辞書作りに15年! 映画『舟を編む』が教えてくれる奥深い辞書の世界【最新シネマ批評】 斎藤香 2013年4月12日 0 [公開直前☆最新シネマ批評] 映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。 今回ピックアップするのは、4月13日公開の映画『舟を編む』。三浦しをんの同名小説の映画化(本屋大賞第1位)を石井裕也監督が手がけました。辞書の編集部の人々とその家族が織りなす物語。表向きは静かだけど、うちにはとても熱い物を秘めていて、じんわりジワジワと感動が心の奥底へとしみこんでいくような映画なのです。 1995年、玄武書房辞書編集部の編集者の荒木(小林薫)はまもなく定年。後継者がいないことに頭を悩ませていました。ところが営業にちょっと変わった社員がいるとの噂を耳にして、会ってみることに。馬締(松田龍平)は、大学院で言語学を学んでおり
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