大相撲の十両・大砂嵐(25)=エジプト出身、大嶽部屋=が長野県山ノ内町で今月3日、無免許で車を運転して追突事故を起こしたとして、長野県警が道路交通法違反(無免許運転)の疑いで捜査していることが21日、捜査関係者への取材でわかった。この日夜、取材に応じた大砂嵐の代理人弁護士によると、容疑を否認している。大砂嵐は現在行われている初場所9日目の22日から休場する。 捜査関係者によると、事故当初、車に同乗していた大砂嵐の妻が、県警に対し、自分が運転していたという趣旨の説明をした。だが、県警は防犯カメラなどから、大砂嵐が運転していたとみて調べている。レジャーで長野県を訪れていたという。 これに対し、大砂嵐は日本相撲協会が21日夜に行った調査に、「車の所有者は(エジプト出身の)妻。妊娠している妻が事故を起こし、かばうために運転席に移った」と話し、自身は運転していないと主張している。追突事故の被害者の損