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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (90)

  • 性器を握り、触る......「捕食者」と呼ばれる国連高官の手口と国連の闇

    <女性や若者の問題を担当するエリート職員のセクハラ疑惑は国連という組織の制度と文化の問題点を浮き彫りにしている> UNウィメン(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)の創設は2011年1月。巨大な官僚機構である国連に加わった最も新しい組織で、世界中から性差別をなくすことを目的としている。ところが、その上級顧問の1人が1年以上前からセクハラ容疑で内部調査の対象になっているというから驚きだ。 UNウィメンの報道官は当該人物の名を明かさなかったが、その人物が在職中であることを認め、ただし「現時点で職務は行っていない」とした。 調査関係者の情報によれば、調査の対象は国連事務総長補の上級顧問ラビ・カルカラという人物。容疑は地位と特権を利用し、少なくとも8人の男性に対する性的虐待を行ったことだ。 カルカラは女性や若者の権利を守る機関の要職を務める DEVRA BERKOWITZ/UN

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    Japan369
    Japan369 2018/11/21
  • 顔を隠しても歩き方でばれる、中国の新しい監視ツールとは | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    2017年10月に上海で開催されたパブリック・セーフティー(公共の安全)エキスポで顔認識システムを体験する見学者 Bobby Yip-REUTERS <顔認証による国民の監視が行われている中国で、顔が見えなくても歩き方で人物を特定できる歩行認識テクノロジーが実用化した> 中国は最新の「歩行認識」ソフトウエアの導入を開始している。これは、体型や歩き方だけで人を識別することができる高度先端技術に基づく監視システムだ。 AP通信によれば、このソフトウエアは顔が映っていない映像からでも、被写体を確実に特定することができる。 中国共産党人工知能とデータに基づくセキュリティ・インフラの構築を進めており、歩行認識ネットワークはすでに北京と上海の街で市民の監視に使われている。 この歩行認識システムを開発した中国ウェイトリックス社のファン・ヤンジェンCEOによれば、同社のカメラは50メートル離れた場所にい

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  • 故ホーキング博士、遺伝子操作による「超人間」の誕生に懸念:遺作エッセイが出版 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <スティーブン・ホーキング博士の遺作のエッセイ集が出版され、「神は存在するか」「未来は予測できるか」など10の疑問に答えている> 近い将来、遺伝子操作によって身体的に改良された「超人間」が誕生し、既存の人類が絶滅に追いやられるおそれがある――。今年3月に他界した物理学者スティーブン・ホーキング博士が、このほど出版された遺作のエッセイ集の中で、そんな警鐘を鳴らしている。 超人間の誕生と懸念 英ガーディアン、誌米国版などが報じた。ホーキング博士は著書の中で、遺伝子工学に関して、人間に対する遺伝子操作を禁止する法律がおそらく今後制定されるだろうと予測。ただし、記憶力、病気への耐性、寿命といった人間の特徴を改良する誘惑にあらがえない人も出てくるはずで、(高額な施術費用を払える)富裕層は子孫のDNAを改変して能力を高めようとするだろう、と予言している。 このような遺伝子的に改良された「超人間(su

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  • 拘留の亡命ウイグル族を釈放 マハティール首相、中国の強制送還要求を事実上拒否 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <国際社会から批判を受けている中国のウイグル弾圧。亡命ウイグル族の扱いにアジア各国が苦慮するなか、マレーシアのマハティール首相は人道主義に基づいた決断をした> マレーシアのマハティール首相は10月15日、マレーシア国内に不法入国容疑で拘留していた中国・新疆ウイグル自治区出身のウイグル族男性11人を釈放したことを明らかにした。 中国政府はマレーシア当局に対し、拘留中のウイグル族に関して「中国へ強制送還するように」と強く求めていたが、今回のマレーシアの決定は、中国のこうした要求を事実上拒否したことになり、今後のマレーシア・中国関係になんらかの影響がでる可能性もある。 釈放された11人はすでに空路で第三国のトルコに入国しているという。 今年5月の政権交代で首相に返り咲いたマハティール首相はナジブ前政権の必要以上の親中政策の見直しを進めており、今回のウイグル族に対する措置もこれまでの中国寄り路線を

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  • ボイジャー2号がいよいよ太陽系から離脱しインターステラーへ

    <無人宇宙探査機「ボイジャー2号」が、いよいよ太陽系を脱し、星間空間と呼ばれる恒星と恒星の間に広がる宇宙空間へと近づきつつある> ボイジャー2号、いよいよ恒星と恒星の間「インターステラー」へ NASA(アメリカ航空宇宙局)のボイジャー計画は、太陽系の外惑星と太陽系外の探査計画。1977年に打ち上げられた2機の無人惑星探査機は、これまで1号・2号ともに、外惑星の鮮明な画像の撮影に成功し、新衛星の発見に貢献してきた。 無人宇宙探査機「ボイジャー2号」は、1977年8月に打ち上げられて以来、木星、土星、天王星、海王星での探査を経て、2007年以降、太陽系を取り囲む「太陽圏」を航行してきたが、いよいよ太陽系を脱し、星間空間と呼ばれる恒星と恒星の間に広がる宇宙空間へと近づきつつあることが明らかとなった。 NASAによると、太陽から118.3AU(約177億キロメートル)の距離に位置するボイジャー2号

    ボイジャー2号がいよいよ太陽系から離脱しインターステラーへ
    Japan369
    Japan369 2018/10/11
  • 理論上「ありえない星」見つかる:中性子星の強い磁場を突破するジェットを観測

    <科学系メディアが「存在するはずのない星」「定説を覆す発見」と驚きをもって報じる、従来の天文学を越えた中性子星が観測された> 強力な磁場を持つにもかかわらずジェットを放出する中性子星 地球から約2万4000光年離れたカシオペア座の中に位置する連星「Swift J0243.6+6124」の伴星である中性子星が、極めて強力な磁場を持つにもかかわらずジェットを放出していることが観測された。 従来の天文学では磁場の弱い中性子星からしかジェットは放出されないと考えられており、科学系メディアが「存在するはずのない星」「定説を覆す発見」と驚きをもって報じている。 アムステルダム大学の研究者らによる論文が学術誌「ネイチャー」に掲載され、「ザ・カンバセーション」「サイエンス・アラート」などが報じた。 Swift J0243.6+6124は、共通の重心のまわりを公転する主星と伴星からなる連星で、米航空宇宙局(

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  • 「中国はAIでアメリカに圧勝する」──元Google中国支社長 | 湯川鶴章 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    グーグルは世界中にユーザーを持っているが、外国の情報はあまり価値がない。それに比べて中国企業は……metamorworks-iStock. <「中国のほうが強い理由の1つは、中国起業家はAIがビジネスになるデータを地道に集めてモノマネも厭わず努力すること。アメリカ人のように技術革新にはこだわらない」> エクサウィザーズ AI新聞から転載 Google Chinaの前社長Kai-Fu Lee氏が「AI Super-powers China, Silicon Valley, and the New World Order」というを上梓したのを機に米IEEE Spectrumのインタビューを受けている。インタビューの内容は、仕事の未来や、人間とAIの共存などにも触れているが、ここではAI中国が米国に圧勝するという同氏の予測だけを取り上げて、考えてみたい。 同氏はインタビュアーの質問に対して

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  • プラスチックを食べる蚊は、水から陸に汚染を広げる

    蚊を餌にする動物の体には、プラスチックが蓄積されていくJames Gathany/CDC/Handout-REUTERS <餌とプラスチックの区別がつかない幼虫がべたプラスチックは、成虫になってもほとんど体内に残っていることがわかった> プラスチックで汚染された水の中で育った蚊の幼虫は、成虫になってもプラスチックが体内に残る──。 英レディング大学の研究チームは、蚊が成虫になって水辺から飛び去るときに、体内に蓄えた汚染物質「マイクロプラスチック」がどうなるかを観察した。9月19日に英科学誌バイオロジー・レターズに発表した研究論文によると、蚊の卵が孵化する河川や湿地がプラスチックで汚染されている場合、汚染されていない陸上の環境にまで被害を及ぼす恐れがある、と明らかにした。 「蚊の幼虫がプラスチックをべることは予想していた」と、共同執筆者の1人で同大学教授のアマンダ・カラハンは誌に語った

    プラスチックを食べる蚊は、水から陸に汚染を広げる
  • ウイグル族を「QRコード」で管理する中国

    新疆ウイグル自治区のカシュガルで通行人の身分証をチェックする警察官。背後には治安部隊の姿が Thomas Peter-REUTERS <新疆ウイグル自治区のイスラム系少数民族、ウイグル族に対する中国当局の人権侵害は有名だが、今度は住人把握のためQRコードが各戸に貼られたという> 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が9月9日に公表した報告書によれば、中国北西部の新疆ウイグル自治区では、イスラム教徒であるウイグル族の自宅にQRコードが設置されているという。 新疆ウイグル自治区の元住民はヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、以下のように話している。「2017年春から、人が出入りするすべての家にQRコードが設置されている。設置後は、2日おきか毎日、役人が来てQRコードをスキャンする。その家の住人の人数が記録されているからだ。その頃から、家に来ている訪問者に対して、『なぜここにいる?』と質問

    ウイグル族を「QRコード」で管理する中国
  • 「ワシントンとNYを核攻撃したい」北朝鮮エリートがホンネ激白

    中国でインタビューした北朝鮮の秘密警察要員に語った時代錯誤と不満> 韓国のデイリーNK取材班は最近、中国の某所で、北朝鮮の国家保衛省(秘密警察)の要員とのインタビューを行った。国家保衛省は、政治犯収容所の運営や公開処刑を担当する、恐怖政治の象徴。最近になり、権威の低下が囁かれてはいるが、今なお金正恩体制のエリートであることに違いはない。 この要員が語った内容をひと言で表現するなら、「鬼畜米英」を唱えた旧日軍の青年将校のようなイメージだ。米国への露骨な反感を隠さず、「個人的には、(核爆弾を)他には落とせなくても、ニューヨークとワシントンには1発ずつ落とすべきだと思う」などと言っている。金正恩党委員長が米国に対して非核化を約束したことについて、合理的であると理解を示しつつ、対北制裁は理不尽であるとして、気で怒っているようだ。 次に印象的だったのは、国内での韓流コンテンツの流行をあっさり認

    「ワシントンとNYを核攻撃したい」北朝鮮エリートがホンネ激白
    Japan369
    Japan369 2018/08/08
  • プーチン支持率、8割から3割に急落 いったい何が?

    年金支給開始年齢の引き上げに抗議してプーチンの顔を踏むデモ参加者(7月29日、モスクワ) Sergei Karpukhin-REUTERS <プーチン独裁を支えてきた高い支持率が急落。W杯に紛れて年金支給開始年齢を引き上げようする指導者はロシア人もさすがに許せなかった> ロシアでは政府の年金改革案に対する不満の高まりから、ウラジーミル・プーチン大統領の与党・統一ロシアの支持率が、2011年以来の最低水準に落ち込んでいる。 ロシア連邦議会の最大勢力を誇る与党・統一ロシアの人気は、プーチンあってのものだった。だがサッカーワールドカップ(W杯)の開幕直前に年金受給開始年齢を引き上げる改革案を発表し、急いでそれを可決しようとする議会の動きが伝わると、あらゆる世論調査で統一ロシアとプーチンに対する支持率は急降下した。 全ロシア世論調査センター(WCIOM)によれば、最新のデータでは、政府の改革案を

    プーチン支持率、8割から3割に急落 いったい何が?
  • ロシア、兵士や戦車を隠す「透明マント」を開発

    ロシアがカメレオン並みのカモフラージュ技術を開発。「見えない戦争」の時代が近い?> 新兵器開発に力を入れるロシアの防衛大手が、カメレオンのように周囲の環境に合わせて色を変えられる軍事用コーティングの技術を新たに開発した。 ロシア国営ロステックのセルゲイ・チェメゾフCEOは7月17日、新素材でコーティングした「見えないヘルメット」の開発に成功したと発表。将来的には戦場の兵士や戦車を敵の目から隠すことも可能だという。 「当社の目的は、兵士の身の安全を守り、装備を技術的に強化すること。その最新作が、背景に合わせて色を変化させられるコーティング技術。近く行われる展示会で実演する」とチェメゾフはロシア国営タス通信に語った。「敵の目を欺くための理想的な擬態法だ」 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2008年かそれ以前から、軍事力の近代化を加速させてきた。アメリカとの軍事格差を埋めるために新型のハ

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  • 世界最小チワワ、韓国で49回クローンされ、世界で最も複製された犬に

    <世界最小のチワワが、韓国のクローン技術で49回複製され、2度目の世界一に認定された> 手に乗るほどの小ささで、世界最小の犬としてギネスブックに認定されていたチワワが、韓国のクローン技術により49回複製された。今度は「クローン技術で最も多く複製された犬」として、2度目の世界一に認定されている。 極小チワワ「ミラクル・ミリー」 英メディア「テレグラフ」などが報じた。 報道によると、"オリジナルの犬"はフロリダ州在住の女性、バネッサ・セムラーさんが飼う6歳のチワワ「ミラクル・ミリー」。体高は9.65cmで、2013年に世界最小の犬としてギネスブックに認定された。体重は450グラムだという。 The World's Smallest Dog is named Miracle Milly, who is 3.8 inches tall pic.twitter.com/dorSBWZFvW — Cu

    世界最小チワワ、韓国で49回クローンされ、世界で最も複製された犬に
  • 安全不感症が蔓延する韓国で、在韓邦人の安否を確認する訓練が行われた

    ソウルで行われた米韓軍事演習と、周辺でその写真を撮る人々(2017年) Kim Hong-Ji-REUTERS <韓国では、セウォル号沈没事故以降、安全対策への関心が大きくなったが安全不感症ともいえる事態も。そんな中、在韓邦人の安否を確認する訓練が行われた> 韓国内で緊急事態が発生したときに備えて、在韓邦人の安否を確認する緊急連絡訓練が2018年6月19日に実施された。日大使館が日人会会員の携帯電話にメッセージを送り、受信者は「HELP、BUJI」のいずれかを返信する。 日大使館によると対象者1504人に対して送達数1375通、返信は1038人で75.5%の返信率だった。 大阪北部地震でも注目された日政府の対応 2018年6月18日に大阪北部で震度6を記録する地震が発生した際、韓国のマスコミは日政府等の対応を大きく報道している。 中央日報は、日社会は歯車のように組織的で一糸乱れ

    安全不感症が蔓延する韓国で、在韓邦人の安否を確認する訓練が行われた
  • 中国「一帯一路」構想から日本が手を引くべき3つの理由

    <参加する沿線国は借金漬けになり、インド、ロシアは神経を尖らす――前途なき「一帯一路」にのめり込む危うさ> 日政府は最近、中国の経済圏構想「一帯一路」に官民一体で協力する姿勢を強めている。 6月7日に政府は「インフラシステム輸出戦略」を改定し、第三国へのインフラ輸出に当たって日中の民間協力を提唱。日の積極姿勢に対し、中国の耿爽(コン・ショアン)報道官は支持を表明した。 問題は一帯一路の前途が暗く、失敗の可能性が高いことだ。日中国の覇権主義的拡張政策から距離を取ったほうがいい。その理由を以下に述べてみよう。 第1に、一帯一路に対し他の地域大国が必ずしも支持を表明していないことだ。6月10日に中国の青島で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、習近平(シー・チンピン)国家主席は加盟国のリーダーたちから支持表明を獲得して結束を演じようと腐心。だがかねて反対姿勢を崩さなかったインドは支持

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  • サンスクリット語でマントラを暗唱すると、脳灰白質が増加することが明らかに

    サンスクリット語の翻訳で気づいた認知力のシフト 古代のインドで使われていた言語「サンスクリット語」でマントラ(日語では真言とも言われ、神秘的な力を持つとされる語句)を記憶して暗誦すると、脳の灰白質が増加する――そんな調査結果がこのほど明らかになった。 調査を行ったのは、スペインのバスク認知脳言語センターで博士課程修了後の研究を行なっている、ジェームズ・ハーツェル博士が率いるチームだ。ハーツェル博士はもともと、サンスクリット語から英語への翻訳者として活躍していた。 しかし、サンスクリット語から英語に翻訳する際に脳の認知力が「深くシフト」することに気づいた。他の翻訳者たちも同じ感覚を抱いていたという。そこから好奇心が高じ、この言語をもっと研究したいと思ったのが、サンスクリット語と脳の関係について研究するきっかけだったという。 米国の科学誌サイエンティフィック・アメリカンのブログにハーツェル博

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  • 北朝鮮から軍将校と住民が「脱北」 19日未明に黄海上で韓国側へ亡命

    19日未明、北朝鮮の軍将校と一般市民が脱北、韓国側によって身柄を確保された。 YTNなどの韓国メディアによると、韓国政府消息筋は「仁川甕津郡白翎島北方の海上で、小型の船が捉えられ、海軍高速艇が接近した。この船には北朝鮮将校1人と住民1人が乗っており、2人は亡命の意思を明らかにした」と伝えた。 亡命を希望した2人は北朝鮮の住民証を持った一般人と40代と推定される北朝鮮軍の少佐だということで、現在は韓国海上警察が身柄を確保し、国家情報院、韓国軍当局も加わって具体的な亡命の経緯について調査しているという。 北朝鮮軍人の脱北は、昨年11月13日に軍事境界線を超えて亡命してきた20代の若い兵士によるものが記憶に新しいが、2000年以降今度で14度目。南側との国境付近に近づけるということでは一般人よりも容易なため、軍人の脱北自体は珍しいことでない。 だが将校クラスの軍人の亡命となるとあまり例がない。過

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  • イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所

    新疆ウイグル自治区カシュガルのモスクの前でパトロールする中国の警官(2017年3月) Thomas Peter-REUTERS <中国政府がイスラム教徒の弾圧をエスカレートさせるなか、強制収容所の元収容者がその悲惨な実態を語った> 中国でイスラム教徒の「思想改造」のための強制収容所に入れられた元収容者らが、当局にイスラム教が禁じるアルコールや豚肉の摂取を強要された、と語った。少数民族を抑えこんで服従させる、中国政府の取り締まりの一環だ。 中国に住む推定100万人ものイスラム教徒がこうした収容所に収監されてきた。最も多いのは、中国政府による漢化政策に断固として抵抗してきた中国西部・新疆ウイグル自治区の出身者だ。元収容者らが米紙ワシントン・ポストの取材に応じ、思想改造のためなら手段を選ばぬ中国政府の手口を語った。 収容者は、中国共産党と習近平国家主席の信奉者にするための洗脳、屈辱、拷問を受けた

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  • 韓国で隣家のコーギー犬を飼い主に食べさせようとした男、英メディアが怒りの報道

    <ペットを探す飼い主を慰めてさえいた犯人。犬肉を振る舞うと言って近所の人を集めていた> 隣人のペットを殺して飼い主にその肉をべさせようとした、とんでもない男がいる。英ガーディアン紙によると、先ごろ韓国ソウル近郊のピョンテクで、ある家族が可愛がっていたオスの2才のウェルシュ・コーギーが姿を消した。 不安になった飼い主は、コーギーの写真付きのビラを作り、近所に捜索の協力をお願いして回った。ビラには約10万円の謝礼を支払うと記載した。 もちろん犯人(62)の家も訪問し、ビラを渡した。この時、コーギーは犯人宅の納屋に隠されていたとされる。犯人は素知らぬ顔で、見つけたら連絡する約束をしたとコーギーの飼い主一家の娘が言っている。さらにその翌日、犯人はコーギーの飼い主宅を訪ね、一家の父親と酒を飲み交わし慰めたそうだ。 この時犯人は、近所の人たちを招き犬肉の事会を開くと言ってコーギーの飼い主も招いたと

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  • 【中朝首脳会談】習近平が金正恩に贈ったゴージャス過ぎる品々

    中国メディアは報じなかったが北朝鮮が得意気に報じてわかった国連制裁決議違反の贅沢な贈り物。その推定価値たるや!> 歴史的な電撃訪中を果たした北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長は、前より資産家になって帰国した。国連の対北朝鮮制裁決議でもう買えなくなったような贅沢品も含め、中国の習近平国家主席が山ほどお土産を持たせてくれたからだ。 3月25日からの訪中は、表向きは「非公式訪問」だったが、中国はレッドカーペットで金夫を歓待し、盛大な晩餐会でもてなすなど、国賓並みの扱いだった。 「首脳会談後、習主席夫は金正恩同志に誠意あふれる贈り物をした」と北朝鮮国営の朝鮮中央テレビ(KCTV)は伝えた。 中国メディアが贈り物に言及しなかったのに対し、KCTVは金がプレゼントを称賛する1分ほどの映像を放送した。 放送では、習と金が贈り物の大型花瓶を愛でた後、金夫がテーブルに並んだ品々を見て回る姿が

    【中朝首脳会談】習近平が金正恩に贈ったゴージャス過ぎる品々