アニメ映画の主演を務めるのは初めてだというのんさん。アフレコ現場では苦労したこともたくさんあるぶん、現場の一体感も格別だったのだとか! ◆表情や動きで表現していたものを、ぜんぶ声に盛り込まないと… ――通常の演技と比べて、声だけの出演というのは、具体的に大きな違いはありましたか? アニメの世界は、映像が付いていますが、自分が動くときよりも声だけで表現しないといけないんだなって。表情とか動きとかで表現していた視覚的な情報を、ぜんぶ声に盛り込むっていうのをしないと成立しないんだっていうのを気づいて、それがすごい難しかったですね。何も気持ちがこもってないみたいに聞こえちゃうんです。 ――表情や動きのアシストがないまましゃべるとそうなってしまう? そうですね。表情や身体表現を総合して演技するものとはまったく違います。あと、動かずに台本を見ながらしゃべるというのが、下手くそだったと思います。 (C)
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