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ブックマーク / blog.tinect.jp (9)

  • 妻の「進捗確認」のやり方に感心した話

    身内褒めで恐縮なんですが、以前、子どもに対するの言葉選びで感心したことがありまして、ちょっとしたことなんですが文章にしたくなりました。 先に書いてしまうと、その言葉とは、子どもに頼んだ家事の進捗を確認する時の「○○(頼んだ家事)ありがとう!」という言葉です。 順を追って書きます。 しんざき家は5人家族でして、私と、高校生の長男、双子の長女次女で構成されています。 ついこの間生まれたばかりと思っていたら、先日長女次女が小学校を卒業してしまいました。時間の流れが早すぎてビビる他ありません。 で、しんざき家では現在、子どもたちを積極的に家事に参加させる方針をとっておりまして、自分が使った皿は自分で洗うことが前提となっていることを始め、料理やら洗濯やら掃除やら、家事が出来るタイミングでは色々な家事を担当してもらっています。 これ自体は特別なことではないと思いますが、家事を任せるとなったら「手伝

    妻の「進捗確認」のやり方に感心した話
  • 「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。

    上司には、2種類のタイプがいる。 明確で的確な指示を出せる人と、あいまいで多義的な指示をする人だ。 おおざっぱな指示しかできない人に対して、わたしはいままで「マネージメント能力が低いんだな」と思っていた。 でももしかしたら、そうじゃないのかもしれない。 あいまいな指示をする人は、明確な指示をする能力がないのではなく、「他人にケチをつけることが仕事」だと思っている可能性があるのだ。 あいまいな指示に対して細かいダメ出しが続く 先日、しんざきさんの『曖昧なタスクへの耐性が下がってしまった、一時期の話』という記事を拝読した。 記事内では、システム関係の仕事における、「成果物の要求ステージについてのチーム内での意識の不統一」という経験が紹介されている。 アイディアベースの初期段階なら、指示がおおざっぱになるのはしょうがない。でも「なにを作ればいいか」が明確じゃなければ、成果物がかっちり決まらないの

    「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。
  • 次女が「正しい仮説の立て方」に悩んでいたので「仮説は間違っていていい」と教えた話。

    皆さんこんにちは、しんざきです。最近はアーマードコア6にハマってまして、バルテウスに勝てる気配がまるでありません。楽しいですよねAC6。 さて、ちょっと面白いなーと思ったことがあったので記事にしてみます。 8月半ば、夏休みもぼちぼち中盤を過ぎた頃のことです。 リモートワークを終えて階下に降りてみますと、リビングの床をごろんごろんと、かなりの距離にわたって勢いよく転がりながら、次女が何やら悩んでいました。 困った時に周囲に分かりやすく発信してくれるのはしんざき家の子どもたちに共通の美点でして、親としては問題解決の為の声掛けがしやすくって助かっております。 いつも通り「何か困ってるの?」と聞いてみたら、「かせつ」という三文字が返ってきました。 ビルの足場でも作るのかなと思ったところ、よく聞いてみると「自由研究で、ちゃんとした仮説の作り方が分からない」というのです。 私「自由研究で仮説立てるの?

    次女が「正しい仮説の立て方」に悩んでいたので「仮説は間違っていていい」と教えた話。
  • 私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。

    相談があるのだけど……」と知人友人から持ち掛けられて、親切心から「アドバイス」をしてあげた。 でも、全く相手に響かず、「なんで言うとおりにやらないの」と、逆に相手を責めてしまい、何の解決にもならなかった。 そんな経験のある人はいないでしょうか。 私は死ぬほどあります。 そんな失敗から、徐々に私は「人からの相談」について、考えを改めざるを得ませんでした。 実際、「アドバイスの欲しい人」は当に少ないのです。 多くの人が求めているのは、「黙って話を聞いてくれる人」であって、あれこれと改善案を考えてくれる人ではありません。 しかも、もっと悪いことに親切心からの「改善策」「アドバイス」はむしろ、「なんでこんなこともやってないの?」という批判だと受け止める相談者も少なくありません。 「◯◯してください」や「◯◯すべきです」といった直接表現はまず、誤解されて伝わるのです。 そして、非難されている、と

    私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。
  • 直感に頼らず、あえて「ゆっくり」仕事をしたほうが、結果として早く仕事が終わる。

    「脳の働きで驚くべき特徴の一つは、めったにうろたえないことである」 これは行動経済学者であるダニエル・カーネマンによる言葉だが、いわれてみると私達はとにかくなんでも決めたがりである。 <出典: ファスト&スロー> 人は中途半端な状態で行動するのがとにかく苦手な生き物だ。 AもありえるしBもありえる、とか全てにわたって検討する事など普通の人には不可能である。 「私、はっきりしない男嫌いなんだよね」 なんかいかにもな感じのセリフだが、こう言いたくなる人の気持ちもわからなくはない。 はっきりしないは物凄く疲れる。 自ら進んで疲弊したがる人間はあまりいない。 それが男女の仲のような根的に疲れる関係でなら、なおさらである。 こうして、人はどんどんと直感を研ぎ澄ましていくようになる。 プロフェッショナルによる素早い意思決定は、みていて非常に気持がいいものの一つだ。 うろたえず、自信をもって、素早く行

    直感に頼らず、あえて「ゆっくり」仕事をしたほうが、結果として早く仕事が終わる。
  • 習慣を設計できると、人生のクオリティが極めて向上する件。

    人生を楽しむために、重要なことをひとつあげよ、と言われたら、何を挙げるだろうか。 もちろん正解はない。 人それぞれ、様々なことを挙げると思う。 が、私が個人的に強く感じているのは、実は「習慣化」である。 こういう話をすると 「また、石の上にも三年とか、継続は力なりとか、そんな話ですか、うんざりですよ」 という方もいるかも知れない。 だが、私が習慣化を重視しているのは、そんな理由からではない。 私は続けることが尊いとか、我慢が美徳だとかは、微塵も思わない。 ではなぜ、私が習慣化を重視しているのか。 それは、自発的な習慣化が「自信」を生み出すからである。 はっきり言えば、「習慣化」は非常に難しい。 「三日坊主」という言葉が示すように、人はやろうと思ったことを早ければ1週間、長くても1年、良き意図ではじめた、日記や運動、読書といった習慣も、途中で面倒になったり、忙しくなったりして、放棄してしまう

    習慣を設計できると、人生のクオリティが極めて向上する件。
  • 小学2年生の次女が、サクサク作文の宿題をこなせるようになった「技術」についての話。

    次女に作文の書き方を教えてみました。 以前も書いたんですが、長男長女次女が通っている小学校は、そこそこ宿題の量が多い小学校でして、低学年から割と計画的な宿題実施が求められます。 まだ幼稚園とそれ程変わらないような時期にあんまりタスク詰めるのもどうかな、と思う一方 「計画を立ててそれを実施する」 「計画が上手くいかなかったときのリカバリ方法を考える」 という経験が早い内から出来るのは悪くないかなと思って、ちょこちょこフォローしつつ様子を見ていたんです。 で、最近ぼちぼち小学二年生の長女・次女にも「作文」の宿題が出るようになりまして。 何かのイベントの振り返りとか、遠足の思い出についてとか、原稿用紙の前でうんうん唸る機会が段々増えてきたんです。 皆さん、子どもの頃作文って得意でした?400字詰め原稿用紙って、子どもの頃はめちゃ広大に見えましたよね。 今になって振り返ってみると、「これ早口系

    小学2年生の次女が、サクサク作文の宿題をこなせるようになった「技術」についての話。
  • 「なんでこんなに仕事が手につかないんだろう?」と悩む人に読んで欲しい話。

    すぐ隣で仕事をしている人が、こんなことを言っていた。 「なんで自分にはこんなに集中力がないんだろう?仕事をはじめても30分で耐えられなくなってしまう。昨日の夜は溜まっていた仕事になかなか手がつけられず、つい朝まで寝てしまった。」 私は答えた。 「科学的には、「とりあえず、5分でも10分でもやってみる」とやる気が出るらしいですよ。」 参考:どうにもやる気がおこらない時、やる気を出せる技術。 「やる気」は脳の研究分野の1つでもあり、科学的なアプローチも進められてきた。 脳科学者の池谷裕二氏は著書の中で、「やる気」について言及しており、「何かを始める」と、側坐核という脳の部位が活性化し、やる気が出るとしている。 これはつまり「気分」「マインド」が先ではなく、「行動することでやる気が出る」という、従来のイメージと逆の主張だ。 確かに個人的にこれは思い当たるフシが数多くあり、「やる気がでない」と言う

    「なんでこんなに仕事が手につかないんだろう?」と悩む人に読んで欲しい話。
  • 夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話

    長男(今年9歳)が通っている学校は、かなり宿題が多い学校のようで、低学年でもそれなりの量の宿題が出ます。当然、夏休みの宿題も結構な量です。 長男は、普段の勉強については特に苦労をしていないようですが、やはり小学生であって、計画的に宿題をするのは苦手です。 一年生の時の夏休みの宿題も、結局すべて片づけるのはかなりギリギリになっていたようで、8月下旬くらいに泣きべそをかきながら宿題をやっているのを観測しました。 小学校の宿題に親が口出しするのもどうかなと思いまして、一年の頃はあまり干渉しなかったんですが、ちょっとそれを見て反省というか、考えを改めました。 宿題の来の意味は、「家庭での勉強の習慣を作ること」だと思います。それが機能しないばかりか、単に嫌な思い出ばかりになってしまい、机に向かうこと自体がイヤになってしまったら可哀想だなーと思ったからです。 そこで、2015年の夏休みは、多少干渉し

    夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話
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