどの情報も援用しつつ)とりあえずは読了。日の論壇に関する話が中心だが、序章では、ハンガリー事件の背景として、スターリン批判が『つまるところ、体制内再編を目指した一種の「予防革命」であって、言葉の過激さに反比例して、質的に保守的なもの』(8頁)だったことが指摘される。また、日マルクス主義の中でも「講座派」は理論内に仕組まれたナショナリズムがあり、それが戦後反米ナショナリ

    小島亮「ハンガリー事件と日本 一九五六年・思想史的考察」 - 備忘録
  • 瓶治郎の現代詩

    瓶治郎の現代詩

    JD-1976
    JD-1976 2009/08/16
    次席は勝間和代かな。
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