『シン・ウルトラマン』を見て的中した不安

＜ウルトラマンのファンとしては感動ものだが、筆者は、『シン・ゴジラ』のように何度も何度も絶叫しながら見たいとは思えない＞ 話題沸騰中の『シン・ウルトラマン』を劇場公開初日（5/13）に見てきた。鑑賞前の最大の懸念点は、本作の監督が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』（前編）、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』（後編、いずれも2015年公開）を手がけた樋口真嗣氏であったことである。この『進撃の巨人』実写版については、興行成績が如実に示す通り、前編と比較して後編が圧倒的に劣後した。 つまり前編の評価が芳しくなく、後編の客足が鈍ってしまったのだ。この『進撃の巨人』実写版は、一部から『北京原人 Who are you?』（1997年）に並ぶ「アレ」な感じであるとの酷評もあった。脚本や俳優の活躍は良くとも、映画演出が極めて稚拙な場合、こういった評価点

[wosamu]

書いてある批判自体はそこそこ納得。結果ダイジェストみたいな視聴感覚になってる気はする。／けど樋口監督だけが悪いんじゃないだろたぶん。シン・ゴジラも樋口監督ですよね？

[t2wave]

場所空間の描き方

[geromi]

“細部の「移動」に関する映画的演出の積み重ねが物語に合理的説得力を与えるのだが、それがない以上、群像劇にあって空間的広がりを欠く、と言わざるを得ない”

[fukuroiri]

いや、シン・ゴジラも救いようのない駄作でしたよ。それ以下なら、もうお察しですな。

[arajin]

ネタバレあり。

[soylent_green]

なんだいこの見出しは

[unamuhiduki12]

「移動手段や位置関係を表す(説明する)映像がない」ため、「禍特対のオフィスや怪獣の出現位置、自衛隊前線基地などの位置関係、そこまでどう移動したかなどがフワフワしてる」ってのはその通りだな

[laranjeiras]

実際に物を作ると、世に売れているものがいかに細部にこだわっているかを実感できる。それを分析し自分の作品に取り入れると違和感がない作品になる。違和感や引っかかりがない”普通”こそがプロの凄み。

[ono_matope]

樋口真司監督が今に至るまで「演出」をしえたことがあったかという話に…。

[puyop]

古谷はいつもながら微妙に違う感があるんだよねぇ。小事にこだわり大事を忘れるって言葉も覚えといてね。

[samepa]

メフィラスの会計シーンへの不満とかは難癖に近い（あの一発ネタに要素を継ぎ足すと蛇足になりかねない）けど、AB地点を移動する際の描写の雑さという話は確かにと思った

[bigburn]

（ネタバレ注意）おおむね同意。シン・ゴジラは庵野監督の「神は細部に宿る」に震えたけど、今回は細部へのこだわりが薄いんだよな…

[okbc99]

“本作には位置関係や空間的広がり、つまり点Aと点Bへの合理的な移動方法を描かないので、脚本上の情報量を画面（絵）に落とし込んだ際の、合理的説得性と、そこから発生する空間的重厚感が滅殺されてしまっている。

[otokinoki]

私はてっきり現金払いだけかと思っていたら、文一は普通にカードも使えました。いやすぐ飛んでいったから。