5月17日、韓国大統領府の当局者は、6月に予定される米朝首脳会談を前に両国の間で「ある種の立場の相違」が生じているようだとし、韓国として仲介役を果たす考えであることを明らかにした。写真は会見する韓国の文大統領。9日に東京で代表撮影(2018年 ロイター) [ソウル 17日 ロイター] - 韓国大統領府の当局者は17日、6月に予定される米朝首脳会談を前に両国の間で「ある種の立場の相違」が生じているようだとし、韓国として仲介役を果たす考えであることを明らかにした。
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一般的に言って「政治家」への不信が、私の心中深く渦巻いているのは事実だとしても、4月27日の朝鮮半島の南北首脳会談の様子は、中継されている限りは、山積している仕事を放り出してでも見るほかはなかった。ふたりの立ち居振る舞い、交わされている会話――それを現認したかった。歴史的な瞬間に立ち会っているという臨場感があった。金正恩氏と文在寅氏が握手し、南北を隔てる軍事境界線を南へ、そして北へと跨ぐシーンには、思わずこみ上げてくるものがあった。 文在寅氏が去る4月3日「済州島虐殺70年犠牲者追悼式」で行なったスピーチを読んだり、南北首脳会談実現に向けてのこの間の努力を見たりしていれば、この人物が世界的に見て並み居る政治家の中にあって頭一つ以上抜け出た見識を持っていることは明らかだった。今年に入ってから金正恩氏が打ち出してきた対話に向けての政策を見れば、確かに「変化」の兆しはあった。だが、最高権力者就任
釜山からの留学から帰ってきて、もう何年も経つがどうしても食べたくなるものがある。 それはテジクッパだ。 日本ではあまり知られていないが、私にとっては思い出の味なのだ。 テジクッパとは釜山の名物料理で、豚骨スープのクッパと言えば良いだろうか。スープの具には豚肉や豚の内臓が入っている。 日本の豚骨ラーメンの濃厚なスープとは違って、ちょっと薄い。なのでそこにキムチやニンニク、セウジョをぶち込み、「お前、花の慶次を読み過ぎたんじゃないか?」というぐらいに豪快に食べる。 釜山っ子には必ずお気に入りのテジクッパ屋があって、そこで釜山の名物焼酎チョウンデイをあおりながら、一緒に食べるのが流儀だ。 私が初めて、テジクッパに出逢ったのは釜山に来たて頃だっただろうか。初めて食べた時の感動は忘れられない。感動のあまり「この味が良いねと君が言ったから4月6日はテジクッパ記念日」という短歌を読んだぐらいだ。留学して
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は20日、「我々にはいかなる核実験、中長距離や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も必要がなくなった。北部核実験場も自己の使命を終えた」と述べ、核実験とICBM試射を中止し、咸鏡北道豊渓里(ハムギョンブクトプンゲリ)の核実験場を廃棄することを宣言した。 朝鮮中央通信が21日朝、党中央委員会総会での正恩氏の報告として伝えた。6月初めまでに行われる見通しの米朝首脳会談に向け、非核化の意思があることを示唆したとみられる。総会では具体的な非核化措置には触れなかった。 党中央委総会では、正恩氏の報告を受け、経済改革と核開発を同時に進める「並進路線」が完成したことを宣言し、新たな政策決定を行った。総会が採択した政策決定書は、核兵器や運搬手段としてのミサイルが完成したことを確認。4月21日から核実験とICBM試射を中止することを宣言した。 「核実験中止の透明
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2017年8月3日、京畿道水原の自宅でキム・ドンヒ戦争と女性人権博物館副館長と談笑するアン・チョムスンさん=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社 日本軍性奴隷制被害者のアン・チョムスンさんの訃報が30日午前10時頃伝えられた。享年90歳。 1928年ソウルの麻浦(マポ)で生まれたアンさんは、早くに父親と死別し、未亡人の母を助けて厳しい幼少期を過ごした。14歳だった1942年、「ソウル麻浦ポクサゴルの大きい精米所前に何歳までの女たちは皆集まれ」という放送を聞いて、母親と出て行ったアンさん。米を量る秤に順に上がって、歳は幼いが体重があるという理由でトラックに乗せられた。その周辺に立っていた銃を構えた日本の軍人と朝鮮の人々、トラックに掴まってなぜ私の娘を連れて行くのかと泣き叫んだ母親をアンさんは長い間覚えていた。 汽車で平壌(ピョンヤン)、北京を経て、「山もなく砂だけが見える所」に連れて行
「取引は進行中」。トランプ米大統領は5月までに開催される米朝首脳会談に関して、こう述べた。急転直下、緊張緩和に向けて動き出した東アジアの行方はどうなるか。不定期連載第8回では、国際政治のダイナミズムの深層に迫っていく。(一部敬称略) 「北朝鮮からは現時点で何も連絡がない。中朝間には主要なルートが二つある。だが、そのいずれからも接触がないんだ。これは明らかに強硬一辺倒だった対北朝鮮政策の失敗を意味している。国内の専門家からも、政策の見直しを急ぐべきという声が高まっている」 全国人民代表大会(全人代=国会)が行われている中国・北京で、外交関係者が渋面でつぶやいた。 この記事は有料記事です。 残り2760文字(全文3042文字)
3月9日、安倍晋三首相(首相)は、米国と北朝鮮が5月までに首脳会談を開く見通しになったことを受け、4月に訪米して米トランプ大統領と会談する考えを明らかにした。北朝鮮問題について日米の政策をすり合わせる。写真は都内で2月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai) [東京 9日 ロイター] - 安倍晋三首相は9日、米国と北朝鮮が5月までに首脳会談を開く見通しになったことを受け、4月に訪米して米トランプ大統領と会談する考えを明らかにした。北朝鮮問題について日米の政策をすり合わせる。 安倍首相は9日午前、トランプ大統領と電話で会談。韓国特使との面談内容について、トランプ氏から報告があったという。安倍首相は記者団に対し、北朝鮮から話し合いの申し出があったとのトランプ大統領の話を紹介した上で、「この北朝鮮の変化を評価する」と語った。「北朝鮮に高度な圧力をかけ続けた成果だ」とも述べた。 さらに安
【平昌(ピョンチャン)・米村耕一】韓国の文在寅大統領は17日、平昌冬季五輪のプレスセンターで、早期の南北首脳会談の可能性を問われ、「期待されているのは知っているが、(質問は)慌てすぎだ。急ぐあまりに事の順序を間違えるようなものだ」と答え、まずは米朝対話が始まるなどの条件が整う必要があるとの認識を改めて示した。 文氏は、北朝鮮の五輪参加を契機に金正恩朝鮮労働党委員長の妹、与正氏が事実上の特使として韓国を訪問するなど、「南北対話に相当な成果があった」と強調。その上で「米国と北朝鮮との間でも対話の必要性に関する共感は高まりつつある。現在の南北対話が米朝対話、さらには非核化対話へと続くのを待っている」と述べた。
韓国首都ソウルでの会談に際し、北朝鮮の金正恩労働党委員長からの親書を文在寅韓国大統領に渡す金委員長の妹、金与正氏(2018年2月10日撮影)。(c)AFP PHOTO / YONHAP 【2月18日 AFP】平昌冬季五輪で北朝鮮との関係改善ムードが盛り上がる中、韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は17日、北朝鮮との首脳会談開催に関し、「急ぎ過ぎ」だと述べ、開催を考えるのは時期尚早であるとの見方を示した。 文大統領は先週、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長から平壌での首脳会談に招待する内容の親書を受け取っていた。親書は、高位級五輪代表団の一員として訪韓した金委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン、Kim Yo-Jong)党中央委員会第1副部長が文大統領に手渡したもの。 平昌五輪のメインプレスセンターを訪れた文大統領は報道陣に対し、
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