線路に落ちた日本人を助けようとして命を落とした、李秀賢(イ・スンヒョン)さんの遺骨が30日(火)午後、東京から李さんの故郷の釜山に帰国した。李秀賢さんの父、李盛大(イ・ソンデ)さんと、母の辛潤贊さん(シン・ユンチャン)さんは、息子の遺骨と遺影を持って午後、成田空港から大韓航空で韓国と発った。成田空港では、李さんが通っていた日本語学校赤門会の新井時賛理事長と、韓国人の20人余りが見送った。 出国に先立ち、父親の李盛大さんは「『(困っている)人を助けよ』という教え通りに行動した息子が誇らしい」と述べ、「葬儀が執り行われるように計ってくださった日本政府と日本の国民の皆さん、学校関係者の方々へお礼を申し上げる」と語った。母親の辛さんは「秀賢は、やりたいことが多かったのに、それらを果たすことなく逝ってしまったが、より大きなことを成し遂げたのだから、あの世で悔やんでいなければいいのだが」と話し、「身辺
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