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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (27)

  • トークイベントのおしらせ! - 空中キャンプ

    こんにちは、伊藤聡です。このたび、初めてのの発売にあわせて、たのしいトークイベントをすることになりました。人前で話した経験などほとんどないわたしですが、このイベントに限っていえば、実はまったく不安のない状態です。なぜなら今回、とても心づよい味方になってくれる、かわいらしくてすてきなゲストがやってきてくれるからです。 それはなんと……岸佐知子さん!! わたしがこのブログを通じて、「だいすきだいすき」と書きつづけてきた、あの岸佐知子さんがやってきて、一緒にトークイベントをしてくれます! こんなにすごいことがあるだろうか。憧れの岸さんが、わたしと一緒にイベントに参加してくれる。この組み合わせは、おそらくそうめったには見られないはずので、ぜひきてください。岸さん、了承くださってほんとうにありがとう。がんばる! 日時は、1/31(日)のお昼12時からです。場所は阿佐ヶ谷ロフトというところで

  • なにがなんでもワープを習得しなくてはならない - 2009-11-17 - 空中キャンプ

    雨が降るたびに、会社までワープで移動できたらいいのにとおもう。ワープさえできれば、通勤時間は2秒になり、途中で雨に濡れることもなく、始業時間の直前まで自宅にいることができる。また、通勤にかかる費用もゼロになるから、会社から支給される交通費はさっそくお小遣いに早がわり。生活にはゆとりが生まれ、自由な時間が増えることにより、あくせくした都市生活のストレスから開放される。なんていいんだろうとおもった。こうなっては、なにがなんでもワープを習得しなくてはならない。 しかし、ワープにはいくつか問題点がある。いまわたしがもっとも心配しているのは、第三者にワープを見られてしまった場合の対処だ。もし、ワープの到着地点に誰かがいた場合、なにもない空間にとつぜんわたしが現れることになる。これは、あきらかに取り返しのつかない失敗だ。きっと大騒ぎになり、会社を辞めされられてしまうとおもう。そのため、会社の付近に、決

    Masao_hate
    Masao_hate 2009/11/30
    タイトル買いw
  • 『マン・オン・ワイヤー』を見たゼ! - 空中キャンプ

  • 『母は娘の人生を支配する』/斎藤環 - 空中キャンプ

    精神科医である斎藤環が、今年の五月に出した新刊(NHKブックス)。斎藤は、ひきこもりの治療や、精神科医の仕事についてのをいくつか著しているのだが、その中で「母親と娘が密着しているパターンがいちばんむずかしい。これだけはなかなか治療が進まない」ということを何度か書いていた。母親と娘の関係性、女性特有の身体感覚や、母性の強迫といった問題は、男であるわたしには理解することが困難だが、このを読んであるていどのイメージをつかむことができた。それだけでも、とてもよかったとおもう。 母親と娘が、どこまでも果てしなく一体化していく、おたがいの精神や肉体をほとんど共有してしまうくらいにつながっていくということが起こる。そこで発生した、きわめて複雑にからみあった依存の関係が、おたがいを閉じ込め、愛憎の激しさゆえに双方を苦しめるのだが、どうしてもそこから逃げだすことができないという循環。斎藤は、こうした状態

    Masao_hate
    Masao_hate 2008/10/21
    http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/07/post_08b4.html(母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き(信田さよ子) - 極東ブログ)を思い出した。
  • もはや、ヤングではない - 空中キャンプ

    三十歳をすぎて何年かたったあたりで、わたしは自分が、ジーンズとTシャツがあまり似合わない男になったことを認めざるをえなくなった。ジーンズを履いたわたしは、「日曜にホームセンターへ買いものにいくお父さん」といった体である。若々しさに欠けている。なんだかとてもがっかりさせられる、残念な発見だった。 わたしはスニーカーも好きだったし、冬はダウンジャケットとブーツという組み合わせがかっこいいとおもっていた。しかし今となってみれば、そうした服装のわたしは、「すごく寒い日に、ダウンジャケットを着てホームセンターへ買いものにいくお父さん」にしか見えず、わたしはついに、ストリート系のファッションぜんたいを断念しなくてはならないという結論にいたった。 おもうに、たいていの人が考える「おしゃれ」とは、ようするに「若くてさわやかに見える」ということである。特に女性はそうだ。あるていど流行を意識しつつ、自分ほんら

    もはや、ヤングではない - 空中キャンプ
    Masao_hate
    Masao_hate 2008/10/18
    ”マフィアも仕切るし、気に入らない奴は潰す。牛の頭をぶったぎって、敵に送りつけたり”w/僕も最近似たようなことを感じている、31歳間近の昼下がり。
  • 2008-10-14 - 空中キャンプ - 『アメリカン・ティーン』を見たゼ!

    新宿にて。米ドキュメンタリー。これ、おもしろかった。インディアナ州のとある高校に通う、十七歳の子どもたち。体育会系、ハンサム、人気者の美人、サブカル女子、オタクまで、校内を支配するヒエラルキーをドキュメンタリー形式で追いながら、彼らの高校生活、最後の一年を描く。 まずおもったのは、これが日の高校だったらここまでおもしろくはならなかっただろう、ということで、この作品が完全なるドキュメンタリーかどうかは措くとして(個人的にはかなりの部分で演出されているとおもう)、もし日でこの企画をやろうとしても、おそらくこんな風に「個」が突出することはないような気がする。特に、生徒会の副会長を務める美人、学園のプリンセスことメーガン*1など、きっともともとがこういう性格なんだろうけど、こんな人まんがでしか見たことがないよ、という人物像におどろいた。 日において、アメリカのような校内ヒエラルキー、スクール

    2008-10-14 - 空中キャンプ - 『アメリカン・ティーン』を見たゼ!
  • 「ケータイ小説的。”再ヤンキー化”時代の少女たち」/速水健朗 - 空中キャンプ

    速水健朗新刊(原書房)。ちょうおもしろい! 社会学的な見立てもばっちり決まって、綿密なリサーチと共に展開される論旨も説得力じゅうぶん。ケータイ小説を論じながら、同時に郊外論であり、携帯電話の普及にともなうあたらしいかたちのコミュニケーション論でもあり、九〇年代から〇〇年代にかけての文化論でもある。こうしたたくさんのキーワードが、速水の提示するひとつの枠組みの中にぴったりと収まる気持ちよさが味わえる好著でした。これ、すごくいいですよ。「なにかを上手に説明されるとすごく気持ちがいい」というわたしの性格にぴったりの一冊、「説明されたがり」の欲求を満たしてくれるテキストである。 わたしは東京に住んでいて、ふだんは新宿の紀伊国屋か、渋谷のブックファースト(移転してからはいまひとつ好きではない)、もしくはパルコ地下のリブロでを買う。映画を見るのも、同じく新宿か渋谷。車は持っていないから、買いものをす

    Masao_hate
    Masao_hate 2008/06/10
    買った。
  • 「問題は、躁なんです」/春日武彦 - 空中キャンプ

    春日武彦新刊(光文社新書)。うつ病とくらべて、注目されることのほとんどない「躁(そう)病」。わたしも躁病のことはあまり知らなかった。おもしろ人間の観察がライフワークとなっている春日が、怖いもの見たさと好奇心まるだしで書いた一冊。春日の解説を通して、躁病の実際を知ることができた。医学的な解説というよりは(春日は精神科医である)、躁病を通して人生のもの悲しさをふと感じさせる、味わいぶかいエッセイのような趣もあり、春日ファンのわたしはたいへん満足でした*1。 春日によれば、うつ病が「心のかぜ」なら、躁病は「心の脱臼」だという。あり得ないぐあいに関節が曲がり、糸の切れた操り人形のような途方もない動きを示す脱臼のような症状。心の箍(たが)が外れ、秘められていたあらゆる欲望が全開となり、自己抑制がゼロになり、見る者に異様な印象を与える。うわっ、なんだこの人は。このに書かれた躁病の症例をひとつひとつ読

    Masao_hate
    Masao_hate 2008/05/14
    鬱の人がデクリメントしすぎると、ループしてMAX値の躁状態になる。心の容量が8ビットの人は32ビットの人に比べて気分の移り変わりが早い。unsigned型の人はマイナス値がないので鬱になることはない。なんてことを思った
  • 2008-04-22 - 空中キャンプ

    きちんと目的を定めないで書店をうろうろしていると、ただ時間ばかりがいたずらにすぎてしまい、気がつくと奥菜恵の告白をたんねんに熟読していたりする。だめである。あらためていうまでもなく、わたしはあと50年もしないうちにころっと死ぬのであり、いずれ不帰の客となる前に、たくさんの良書を読むなどしてできるだけ有意義に時間をすごすべきだということを頭ではわかっているつもりなのだが、どうしてもそれができないのはひとえに意志のひ弱さゆえである。 しかし、奥菜さんはいろいろとたいへんなようで、特に離婚後の恋愛関係のくだりは「おもしろいなあ」とおもいながら読んだ。離婚した後、歳下の恋人ができたこと。しかしその男が浮気ばかりするのでくやしかったこと。電話にでないので不審におもって家の前までいき、そこから電話を鳴らしたら、女もののカチューシャを頭につけた恋人が携帯で話しながら玄関からでてきたこと(=会話を聞かれ

    Masao_hate
    Masao_hate 2008/04/23
    どんなあんばいだったんでしょうね。ホント。
  • 空中キャンプ -「生き延びるためのラカン」/斎藤環

    ラカンというのはフランスのおっさんで、自称フロイトの一番弟子である。もう死んでしまった。死んでからも、いろんな人に悪口をいわれて、親切なジャック・デリダが、「あの人はかわいそうな人だったんだから、そんなこと言ったらだめですよ」とたしなめた。すごい天才だったという。天才というのはおおよそのところ、かわいそうな人生を送るものではないかとわたしはおもう。 たしかにラカンはすごい。まずの値段がすごいとおもう。「セミネール」(十三巻)は、それぞれ五千円、「エクリ」(三巻)は一冊が七千円ていどする。まったくもってふざけた道楽である。買えませんよ、そんなに値の張るを。しかも超難解ときているのだから始末がわるい。そんなお金を払って買ったの感想が、「なにが書いてあるのかわからなかった」では、あまりにもむくわれない。「昭和むくわれない音頭」をうたってさしあげようかしら。ラカンに。 それでも、ふだん、いろ

  • 「ラカンはこう読め!」/スラヴォイ・ジジェク - 空中キャンプ

    スラヴォイ・ジジェク新刊。ついに、ジジェクが語る "How to read Lacan" である。結婚式には白のスーツでキメる男、ジジェク。あのスロヴェニアのおっさんが、ラカンを直接的に解説してくれるのだと期待が高まった。ラカンはきわめて難解だといわれている。巻末には、ジジェク人による読書リストがついているが、ラカンの主著「エクリ」について、「いきなりエクリを読みはじめても、何ひとつ理解できないだろうから」とはっきり書いている。何ひとつって、ねえ。なかなか踏み出しにくいラカン思想の第一歩をどうにか、という気持ちで、このを手に取りました。 とはいえこのは、「象徴界ってこういう意味ですよ」「対象aとはこれを指します」といったたぐいの解説ではまったくない*1。むしろ、ラカンを使えばどのように現実を解釈できるのか、ラカンを通じて見る世界はどのようなものなのか、ラカン思想の具体的な使用法とで

  • 「のはなし」/伊集院光 - 空中キャンプ

    伊集院光のエッセイ80をまとめた新刊。いやー、これはおもしろい。声だして笑ったなー。職のモノ書きでも、ここまで笑える文章を書ける人はなかなかいないのではないだろうか。太田光もラジオで絶賛していましたが、たしかにこれはいい。渋谷パルコではさっそく平積みで売っていて、わたしはパルコでこのを買ったけど、あのおしゃれな空間は伊集院というキャラクターにまったくそぐわなくて実によかった。気がつくと、なんだかあっという間に読了してしまった。 このエッセイは、携帯電話会社がメールマガジンとして配信していた素材をまとめている。「週三回の配信、一度につき400字以上」というのが、連載の条件だったという。考えてみると、これはかなりしんどい。伊集院は、この連載を750回ほど続け、その中の80をよりすぐって一冊のにした。すごいよね、週三回のペースで750回続けるというのは(月に13回と仮定して、58ヶ月=

  • 2007-08-28 - 空中キャンプ

    常軌を逸した暑さに比例するように、ますます高まる性欲。わたしはこの夏、自分の肉欲を持てあましていた。暑い。性行為がしたい。アイスべたい。アイスをべたり性行為をしたりしたい。それが夏というものだとわたしはおもった。わたしは、名誉や金にはあまり執着しない方だとおもうが、虚栄心と性欲だけは人一倍だ。あきらかに品性下劣なわたしの人間性だが、そんな自分自身を否定したくはない。街には、わたしを挑発するように、いやらしいからだを露出しながら歩きまわる女性たちでいっぱいだ。なんて淫らな女どもだ、とわたしは憤った。抱いてやる、おまえらをまとめて。ブラジャーの肩ひもが見えている。あの下にはきっとおっぱいがあるにちがいない。わたしの経験によれば、女性のブラジャーを外すと、かなりの確率でおっぱいがある。 ところかわって。わたしは友達数人と飲んでいた。ビール数杯ののち、ウーロンハイでいい塩梅。となりには友達の女

    Masao_hate
    Masao_hate 2007/08/29
    安西先生……セックスがしたいですorz ←空中キャンプさんのブログ右側に貼ってある画像の人を想像しながら
  • 空中キャンプ:みんなホストになりたい

    わたしにはわかる。男はみんな、ホストになりたいとおもっていることを。「俺はちがうぞ」とか言わせない。男であれば全員が、やり手のホストみたいに女をたらしこみたいと願っている。そうに決まっているのだ。みなまで言うな。わたしにはわかっているのだからね。いいねえ、女たらし。「女たらし」って、「女をたぶらかして」を短くしたものかしら。たぶらかし。たらし。いずれにせよ語感がいいね。もて遊んでる感じが。わたしもどうにかたらしたくて、この夏も必死にがんばってきたのだけれど、気がつけばもう終戦記念日。夏が半分終わってしまった。もう海にはくらげがでるし、そろそろとんぼが飛びはじめる。ちょっと、もう。夏をどうするの。ここはホストに学ぼうとわたしは考えた。どうすれば女の子をたぶらかせるのかを学ぼうとわたしはおもった。 ホストについて興味ぶかいのは、「素の自分は大したことがない」と冷静に理解していることだ。彼らは自

    Masao_hate
    Masao_hate 2007/08/16
    ホストに幻想を抱きすぎな気がする。
  • 空中キャンプ ■「『人間嫌い』のルール」/中島義道

    中島義道という人のはふしぎである。読むとイヤな気持ちになる。でも、どこか説明のつかないおもしろさもあって、つい読んでしまう。それは「真実を抉るのはえてして不快である」ということの証左なのかも知れないけれど、やっぱり読後感はわるいのね。彼の「ひとを愛することができない」(角川文庫)というは、今年読んだ中でいちばん後味のわるいものだったのだけれど、このについてなにかを書こうとおもったら、それだけでがやってきて止めた。ちょうになったの。中島は偽善やタテマエを嫌うし、ある種の共感を強制されることをどこまでも拒否する。それが徹底しているので(葬式で泣く人を見ると不快だ、とまでいう)、こんなこと書いちゃっていいのかしら、すごいなあ、とおもいながらわたしは彼のを読むことになる。「人間嫌いのルール」(PHP新書)も、かなり身も蓋もない内容でしたが、なるほどとおもいつつ読みました。 中島の人間嫌

    空中キャンプ ■「『人間嫌い』のルール」/中島義道
    Masao_hate
    Masao_hate 2007/08/09
    表が秀逸/中島義道が好きだという人とは、なんとなく友達になれそうな気がする。
  • 空中キャンプ してはいけない反省

    反省、という行為には、いまひとつよくわからないところがある。反省って基的にいいこととされているじゃない。世の中的にさ。己を省みる。しかし、しなくていい反省、するだけムダな反省、むしろしてはいけない反省というものもあるようにおもう。反省もほどほどになさいという意味あいのことを、僭越ではありますが、わたしが今からお伝えしていこうとおもう。 わかりやすい例をあげると、たとえば恋愛において。意中の相手にメールを送ったとします。しかし返信がこない。あれっ、なんでだろう。自分はなにかまずいことを書いただろうか。そんなことないとおもうんだけどな。うーん。そういえばこの前会ったときに、遅刻しちゃった。あの日はどうもお互いに機嫌がよくなかったような気がする。なにかヘンなことでも言ったかな…。ことほどさように、人はなぜかひとりでに「反省マシーン」と化して、自分のおこないをひとつひとつ検証してしまう。しかし実

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    Masao_hate 2007/07/27
    そういえば俺もここ数年、反省というものを一切しなくなった。
  • 2007-05-24 - 空中キャンプ

    最近、巷でちょっとだけ話題になっているアダルトビデオ、「もしも朝の通勤電車ががっついたベロキスをするカップルで満員だったら。」を見ました。これはレンタルされていないので、見るためにはDVDを買うほかなく、わたしは3,800円だして買ってきました。いくらか割高感がありますが、もう、すごく見たかったの。たまらないほどに。だから、渋谷の高架下にあるエロDVD屋さんの店内を、きわきわの集中力で探して、見つけてきました。監督は、二村ヒトシさん。名著、「モテるための哲学」*1の著者ですね。わたしは二村さんのにかなり傾倒しているので、このビデオもとてもたのしみにして見ました。いったいどういう内容か、DVDのパッケージにある説明文を転載します。 「身動きできない朝の通勤電車の中で、まず一組のバカップルが、人目もはばからずイチャつき、やがて濃厚な接吻を開始した。迷惑そうな、うらやましそうな周囲の人々。やが

  • 2007-05-14 - 空中キャンプ

    今年になってから、あまり日映画を見ていない。むしろ避けているような気がする。世間は日映画バブルだというし、邦画の興行収入が洋画を超えて、年間1,000の新作(DVD作品含む)が撮られているとか。でも見てないの。今年に入ってから、六だけです。外国映画は、四十くらい見たのに。なぜか日映画を見たい感がない。バブルなわりには、ぶくぶく泡立つ感じがしないのはなぜかしら。これはいったいなんだろうなあとおもって、今現在、劇場で公開している日映画を調べてみた。 さくらん、眉山、東京タワー、アンフェア the movie、大帝の剣、ゲゲゲの鬼太郎、北斗の拳、神童、あしたの私のつくり方、クレヨンしんちゃん、アルゼンチンババア、赤い文化住宅の初子、蟲師。今やっているのって、このくらいかな。で、今挙げたのって全部、漫画もしくは小説テレビドラマの映画化なのである。調べてみておどろいた。こんなにたくさ

    Masao_hate
    Masao_hate 2007/05/15
    僕は、原作知ってる映画は観に行く気なくすんですよね。大抵は原作よりつまらなくされてるから。これまで観た原作付き映画の中では「鉄コン筋クリート」だけ唯一例外的にアニメのほうが面白くてすげーと思ったけど。
  • 空中キャンプ:時間切れ

    世間的にいって、三十五歳というのは、転職可能な年齢のぎりぎり上限である。求職情報などを見ると、たいていの求人には応募可能な年齢があって、職種や企業の規模にもよるのだが、「三十五歳まで」というのがおおかたの上限である。それ以上の年齢の求職者を雇用する会社というのは、雇用条件だったり、雇用形態だったり、給与やなんかで、いろいろとあれな感じになってくる。日給が、バナナひと房とかね。いやですな、歳を取るっていうのは。わたしも過去に何度かの転職を経験したが、さすがにこれ以上の転職はできない。もう時間切れになってしまった。ここで辞めても、わたしを雇ってくれる会社をあらたに見つけることは困難だろう。バナナはすきだが、それ以外のものだってべたい。パイナップルやいちご、すいかやりんごがべたいです。もう転職はきつい。わたしは、今の仕事が理想であるとか、この会社と運命を共にするなどとかんがえたことはないです

  • 空中キャンプ - ひとり占めはんたい

    僕の娘は七歳だ。彼女は、性格的に僕にはあまり似なかった。活発だし、頭も切れる。いずれは総理大臣になるのだという。それが彼女のおおきな目標である。七歳の僕は、そんな目標を持ったことがなかった。そもそも、七歳の僕に、なにかしらの目標などあったのだろうか。彼女はとてもキュートな子だが、総理大臣にはいささか不向きなのではないかと僕はおもう。 「びんぼうな人をなくすの」と、彼女はいった。「それが、きみの公約なんだね」と、僕は答えた。わるくない公約だとおもった。なによりわかりやすいところがいい。「ねえ、コウヤクってなに?」と、彼女は注意ぶかく訊いた。「約束だね。『わたしが総理大臣になったら、こうします』」「そうよ。あたしのコウヤク。びんぼうはんたい」。そして彼女はコーンスープをひとくち啜った。僕たちは、朝のテーブルに向かい合ってすわっていた。 「すごくお金もちの人がいて、とってもびんぼうな人もいる。