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  • ケインズ『雇用と利子とお金の一般理論』要約、19章 - eliyaの日記

    1. 名目賃金の変化についてもっと早く論じることができたらよかった。 2. 名目賃金の変化は複雑だから、それを論じるには準備が必要だった。 3. 一般的な説明は、賃金の下落は、最終財価格の下落を通じて需要を増加させることで、生産量が増加して失業が減少する、というものだ。 4. この説明は、少なくともある程度は正しいと考えられる。 5. 私の説明は、これらとぜんぜん違う。 6. 一般的な説明では、一企業の賃金を変えても需要曲線に影響が出ないように、経済全体の賃金の変化も需要曲線に影響がでないと考えている。 7. 賃金を変えても需要曲線に変化がないのなら、賃金の下落で生産量が増加するのは当たり前だ。賃金の変化に応じてどのように需要が変化するかを考える必要がある。 8. われわれの手法を次の2つの質問に適用してみよう。:   (1) 消費性向、資の限界効率、それに金利を一定にしたままで、名目賃

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