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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (39)

  • レイ・カーツワイルの『シンギュラリティは近い』の続編の邦訳『シンギュラリティはより近く』が早くも出る - YAMDAS現更新履歴

    wirelesswire.jp この文章の中でさらっと紹介していたレイ・カーツワイルの新刊にして『シンギュラリティは近い』(asin:414081697X)の続編 The Singularity is Nearer の邦訳『シンギュラリティはより近く』が11月に出るのを SZ Newsletter で知った。 シンギュラリティはより近く: 人類がAIと融合するとき 作者:レイ・カーツワイルNHK出版Amazon 11月なので邦訳の発売日までまだ間があるが、原書が出たのが今年の6月末なのを考えると、相当に速い仕事に違いない。 このについては、やはり WIRED の著者インタビュー記事が参考になる。 この記事タイトルには「レイ・カーツワイルが(またしても)正しければ」とあるが、10年以内に脳はリバースエンジニアリング可能になるという2010年の予測など、レイ・カーツワイルが正しくなかった例な

    レイ・カーツワイルの『シンギュラリティは近い』の続編の邦訳『シンギュラリティはより近く』が早くも出る - YAMDAS現更新履歴
    KoshianX
    KoshianX 2024/09/09
    AIとかシンギュラリティの未来を語る人たちなんでか半導体に興味ない人が多い気がしちゃうなあ。もはやLLMの性能は半導体の進歩次第だろうに。GAAの量産もできてないしCFETまで辿り着いたところでホントに性能出るのか
  • MozillaはFirefoxへのユーザーの愛を取り戻せるのか? - YAMDAS現更新履歴

    Mozilla wants you to love Firefox again - Fast Company Mozilla は再び Firefox を好きになってもらいたいみたいだけど、その過程で Firefox の最も忠実なユーザーの気分を害さずにいられるだろうか? という Fast Company の記事だが、ワタシはもう何年になるかは覚えていないが、長らく Firefox をメインブラウザとして使い続けてきた奇特な人間としては気になるところである。 この記事が最初に取り上げるのは、先月の Firefox が広告のためにユーザーデータを集める機能をデフォルトでオンに設定した話である。 プライバシーの専門家によれば、このデフォルト設定はほとんど無害らしいが、少なからぬ Firefox ユーザはこれを裏切り行為と見た(ワタシ自身も上でリンクした GIGAZINE の記事に従って、反射的に

    MozillaはFirefoxへのユーザーの愛を取り戻せるのか? - YAMDAS現更新履歴
    KoshianX
    KoshianX 2024/08/19
    Firefox だけが独自のレンダリングエンジンを持ってるという状況いいとは思わないが Firefox を支えなければそれも消えるからな。とにかく効率を重視して欲しい。ちょっとタブ開きすぎるとマシン全体が重くなる……
  • 自己検閲のおそろしさと「プライバシーの不変の価値」 - YAMDAS現更新履歴

    一週間ほど前に書いた話だが、このブログでもちゃんと取り上げておきたい。 news.yahoo.co.jp 人間的な好き嫌いは別にしてその仕事に敬意を払っている八田真行氏が、また優れた文章を書いている。 話題はチャット・コントロールで、これには児童への性的加害を防ぐという意義があるが、年寄りからすると、それこそ1990年代のクリッパーチップからずっと続く、国家による暗号化への飽くなき介入の欲望の最新版に思えるわけである。その問題点や有効性についての議論については、この文章に書かれている通りである。 しかし、この文章のもっとも重要な論点はそこではない。人間的な好き嫌い(中略)八田真行氏は、最後に以下のように書く。 ちなみに、私が個人的に恐れているのは、チャット・コントロールのような政府による検閲そのものではない。それによって引き起こされる自己検閲である。監視されていると感じると、人は自己検閲を

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    KoshianX
    KoshianX 2024/07/02
    Twitter がキャンセルカルチャーにより相互監視社会化してるところも含めていろいろ考えてしまうねこれ
  • Windowsコンピュータがもう自分のものに思えない、という感覚 - YAMDAS現更新履歴

    www.howtogeek.com 「オペレーティングシステムは、『パーソナル』コンピュータのもっともパーソナルな部分で、かつては Windows ユーザとして、自分がマイクロソフトからコンピュータを借りてるような感覚はなかったのだが、最近では自分のものだという感覚がまったく消えてしまった。私には Windows がかつてないほど安っぽく、商業的に感じるし、それは良いユーザ体験の秘訣とは思えんね」という文章で始まる記事だが、これ分かるわー。 その後、「Windows のオフライン黄金時代」として Windows 3.1 の話から始まるのにのけぞるが、要は今の Windows は常にオンラインであるのを要求するのとともに自分のコンピュータ体験が「パーソナル」でなくなっていると嘆いているわけだ。 で、その最新版と言えるのが、Windows 11 でスタートメニューに表示される広告である。今では

    Windowsコンピュータがもう自分のものに思えない、という感覚 - YAMDAS現更新履歴
    KoshianX
    KoshianX 2024/07/01
    Windows 11 にアップデートしないで使ってるけど正解だったなあ。まあ次に買うパソコンは Linux 入れて使おうかな……Windows 12 でどうなるか次第だが
  • 肥満率を低く抑える日本の食文化についてのヨハン・ハリの取材記事(がなんだかなー) - YAMDAS現更新履歴

    time.com 「オゼンピックが必要ない国」というタイトルになんじゃそりゃと思ったが、オゼンピックとは2型糖尿病の治療薬で、この記事は2023年3月に日の医療当局が肥満症の治療薬ウゴービを認可した話から始まる。これはオゼンピックやウゴービを製造するノボ・ノルディスク社にとって、一見素晴らしいニュースに思えるが、実はあまり意味がないと書く。なぜか? アメリカ人の42%が肥満であるのに対し、日人の肥満率は4.5%に過ぎないからだ。つまり、「オゼンピックが必要ない国」というタイトルは日を指してるんですね。 この記事の著者のヨハン・ハリは、『麻薬と人間 100年の物語』(asin:4861827922)、そして今年邦訳が出た『うつ病 隠された真実: 逃れるための当の方法』(asin:4861828430)で知られる書き手だが、その彼自身数か月前からオゼンピックを服用しており、そして彼の先

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    KoshianX
    KoshianX 2024/06/08
    忍者と侍を初めて知った1980年のアメリカ人もこんなだったんだろな。あと40年も経てばリアルな日本人の食生活を知り実践できるアメリカ人も増えるんじゃないか。健康診断はアメリカ企業なさそうだよなあ……
  • WirelessWire News連載更新(BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智) - YAMDAS現更新履歴

    WirelessWire Newsで「BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智」を公開。 毎度毎度同じことを書いて恐縮だが、今回もまた3回分の内容を1回にぶちこんでしまった……冗談抜きで健康に支障をきたしているので、次回こそは短くします。 書き終わる頃には意識がもうろうとなってしまうのだが、今回は基的に書いていて気分がよかった。 なにより、今回は AI がタイトルに出てこないし、直接の題材でもない。AI ネタならいくらでも文章の材料はあるのだが、そればかりではうんざりしてしまう。 なによりマイク・マズニックの論文が公開されて5年近く経つのに、これをちゃんと取り上げた日語の媒体がほとんどなかったというのは恥ずべき話である。そして、マイク・マズニックの一徹なライティングスタイルは自分にも共通するものがあり、彼に共感するところも多い。 そうそう、Mike Masnick

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    KoshianX
    KoshianX 2024/04/21
    “ジャック・ドーシーの Bluesky に関するムーブ、すべてが Bluesky にとって正しくて、彼が Twitter 関係で行った最大の善行ではないだろうか?” かもなあ。うまくいけば耐用性があがったタイミングで大移動あるかもな
  • AI界隈で「オープンソース」が最新のバズワードになっている……って何をいまさら - YAMDAS現更新履歴

    www.technologyreview.com 日語版にはまだ翻訳があがってないので取り上げておく。 [追記]:日語版に「誰もがオープンと言い出した ——AI業界で攻防、オープンソースの定義を巡り」が公開されている。 「テック業界はオープンソース AI のなんたるかで合意できない。それは問題だ――その答えが、このテクノロジーの未来を誰が形作るかを決めるかもしれない」という文章である。記事の冒頭を訳してみよう。 突如として、AI 界隈で「オープンソース」が最新のバズワードになっている。Meta はオープンソースの汎用人工知能を作ると宣言した。またイーロン・マスクは、AI モデルをオープンソースにしていないと OpenAI を訴えている。 時を同じくして、オープンソースの覇者として名乗りを上げるテックリーダーや企業も増えている。 しかし、根的な問題がある――「オープンソース AI」が何

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    KoshianX
    KoshianX 2024/04/08
    オープンソースAIの定義が同意できないってなんでだ……。オープンソースは明確な定義がある言葉なのに
  • かのジョン・ラセターがBSDデーモンのロゴを描いていた! - YAMDAS現更新履歴

    www.jacobelder.com MIT の蚤の市で、1986年に発行された 4.3 BSD のマニュアルの表紙に描かれている BSD デーモンのマスコットに「初期 Unix システムと現代文化のつながり」を見つけたという話である。 なにかというと、BSD デーモンを描いたのが、ルーカスフィルムの John Lassetter だったことに気づいたんですね。 そう、後にピクサーで『トイ・ストーリー』シリーズをはじめとする数々の CG アニメの名作を手がけた巨匠ジョン・ラセターその人である。 彼が BSD デーモンのログを最初に描いたというわけではないようだが、彼のバージョンがもっともよく知られている。 いやぁ、知らなかったねぇ……いや、いくらなんでもこんなイイ話を知らないというのはおかしい話で、加齢による記憶力の減退が原因で、(当時の同僚が毎号買って職場にもって来ていた)「BSD ma

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    KoshianX
    KoshianX 2024/01/26
    BSDデーモンくんかわいくて好きだったけど、トイ・ストーリーの監督が描いてたのか!! それはびっくりだなあ。ピクサーは Debian が生まれた地としても知られてるがBSDとも関わりあったんだな
  • 東京大学学位記授与式の総長告辞でドナルド・フェイゲンの歌詞が引用されてなによりワタシが歓喜 - YAMDAS現更新履歴

    www.u-tokyo.ac.jp ワタシは柳瀬博一さんの Facebook 投稿で知ったのだが、あまり話題になってないのでここでも取り上げておきたい。 いや、だって、東京大学学位記授与式の総長告辞でドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」の歌詞が引用されてるんだもの。 「I.G.Y.」とはなんぞや? これは総長告辞を引用させてもらおう。 科学技術の発展に対する疑問をよく表した曲として、私の大好きなアーティストであるドナルド・フェイゲンが1982年に発表したI.G.Y.という曲があります。I.G.Y.とは、先ほどの国際地球観測年の英語名International Geophysical Yearの頭文字を取ったものです。この曲は、科学技術が高度に発展した一見便利に思われる未来社会を、皮肉たっぷりに歌っています。人々は、海底トンネルでニューヨークからパリまで90分で移動し、簡単に宇宙を旅行し、

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    KoshianX
    KoshianX 2023/04/03
    この科学技術への不信感は俺はドラッカーの初期著作で知ったんだよな。冷戦のみならずWW2でも科学は破壊に利用されすぎた。その反省からアンチ科学的なものが左翼に蔓延したりもするのだが……
  • ティム・オライリーが「シリコンバレーの終焉」について長文を書いていたのでまとめておく - YAMDAS現更新履歴

    www.oreilly.com ひと月以上前になるが、ティム・オライリー御大が珍しく Radar に長文を書いていた。テーマは「シリコンバレー終焉論」である。タイトルは、コロナ禍のはじまりだったおよそ一年前にチャートインして話題になった R.E.M. の It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine) のもじりですね、多分。 ティム・オライリーというと2年前に『WTF経済 絶望または驚異の未来と我々の選択』が出ており、ワタシもオライリーの田村さんから恵贈いただいたが、新しい技術がもたらす驚きを良いものにしていこうという、訳者の山形浩生の言葉を借りるなら「テクノ楽観主義の書」であった。 WTF経済 ―絶望または驚異の未来と我々の選択 作者:Tim O'Reilly発売日: 2019/02/26メディア: 単行 ワタシはティ

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    KoshianX
    KoshianX 2021/04/20
    うーん、コンピュータとネットワークが世界を変える時代は急速に終焉に向かってるということかねえ。充分に発展したということでもあるのかなあ。うーん
  • 多くの人、特にMacユーザに読んでほしい「Your Computer Isn't Yours」日本語訳 - YAMDAS現更新履歴

    sneak.berlin コリィ・ドクトロウのブログ(ニュースレター)Pluralistic の Digital manorialism vs neofeudalism で宣伝されているローカス・マガジンの連載記事 Neofeudalism and the Digital Manor(日語訳)経由で知ったブログ記事である。 恥ずかしい話だが、ワタシはこの記事で書かれている最近のバージョンの macOS のおそるべきユーザ支配について、これが書かれた昨年11月に話題になっていたことを知らなかった。 しかし、このエントリのはてなブックマークを見ても、その内容を考えると数が控えめで、もしかするとワタシのように知らない人も多いのかもと思ったので、ここで紹介しておいたほうがよいと思った次第である。 最近のバージョンの macOS では、君はコンピューターの利用ログを記録されていて、ログデータを送信

    多くの人、特にMacユーザに読んでほしい「Your Computer Isn't Yours」日本語訳 - YAMDAS現更新履歴
    KoshianX
    KoshianX 2021/01/15
    まあこれが Apple の陰謀だの悪意だのとは思わないんだけど、それでも完璧なセキュリティなんてないのでツッコミはちゃんとあったほうがいいんだよな。
  • COBOLのコードは未だに我々の金を握っており、バリバリ現役である - YAMDAS現更新履歴

    www.wealthsimple.com この文章は、1969年にトロントの高校を出たばかりの、特に人生の目標もなかったトーマスの話から始まる。彼の父親は大工だったが、あいにく彼は不器用ときた。そこで母親が彼に新奇なものを勧めた。「コンピュータプログラミング……とかどう?」 トーマスはカナダの大きな銀行に入行し、1978年にプログラマーとしてのキャリアをスタートした。彼は常にパズルを解いているようでプログラミングが好きだった。彼はコードを書いては「パンチカード・オペレータ」に渡した。日に二度カードを銀行の巨大な「メインフレーム」コンピュータにわせるが、そのコードが正しく動いているか分かるには数時間かかった。ヘマをやらかしたら、トーマスはエラー文を凝視して、COBOL のコードを書き直してやりなおしだ。 数年のうちにトーマスCOBOL が得意になり、かけがえのない何千行ものコードを書い

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    KoshianX
    KoshianX 2020/12/21
    アメリカでもまだ COBOL が現役であると。しかしいつリプレースになるかわからんシステムのために言語を学ぶ若者はおらんだろうしのう……
  • 40もの主要音楽フェスが顔認識技術を採用しないことを誓約 - YAMDAS現更新履歴

    この話題が日ではあまり話題になってないようなのが気になるのだが、SXSW やコーチェラやピッチフォークやボナルーといった世界的に知られる40もの音楽フェスが、顔認識技術を採用しないことを誓っている。 AI人工知能)の進歩などあり、顔認識技術が実用化されているのはご存知の通りである。確かに顔認識技術には大きなメリットがあるが、一方でプライバシー侵害の懸念があり、また現行の顔認識技術に人種的なバイアスがある話も知られている。 犯罪防止などメリットがあるはずの音楽フェスが率先してその不採用を誓約するのには上記の理由もあるだろうし、何より日常から離れた楽しみであるはずの音楽フェスが率先してジョージ・オーウェルを連想させる監視社会化に手を貸しちゃいかんだろうというという意思があるのではないか。 フェス全般における顔認識技術の利用については BanFacialRecognition.com にまと

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    KoshianX
    KoshianX 2019/10/31
    うーん、顔認識技術を利用することによる倫理的問題、か。匿名で行動する選択肢の排除は統制だもんなあ。さてはてどうなることやら。
  • 次世代のプログラミングツール、未来のプログラミング言語の方向性について - YAMDAS現更新履歴

    Quara における「コンピュータプログラミングにおける最後のブレイクスルーってなんでしょう?」という質問に対するアラン・ケイの回答に触発された文章である(アラン・ケイって Quara で精力的に回答してんだね)。 アラン・ケイは上記の質問に対して、プログラミングツールの現状について嘆いている。他分野の工学分野、例えばコンピュータを使ったデザインやシミュレーションやテストであったり製造業であれば、それ用のモダンなツールがあるのに、プログラミングは1970年代から大きく進化していない。我々プログラマは他人のために素晴らしいツールを作ってきたが、自分たちのためのツールはそうでない。屋の子供のに穴が空いてるようなものだ、というわけだ。 この文章の著者であるマイク・ルキダス(O'Reilly Mediaのコンテンツ戦略担当副社長)は、ケイの回答に完全に同意はしてないようだが、我々は未だ「パンチ

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    KoshianX
    KoshianX 2019/05/20
    うん、ここでいうブルーカラータイプのプログラマの仕事はむしろそういう進化を遂げて誰でも扱えるものになるべきだろうねえ。作業しながら自動化をしていくような仕組みとかから始めたほうが形が見える気がする。
  • 邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版) - YAMDAS現更新履歴

    私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」なので説明は省略……しようと思ったが、考えてみればワタシのブログを昔から読んでいる人ばかりではないのだから、この毎年一度やってるこの企画を辿りやすいように、「洋書紹介特集」というカテゴリーを新たに作っておいた。 2011年から毎年やっているので、今回で9回目になる。『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のプロモーションもそろそろ終わりなので、つまりはブログは再び無期限休止状態に戻る。おそらくは来年10回目はなく、今回で最後になるのではないか。 だからというわけではないが、今回は35冊をこえるかなりのボリュームになった。洋書を紹介しても誰も買わないので、アフィリエイト収入にはまったくつながらないのだが、誰かの何かしらの参考になればと思う。 実は既に邦訳が出ているを紹介し

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    KoshianX
    KoshianX 2019/05/08
    和訳版、出てこなくなるんだろうねえこれからどんどん。英語の原書を読めるようにならんといかんのだろうなあ……。つらい。
  • Netflixの「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」で一番グッときたのはこんまりさんの通訳の飯田まりえさんだったという話 - YAMDAS現更新履歴

    2019年に入って世界で話題の「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」、ワタシは2話見て番組にそこまでときめきは感じなかったのだが、それはともかく以下のような感想をツイートした。 Netflixで世界のKONMARIさんの番組を見ているのだが、ワタシ的に一番グッとくるのは、こんまりさんの通訳さんですね……という感想をまったく見ないので、ワタシは異常なのかもしれない— yomoyomo (@yomoyomo) January 18, 2019 そんな意見はワタシだけかと思っていたらそうではないようで、早速通訳の方を取材した記事が出ていた。これが面白かったので、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の宣伝という趣旨とは関係なく、ブログを更新させてもらおう! 近藤麻理恵さんの通訳をしているのは Marie Iida(飯田まりえ)さんという方なのね。彼女はも

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    KoshianX
    KoshianX 2019/01/22
    通訳者がすごいという話。本当にすごい。
  • 小池一夫のツイートを見て思い出した筒井康隆の「作家にとってのよい文芸評論とは」 - YAMDAS現更新履歴

    『子連れ狼』、『修羅雪姫』などの漫画の原作者として知られる小池一夫のツイートがタイムラインに流れてきて、なるほどと思うところがあった。 ネットの匿名掲示板等を作家は見ない方がいいとツィートしたら、批判も受けとめての創作ではないかと反論が来たのだが、僕はそう思わない。元来、表現者は感受性が豊かだし、その匿名性を利用し、それを発言する事で何も失う物が無い者達の礼儀無視の罵詈雑言に心乱れない者など何処にもいない。— 小池一夫 (@koikekazuo) September 3, 2015 このツイートにすら、批判も受けとめて創作できるはずだろと迫るようなリプライがあって、なんだかなと思ったりする(なんでそれを他人に求める?)。 こないだピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」という文章を書いたのだが、そのとき久しぶりに『笑犬樓よりの眺望』を

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    KoshianX
    KoshianX 2015/09/07
    けなして利益があるのは「なんだかよくわからない偉そうな人がこき下ろされるのを見て溜飲を下げる」という公開処刑的エンタメを求める人達だけなんだよね。それも焼畑だから結果的には利益はない
  • 「インターネットにおける悪評」がすさまじくホラー - YAMDAS現更新履歴

    もう散々話題になっているので、ここをご覧の方も既にご存知だろうが、高野光弘氏が公開したスライド「インターネットにおける悪評」が凄まじく怖い。 (昨年までははれていた slideshare が、はてなダイアリーにはれなくなっている。クソが) ワタシも昨年「邪悪なものが勝利する世界において」という文章を書いているが、高野光弘氏の事例を知っていたら、絶対引き合いに出していた。 それくらいひどい事例だし、無敵の人に逆恨みされ、ロックオンされた悲劇はとんでもない。 この事例において幸運だったのは、高野光弘氏に確固とした技術的バックボーンと自己があり、また彼の周りにいた人たちも同様であったことだが、これは他人事ではない……。

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    KoshianX
    KoshianX 2015/06/05
    誰でもうっかり注目を集めてしまう環境が整っただけになあ。対策としては「無敵の人」を減らすことなのかね。
  • トヨタの車のソースコードはスパゲッティコード山盛り? - YAMDAS現更新履歴

    Toyota Unintended Acceleration and the Big Bowl of “Spaghetti” Code | Safety Research & Strategies, Inc. O'Reilly Radar で知った記事だが、この記事自体は2013年、トヨタがオクラホマ州での急加速を巡る訴訟で和解した後に書かれたものである。 この記事で面白いのは、Michael Barr が20ヶ月以上にわたりトヨタ車で使われているソースコードを、Philip Koopman カーネギーメロン大学教授がトヨタエンジニアリングの安全プロセスを精査した話で、両者ともトヨタのソフトウェアがスパゲッティコード山盛りなことを証言している。 トヨタの生産方式はアジャイル方面においてソフトウェア開発手法に多大な影響を与えている。ところでそのトヨタが開発するソフトウェアの品質はどうなんだ

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    KoshianX
    KoshianX 2015/06/04
    なんでソフトウェアにKAIZENを適用しなかったのか、という疑問はあるよなあ。今はしてるのかしら。
  • 日経エレクトロニクス連載「iモードと呼ばれる前」ウェブ公開が素晴らしい! ……のだが - YAMDAS現更新履歴

    ネット史に輝く金字塔、「iモード」生んだ運命の出会い  :日経済新聞 「携帯電話でどうやってウェブサイトを見るんですか」  :日経済新聞 発売まで残り1年 ブラウザー内製か否かで分かれた道  :日経済新聞 「例の件、絶対に社外に漏らすな」  :日経済新聞 「これはケータイじゃない」  :日経済新聞 「売れないなんて口が裂けても言えなかった」  :日経済新聞 2002から2003年に日経エレクトロニクスで連載された「iモードと呼ばれる前」がウェブに再録されている。 ワタシは連載当時リアルタイムでこれを読んでおり、よく取材して書かれていると感動したのを覚えている。「iモード」の成功は、この連載にも少しだけ名前が出てくる人たち(名前は書かない)の手柄になることが多いのだが、それを実際に作り上げた日のメーカーの技術者たちの奮闘がしっかり描かれているところが素晴らしい(ソフトウェア技術

    日経エレクトロニクス連載「iモードと呼ばれる前」ウェブ公開が素晴らしい! ……のだが - YAMDAS現更新履歴