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ブックマーク / katoler.cocolog-nifty.com (6)

  • 「年越し派遣村」の正月に見た「中流」の崩壊 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    大晦日から日比谷公園で「年越し派遣村」が開設されていることを知り、3日の朝からボランティアとして参加した。 昨年のリーマンブラザーズ破綻を発端とする米国の金融恐慌が、実体経済にも及び、北米市場を利益の源泉としていた日の外需産業が軒並み不況に陥っている。トヨタ、キャノンといった日のトップ企業も派遣切りを行い、数十万に及ぶ派遣労働者、季節労働者が職場を失って、路頭に迷うことになった。そうした労働者のために「年末年始を日比谷で生き抜く」をスローガンに、テント村による住居の提供、炊き出しなどによる事支援、そして労働相談、生活相談など行うというもので、「NPO法人自立生活サポートセンターもやい」や「反貧困ネットワーク」などが中心となり立ち上げられたプロジェクトだ。 炊き出しの列に並ぶ派遣の人々 これまでの年末年始にも、新宿や池袋などの街頭で炊き出しが行われ、ホームレスの人々などが列を作っている

    「年越し派遣村」の正月に見た「中流」の崩壊 - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • 福田退陣の隠されたメッセージ ~自公連立の終わりのはじまり~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    福田首相が突然の辞任表明を行った。 1年前、政権を投げだした安倍晋三の後釜として、自民党の長老たちに後押しされる形で首相の座に引っ張り出された時は、火中の栗をよく拾ったものだと思った。今、思えば、ひとつだけ心に秘めた戦略があったのだろう。それは小沢一郎を介した民主党との連立である。 巷間、「大連立」と騒がれた連立構想は、読売新聞社のドン、渡辺恒雄が仕掛けたものと伝えられているが、実際は、福田の方から渡辺恒雄を通じて持ちかけたものだったと見ている。 この連立構想に小沢一郎も乗り、いったんは党内調整に動いたが、予想外の猛反発に合ってこの構想は破綻してしまった。福田の唯一の政権戦略が破綻し、この時、政権の短命化が決定づけられてしまった。その後、大連立構想の破綻は、小沢一郎の辞任騒動にまで発展したが、小沢が周囲からの慰留によって変心し、辞任表明を撤回して民主党の党首として留まることを決意した以降は

    福田退陣の隠されたメッセージ ~自公連立の終わりのはじまり~ - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる

    このごろメディア関係者と顔をあわせると、必ず「景気が悪い」という愚痴り大会がはじまる。 紙メディアの凋落現象については、今に始まったことではないが、現在、進行している状況がこれまで経験したことのない事態であるということが徐々にわかりはじめている。 過去にも厳しい時代はあったが、その厳しさは、バブル経済崩壊後に続いた日経済の長い停滞など、言い訳になる比較的明確な理由があった。実際、これまでの経験則でいえば、日の大手メディアの広告収入は、日経済の体温を先行して反映する指標になっていて、現実の景気回復曲線に先立って、テレビ、新聞などの広告収入は増加に転じていた。企業は、景気回復を見込んで、新製品の市場投入や新規投資を行い、そうした先行投資が広告市場に流れ込んでいたからだ。 しかし、事情は変わった。日経済は昨年から、回復傾向が鮮明となり、今年の春までは日中が株高に湧いたにもかかわらず、大

    カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる
  • 9.16 高円寺ニートの乱  ~見えない敵との戦い~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    ニートのデモに参加した。 群れて何かをするのが苦手な方なので、昔、知り合いの女の子から反核デモに一緒に参加しませんかと誘われた時も、そんな文句がつけようもなく立派なことに加担するような人間ではないのでと丁重に断ったことがある。しかし、このビデオ(必見!)を見せられた時には、思わず爆笑して、何としてでも参加するしかないと思った。 高円寺ニート組合と称するグループが「家賃撲滅!家賃をタダにしろ!」をスローガンに、世のニートを糾合し、死ぬほどくだらないデモを繰り広げるというのだから捨てておけない。(写真はかめよん写真館より) このブログでも、ニートのことを何回かとりあげた。「万国のニート、フリーターたちよ団結せよ」という記事では、ニート、フリーターたちは、階級意識に目覚めて、もっと声を上げてもよいのではないかと、おせっかいなことを申し上げた。 そのニートたちが、いよいよ一揆をおこすというのだ。

    9.16 高円寺ニートの乱  ~見えない敵との戦い~ - カトラー:katolerのマーケティング言論
    Masao_hate
    Masao_hate 2006/09/21
    このデモの意義は、社会的弱者な人たちが「俺たちだってやられっ放しじゃないよ、黙ってないよ」ってことを見せ付けたところにあったんじゃないかなぁとか、そんなことを思った。
  • 希望格差社会からの出口?

    フランスで大規模なデモが行われ、一部が暴動化している。経営者に労働者を雇用しても当初2年間は解雇できるとした、若年労働者むけ新雇用法(CPE)というのが反発を呼んでいるらしい。確かCPEは明らかに経営者を保護するような法律でフランスの若者の怒りも当然だと思うが、全国規模のストライキや暴動にまで発展するほど反発を受けているのか、日にいるとどうもわかりにくい。フランスの事情に詳しいにむらじゅんこさ んによれば、フランス国内で長くくすぶっている貧富の差の拡大への不満、階層化社会への絶望感が背景にあり、法案の内容への反発もさることながら、全国規 模の騒ぎに同調して、スポーツ感覚で参加している人々も多いという。前回のパリ暴動では、サルコジ内相の暴言がきっかけとなったが、現政権の対応のまずさ も手伝って、ことあるごとに若者たちの不満が噴出してくる。パリの暴動の様子が伝わってきたときにも、指摘したこと

    希望格差社会からの出口?
    Masao_hate
    Masao_hate 2006/04/03
    資本主義がこのまま進んでいって、世界中が食うに困らないくらい豊かになったら、何か変わるのかもね。
  • 負け犬たちよ!子どもをつくって、パリで遊ぼう! - カトラー:katolerのマーケティング言論

    をはじめとして少子化対策に頭を悩ませている先進国が多い中、出生率を上昇させることに成功しているのがフランスだ。そのフランスも80年代までは他の先進諸国同様、出生率はジリジリと低下しつつあった。しかし、90年代に入ってから手厚い育児支援策を実施した結果、合計特殊出生率は95年から上昇に転じ、2003年には1.89という、先進諸国の中では希有な水準を維持している。フランスに学べという機運が高まり、日政府もフランスの育児支援制度の調査を始めた。 このテーマについて、ブロガーの記事に水準の高いものが多い。・社会分析的ブログ:フランスに学ぶ少子化対策では、フランスの子育て支援の実際がとても詳しく紹介されている。 フランスの児童手当育児支援制度が手厚いとは聞いていたが、パリのママンさんのブログが紹介しているように、手当の他に、子どもをひとりつくるたびに、年金受給に必要な労働期間が2年短縮される

    負け犬たちよ!子どもをつくって、パリで遊ぼう! - カトラー:katolerのマーケティング言論
    Masao_hate
    Masao_hate 2005/10/08
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