日本はなぜロックダウンをしないのか? 世界中の友人から何度、そう聞かれたことだろう。ヨーロッパやアメリカの現状を考えれば不思議ではない。ただおそらく、問いの立て方が間違っている。台湾、香港、韓国、中国本土の大部分も、これまで一度も全面的なロックダウンを実施していない。 日本で起きていることを理解したがっている人にとってより不可解なのは、なぜ新型コロナウイルスの感染症COVID-19の検査がこれほど少ないのかだ。
ベネズエラ西部ポルトゥゲサ州の州都グアナレにあるロスジャノス刑務所での暴動発生を受けて、同刑務所前に集まった同刑務所の被収容者の親族ら。AFPTV の動画より(2020年5月2日撮影)。(c)AFPTV / AFP 【5月3日 AFP】ベネズエラ西部ポルトゥゲサ(Portuguesa)州のロスジャノス(Los Llanos)刑務所で1日、暴動が発生し、これまでに少なくとも47人が死亡、75人が負傷した。野党政治家と刑事施設監視団体が2日、明らかにした。 同州選出の野党政治家、マリア・ベアトリス・マルティネス(Maria Beatriz Martinez)氏は「現時点で47人の死亡と75人の負傷を確認した」と述べた。ベネズエラの刑事施設監視団体OVP(Observatorio Venezolano de Prisiones)もこれらの人数を確認した。マルティネス氏とOVPはいずれも、死者はす
More than 40 people were reportedly killed after rioting broke out at a prison in Venezuela. Inmates at Los Llanos jail, near western Guanare city, were angry at a lack of food and water, according to the Venezuelan Prison Observatory. The organisation called for an investigation, casting doubt on the official version that the prisoners had attempted a jail-break. Prison staff including the govern
フランドル地方(現在のベルギー)の画家、ピーテル・ブリューゲル(1525年? -1569年)に「死の勝利」と題する大作がある。制作年は1562年頃と推定されている。マドリードのプラド美術館に所蔵されている。(挿絵画像を入れる) 「死」の軍勢は容赦なく人間たちに襲いかかり、その猛威の前に王侯も高僧もなすすべがない。遠くでは火山が噴火し塔が燃え上がり、海上では船が燃え沈没している。丘の上では、様々な方法で人々が処刑されている。ここに描かれている世界は果たして500年前のものなのか、それともいま私たちが生きているこの世界なのか。このところ、私の脳裏にはこの絵の映像が貼り付いている。そして、人間社会はついに良くならなかったという思いがしきりにする。 この原稿を書いている今日は4月1日である。日本では新しい年度の始まる日で、通常なら各学校では入学式、会社では入社式が行われる。しかし、今年は社会全体を
画像説明, 韓国では15日、新型コロナウイルスが大流行する中、厳格な感染防止策を導入して総選挙の投開票が行われた
緊急事態宣言後も、公共交通を維持する。赤羽一嘉国土交通大臣は4月7日朝の会見で力強く語った。 「公共交通や物流は、わが国の国民生活、経済活動を支える最重要のインフラであり、特措に基づき、緊急事態においても必要な機能を維持することが求められると認識する。国交省としては国民生活、経済活動を維持すべく、今度の動向を丁寧に把握しつつ、関係地方公共団体や関係事業者と連携して、必要な輸送機能の確保に全力をあげる」 しかし、これは感染症拡大でも一定の利用者が存在する大都市の場合。大多数の地方の公共交通、特に路線バスや地方空港を結ぶリムジンバスなどは壊滅的な影響を受けているという指摘がある。 地方交通に大打撃 岡山市に本拠地を構える両備グループは、鉄道、バス、タクシー、フェリーなど交通を中心とした100年以上続く企業グループだ。同グループの小嶋光信代表は言う。 「新型コロナウイルスの発症が認められる前から
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電話で診療、処方箋発行可能に 持病ある人ら対象―新型肺炎 2020年02月28日20時26分 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、重症化の恐れがある持病を持つ高齢者らについて、通院せずに医師が電話やオンラインで診察し、普段使っている薬を処方できるとする事務連絡を、都道府県を通じて全国の医療機関に出した。 同省によると、処方できる薬は既に診断されている慢性疾患などの医薬品。医師は持病を持つ人らを、電話やインターネットを通じて診察できる。処方箋は、医師が薬局にファクスで送るなどして調剤してもらう。新型ウイルスに感染している疑いのある患者については、対面での診療が必要となる。 新型コロナ最新情報 台風・大雨・地震情報 前法相夫妻事件
災害のあとに被災者に届けられる「義援金」。災害によっては金融機関が借金回収のために差し押さえることが可能になっていて、日弁連=日本弁護士連合会は、すべての災害において差し押さえを禁止にする法律の制定を求め意見書を提出しました。 災害によっては差し押さえを禁止するための法律が個別に制定されていますが、東日本大震災や熊本地震、去年の一連の台風災害など、4例にとどまっています。 一方で、おととしの北海道胆振東部地震や、平成29年の九州北部豪雨、平成27年の関東・東北豪雨など、法律が制定されていない災害では差し押さえが可能です。 これについて日弁連は、災害によって対応が異なるのは不公平なうえ、寄付した人の思いも置き去りにされているとして、すべての災害での義援金の差し押さえを禁止する恒久的な法律の制定を求め意見書を作成し、20日までに、衆参両院の議長と各政党の代表などに提出したということです。 日弁
インド東部ビハール州のモンスーンの豪雨で冠水した地域で、道路脇の狭い土地に立てたテントの前に座る住民ら(2019年7月16日撮影)。(c)STR / AFP 【7月21日 AFP】モンスーンによる豪雨に見舞われているインド東部ビハール(Bihar)州では、胸の高さまで達する茶色い水が流れる中、服と身の回り品が入ったかばんを頭の上に載せた住民たちが飢え、絶望している。 小売店を営むラジ・マジー(Raj Majhi)さんはAFPに対し、「私たちのような貧乏人の多くが水死すれば、政治家はすぐにでも注目するだろう。しかしそうでなければ、誰も私たちのことなど気にかけない」と語った。 多くの家々と同様にマジーさんの自宅も浸水し、屋根を残して水没した。一家はどうにか幹線道路脇の狭い土地にたどり着き、そこで小さなこんろを使って食事の用意をしている。 ビハール州はモンスーンの時期に最も大きな被害を受ける地域
避難所で一夜を明かしたサミュエル・ギーセカーさん=新潟県村上市勝木で2019年6月20日、北山夏帆撮影 北から南へ徒歩で日本を縦断中、山形県鶴岡市の海岸付近で地震に遭遇し、新潟県村上市の避難所で住民らと一夜を明かした米ニュージャージー州在住の教師、サミュエル・ギーセカーさん(25)は、津波注意報を知らせる防災行政無線が聞き取れず、知人からの電話連絡で避難すべきことを知った。「大きな地震で、状況を把握できずにパニックに陥ってしまった」と当時の恐怖を語った。 ギーセカーさんは昨年8月、日本縦断に挑戦した。ところが、北海道稚内市を出発した翌月に胆振東部地震に遭遇。長旅で左足首の炎症も悪化し、態勢を立て直そうと一時帰国した。 「リベンジを果たす」と意気込み、今月上旬に青森県大間町から再スタートしたところ、今回の地震に見舞われた。「またか!」。当時、野宿のため鶴岡市の海岸付近にテントを張っていた。津
インド首都ニューデリー東端にあるガジプール埋め立て地付近の様子(2019年6月3日撮影)。(c)Prakash SINGH / AFP 【6月4日 AFP】インド首都ニューデリーにある、国内で最も高く積み上げられたごみの山が、同国の有名なタージマハル(Taj Mahal)の高さを来年中に超える見通しとなった。この悪臭を放つごみ山は、国連(UN)が世界で最も汚染された首都とみなす同市の象徴となりつつある。 ニューデリー東端にあるこのガジプール(Ghazipur)埋め立て地では、タカなどの猛禽(もうきん)類が上空を舞い、牛や犬、ネズミがぞっとするような大量のごみの上をうろついている。 サッカー場にして40面以上の広さがあるこの埋め立て地は、際限なく毎年約10メートルずつ高くなっている。 東デリー(East Delhi)区の関係者によると、ごみ山の高さはすでに65メートル以上に達しているという。
昨年9月、日本軍性奴隷制(慰安婦)の被害者であるキム・ボクトンさんが、台風で被害を受けた在日朝鮮学校に1千万ウォンを寄付すると発表した当時の姿=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社 日本軍“慰安婦”の被害者ハルモニ(おばあさん)、キム・ボクトンさんが死去した。享年93。 ガンと闘っていたキムさんは28日夜10時41分、ソウル西大門区新村(シンチョン)セブランス病院で死亡した。慶尚南道梁山(ヤンサン)出身のキムさんは、14歳で日本軍に連れて行かれ、22歳のときに帰って来た。キムさんは国内外日本軍“慰安婦”の被害について証言してきた平和運動家だった。2015年には紛争地域の被害児童支援と平和活動家の養成に使ってほしいとして、こつこつ貯めてきた5000万ウォン(約490万円)を「ナビ(蝶)基金」に寄付した。ナビ基金はこの資金で「キム・ボクトン奨学基金」を作った。キムさんは同年、国際メディア団体が
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