タグ

ブックマーク / akihitok.typepad.jp (25)

  • POLAR BEAR BLOG: 第二次世界大戦中のライフハック「仕事を進まなくさせる8ヵ条」

    boing boing からですが、第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」なるものが存在しているのだそうです。当然敵地での話ですが(自国でやったら大変)、仕事の進みを遅らせるように人々をトレーニングするためのマニュアルとのこと。その内容が掲載されているのですが、なかなか面白いです: ■ Sabotage manual from 1944 advises acting like an average 2008 manager (boing boing) 意訳込みでてきとーに訳してみると、こんな感じ: 何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな。 「スピーチ」を行え。できる限り頻繁に、長い話をすること。長い逸話や自分の経験を持ちだして、主張のポイントを解説せよ。「愛国的」な主張をち

  • 半蔵門線の横に座ったいかにも出来そうな官僚みたいな人が、「政府機関のための Twitter 戦略テンプレート」を読んでいた話

    半蔵門線の横に座ったいかにも出来そうな官僚みたいな人が、「政府機関のための Twitter 戦略テンプレート」を読んでいた話 昨夜10時頃の話。帰宅して Twitter を眺めていたら、RT(リトゥイート、引用)で何人かの方がこんなつぶやきを書かれているのが目にとまりました: 今半蔵門線の横に座ったいかにも出来そうな官僚みたいな人が「政府機関の為のtwitter戦略テンプレート」っていう分厚い企画者に目を通してます。 オリジナルの発言主は@SHOTAROMAEDAさん。僕は(この時点では)フォローしていなかったのですが、RTを繰り返すうちに、このメッセージが僕がフォローしている方々にまでたどり着いたのでした。で、そこでさらにRTされ、僕が気づくことになったと。 で、「なんだー日政府も Twitter腰入れるのか-。面白いことになるかなー」などと考えていたのですが……そこでふと感じま

  • カーナビもクラウド化するよ、という話。

    昨夜はAMNのイベント“「次世代交通情報を考える」ブロガーミーティング”に参加してきました。普段の華やかな(?)AMNのイベントとは異なり、講義形式の非常に落ち着いた会でしたが、好奇心が激しく刺激される内容でしたよ。 今回のテーマは「次世代交通情報」となっていますが、ぶっちゃけて言えば「カーナビ」。株式会社ユビークリンクさんから、彼らが提供している携帯電話上でのナビゲーションサービス「全力案内!」と、カーナビの現状と未来について語ってもらうという内容でした。実はこのユビークリンクさん、野村総合研究所が100%出資し、彼らがこれまでに蓄積した知見を活かそうという目的で誕生した会社。野村総研でこの分野を18年間研究されてきた方にもご登場いただき、「そもそもカーナビとは」「VICSとは」という基礎的な部分まで教えていただきました。 その基礎的な部分のお話も非常に面白かったのですが、詳しく解説して

    カーナビもクラウド化するよ、という話。
  • OECDの資料ページがちょっと使いやすい件

    諸事情あって未だに忙しい日々です。いろいろイベントは出てるけど。 というわけで、OECD(経済協力開発機構)ですよ: ■ OECD eXplorer Online Visualization Tool (information aesthetics) 紹介されているのは、OECDの Regional Statistics というサイト。OECD加盟国に関する諸データ(GDPや年齢層の構成など)が、視覚化されて掲載されています。日の政府系サイトだと「せっかく貴重な一次データがアップされてるのに、分かり辛くて余計な時間がかかる……」ということが多いですが、このサイトではご覧の通り: ダッシュボード型に様々な情報が集められています。例えば上のスクリーンショットでは、日の関東地方が選択されていて、「一人当りGDP」(左上の地図)、「15~64歳の人々が全人口に占める割合」「65歳以上の人々が全

    OECDの資料ページがちょっと使いやすい件
  • 音楽を聴きながらだと、運動は15%長く持続する

    最近、「運動しながら音楽を聴こう」という製品(携帯音楽プレーヤーや携帯電話等)がいろいろと出てきていますが、運動+音楽の科学的な効能が明らかになったとのこと: ■ Jog To The Beat: Music Increases Exercise Endurance By 15% (ScienceDaily) Costas Karageorghis 博士が行った研究について。それによると、音楽の力で運動の持続時間を15%長くしたり、体験をよりポジティブに感じさせることが可能だそうです。ただし音楽なら何でも良いわけではなく(当然ですね)、ちゃんと選択する必要があるそうですが。 Thirty participants exercised on a treadmill while listening to a selection of motivational rock or pop music

  • 爆笑と雷鳴に包まれた「第1回SBM研究会」

    昨日は大岡山の東京工業大学で開催された、「第1回SBM研究会」に参加してきました。当日テキストでライブ中継をされていた方がいらっしゃいますので、詳しい内容はそちらが参考になります: ■ SBM研究会...live blogging ソーシャルブックマーク(以下SBM)とは何か、どのような歴史があり、今後どのように発展する可能性があるのか、を考えるイベント。講師の方々に関係者・研究者が多いのは当然として、参加者の中にもSBMサービスを提供している企業の方々や、アルファブックマーカーな方々の姿があり、文字通り熱い勉強会だったと思います(会場は冷房効き過ぎで寒かったのですが)。 朝10時から夕方5時40分まで、という長丁場のイベントでしたので、以下思いついたことをランダムに書き記しておこうと思います。 【ちょっと物足りなかった】 いきなりで恐縮ですが、非常に興味深い内容が盛りだくさんだったものの

  • レシピ検索エンジン"SuperCook"が面白い件

    レシピ検索エンジンで、その名も"SuperCook"というサービス。これだけで説明完了なのですが、なかなかよく出来ています(via. swissmiss): ■ SuperCook ネット上に存在する無数のレシピサイトを検索し、条件にある料理を探してくれるというサービス。使い方は簡単で、画面左上にある緑色の入力欄に材を入れるだけ。するとそれが「あなたのキッチン」にある材として記録され、画面右側に記録された材を使ったレシピ候補がずらりと並びます。以下のスクリーンショットは、「トマト」を入力してENTERを押したところ: もちろん材の追加もOK。例えば鶏肉を指定してみましょう(ちなみに入力欄は単語の候補も表示してくれて、"c"と入れただけで"chicken"等の候補が現れます): ご覧のように、「あなたのキッチン」にある材に応じて右側のメニューが自動更新されます。さらに右側のメニュー

    レシピ検索エンジン"SuperCook"が面白い件
  • ディレクトリ型 Twitter ユーザー検索サービス"Twellow"

    Twitter に参加したんだけど、誰を follow したらいいのか分からない」というのは古くて新しい問題ですが、その解決策を提供してくれるサービスがもう1つ登場しました。ディレクトリ型でユーザーの検索ができる"Twellow"というサービスです(via. Mashable): ■ Twellow パブリックになっているアカウントを集め、それをカテゴリ毎に分類・全文検索に加えてディレクトリによる検索も可能にしているというもの(名前は恐らく Yellow Page を連想させるものでしょうね)。上はトップページのスクリーンショットですが、ご覧のように様々な分類が用意されています。もちろん階層は1つだけではなく、例えば"Software"の下には"Programming"や"Open Source"といった6つのサブカテゴリがあり、さらに"Programming"を確認すると: ご覧のよう

    ディレクトリ型 Twitter ユーザー検索サービス"Twellow"
  • 機械 vs. 人間、どちらのレコメンデーションが正確か?

    Amazon の例を挙げるまでもなく、最近はどんなWEBサイトでも「これを買うといいよ」「これを読むといいよ」などと推薦をしてくれるようになりました。大抵は何らかのアルゴリズムで機械的に「オススメ」が決められているわけですが、日常生活では人間が別の人間にオススメをしているはず。それじゃ機械と人間、どちらのレコメンデーションの方が精度が高いのか?という実験が行われているそうです。しかも面白いことに、ゲームのスタイルを使って: ■ Video Store Clerk Game: A Crowd Wisdom Experiment (Ironic Sans) "Video Store Clerk Game"というのがそのゲーム(上はそのスクリーンショット)。早速プレイしてみたいという方のために、ルールは以下の通りです: あなたはレンタルビデオ店の店員で、ビデオを借りにきたお客にアドバイスするとい

  • POLAR BEAR BLOG: Google は社内でどんなツールを使ってるの?

    Enterprise 2.0 という言葉が作られるなど、WEB2.0的ツールを企業内で使うことが一般的になっているわけですが、それじゃ Google はどんな社内ツールを使ってるんだろう?という興味を満たしてくれる記事がありました: ■ The Tools Google Uses Internally (Google Blogoscoped) 元ネタはこちらのエントリに掲載されているもの(詳細なPDFファイルはこちら)で、KMWorld Magazine が主催したイベントで発表されたプレゼン内容とのこと。Google 社員の Naveen Viswanatha という方が、いくつかの社内ツールを紹介してくれています。早速どんなものか、というと: < Google Projects > プロジェクトに関係するタスクや資料を一覧表示する、ダッシュボードのようなツール。上の方にあるタブに「My

    POLAR BEAR BLOG: Google は社内でどんなツールを使ってるの?
  • 位置情報とプライバシーを両立させる&quot;fire eagle&quot;

    Yahoo! が"fire eagle"なるサービスの非公開ベータを開始したとのことで、いくつか紹介記事が上がっています。例えば GigaOM の記事: ■ First Details, Screenshots of the Fire Eagle Launch (GigaOM) なんだか FireFox を彷彿とさせるカッコイイ名前ですが、ブラウザではありません。一言で言えば、「プライバシーを守りながら位置情報を活用できるようにするサービス」といったところでしょうか。 イメージをよく表しているのが上の図でしょう。fire eagle には位置情報のインプットとアウトプット、2種類のAPIが用意されていて、fire eagle の内部にユーザーの位置情報が管理されます。で、位置情報を活用するサービス(近くにあるレストランを検索してくれるとか)に直接自分のデータを渡すのではなく、fire

    位置情報とプライバシーを両立させる&quot;fire eagle&quot;
  • CNN、YouTube 型のニュース投稿サイトをオープン

    これはちょっと楽しみ、というかどんな結果を出すか気になるニュース。CNN が検閲ゼロのユーザー投稿型ニュースサイト"iReport.com"をオープンするそうです: ■ CNN to Launch Completely User Generated News Site (Read/Write Web) ロイターでも報道がありました: ■ CNN launches Web site for citizen journalists (Reuters) CNN は既に"I-Report"という取り組みを2006年8月にスタートさせていて、これまでに視聴者から10万件以上のニュースが投稿されてきたとのこと。また今年1月だけで約1万件の投稿があったそうなのですが、公開前に内容の検閲を行うため、サイトに掲載されたのはその10%程度だそうです。 一方、新たに開設されるサイト iReport.com は"

  • POLAR BEAR BLOG: バグを見つけてお金を稼ごう ― uTest

    正直な話、SEだった頃はテスト作業があまり好きではありませんでした。テストは地味で根気がいる作業だし、何かを作り上げている時の方がどうしても楽しいですからね。しかしバグを見つけるのが好きで好きで仕方がない、という方は、このサービスがぴったりかもしれません: ■ uTest Now Open for Business: Get Paid to Find Software Bugs (TechCrunch) 紹介されているのは uTest というサービス。その名前から連想される通り(?)、ネット経由で様々な人に参加してもらい、彼らにベンダーのテスト作業を代行してもらおうという発想です。誰でも参加が可能で、作業内容やスキルに応じて報酬が支払われるとのこと。TechCrunch は「ペイ・パー・バグ」モデルと例えているのですが、言い得て妙かもしれません。 ただ「バグを見つけてナンボ」だと、参加者は

    POLAR BEAR BLOG: バグを見つけてお金を稼ごう ― uTest
  • Google、Twitter と共同でスーパーチューズデー用イベントを開催

    今朝起きて Twitter に(WEBから)アクセスしたら、何やら"Super Tuesday! Google+Twitter"という表示が。スーパーチューズデーといえば、ご存知の通り米大統領予備選の山場となるイベント。そしてこの表示にはリンクが貼ってあり、ジャンプすると以下の Google Maps が表示されます: ■ Google Maps - primaries.xml アメリカ合衆国の地図が表示され、Twitter の書き込みとおぼしき表示が次々と現れます。また左サイドには関連記事へのリンクが。説明文はこちら: We've joined forces with Twitter and Twittervision to give you instant updates on Super Tuesday. Throughout the day, you can watch Twitt

    Google、Twitter と共同でスーパーチューズデー用イベントを開催
  • 授業で Twitter

    これは日でもすぐに始まりそう、というかやっている方がいておかしくないかも。 ■ A Professor's Tips for Using Twitter in the Classroom (Wired Campus) テキサス大学ダラス校の David Parry 助教授(専攻は Emerging Media and Communications =次世代メディアとコミュニケーション、とのこと)が、授業で Twitter を導入して成果を上げたというニュース。 彼が教えている"Introduction to Computer-Mediated Communication"という授業に参加した学生20名に Twitter のアカウントを取るように命じ、彼のアカウントを follow させると共に、毎週宿題の一部としてメッセージを書き込むようにさせたそうです。ただし書き込みは授業に関係したこ

  • タギングの魅力を再発見する5つの方法

    Read/Write Web で面白い記事があったので、紹介がてらコメントを少々: ■ Five Ways You Can Fall in Love With Tagging Again (Read/Write Web) 「ネット上のコンテンツにタグを付けるって、思ったほど流行ってないよねー」という書き出して始まる記事。そのまま「タギング悲観論」になると思いきや、「こんな面白い使い方もあるよ!」と5つの方法を紹介しています。早速その5つはというと: 1. 過去の振り返りとして これは Tim Bonnemann さんという方のブログエントリにインスピレーションを受けて、とのこと。このエントリには、Tim さんが2007年に自分の del.icio.us に追加した記事の中で、"dictionary"というタグが付けられたものが一覧されています。確かに分かりやすいルールでタグを整理しておけば

  • Twitter のビジネスモデルは?

    もう1つ Twitter ネタで。Techmeme を見ていたら、ちょうど「Twitter のビジネスモデルは何か?」論がトップに来ていました(参考: Techmeme January 2, 2008, 4:45 PM)。発信源はこちらの記事: ■ Is Twitter F'ed? (CenterNetworks) Twitterrific という、サードパーティーが開発した Twitterデスクトップツールが$14.95で売られている(※広告付きバージョンは無料)のに、Twitter そのものは無料で利用できるなんておかしくない?と問題提起した上で、 What business models do you see Twitter employing and when? いつ、どんなビジネスモデルを Twitter が採用すると思うか? という疑問で締めています。それに対して、早速 D

  • リアリティ・マイニング

    Technology Review に面白い記事があったので、ちょっとご紹介。キーワードは「Reality Mining (リアリティ・マイニング、「現実解析」)」: ■ What Your Phone Knows About You (Technology Review) MIT の Sandy Pentland 教授が行った実験について。その内容は、「MIT の学生100人に携帯電話を渡し、蓄積されたデータからソーシャル・ネットワークを割り出す」というもの。学生に渡された携帯電話には特別なソフトが仕込んであって、電話のやりとりや実際の近さ(Bluetooth で測定)などが計れるようになっていたとのこと。これならば通常の SNS のように「自己申告制」ではなく、より現実に即した交友関係が分析できるということで、「データマイニング」ならぬ「リアリティマイニング」という言葉が使われているわ

  • Google 版 Wikipedia 「Knol」 発表

    Google が新プロジェクト「Knol」を立ち上げました。簡単に言えば、「GoogleWikipedia」。ある事象に対する解説を、人々に書いてもらおうというものです。ちなみに「Knol」とは「Knowledge (知識)」から付けられた、とのこと: ■ GoogleWikipedia? 知識共有ツール「knol」をテスト (ITmedia News) ■ Knol―GoogleWikipedia+Squidoo的なユーザー生成型知識コンテンツをテスト中 (TechCrunch Japanese海外IT系ニュースサイト/ブログではかなり話題になっているのですが、日語の記事はまだ限られているようですね。ちなみに、以下は Google の公式ブログでの解説です: ■ Encouraging people to contribute knowledge (Official G

  • 石から玉を生む方法 ― Microsoft Office InterConnect 2007 恣意的レビュー

    突然ですが、マイクロソフトが「Microsoft Office InterConnect 2007」という製品を販売しているのをご存知ですか?実は2004年にバージョン1が発表されていたこの製品、僕はまったくその存在を知りませんでした。昨日の夜、AMNのイベント「InterConnect ブロガーミーティング」があり、そこで初めて触れた次第。以下、1時間ほど説明を受けて触っただけの恣意的レビューです。 この「InterConnect 2007」という製品、「デジタル備忘録」というキャッチフレーズが付いているのですが、はっきり言ってこれだけでどんな製品なのかイメージすることは不可能ですよね。当は「ワープロソフトですよ」「表計算ソフトですよ」のように簡単な定義が言えるといいのですが……困ったことに、どのように使うかによって大きく性質が変わってくるソフトです。なので「こういう使い方ができると思

    石から玉を生む方法 ― Microsoft Office InterConnect 2007 恣意的レビュー