11月29日、昼下がりの丸の内。グッドデザイン賞受賞作の「近未来の手ざわり」を開催中の展示ショールーム「GOOD DESIGN Marunouchi」(千代田区)に、年齢も職業も様々な35名が続々と集まってきた。ある画期的なアプリを使った、高校物理の授業を受けるために――。 講師は、共立女子中学高等学校で物理を教える教師の桑子研(くわこ・けん)さん。授業が始まるやいなや、彼の「バネのおもちゃで波の重ね合わせ実験をしましょう」の言葉とともに大きなバネが登場した。教壇に用意された黒板には、プロジェクタで図が映し出される。
![黒板の板書がなくなる? ライブ授業アプリで、教育の未来は変わるか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5cd6dce1020eeac15c15c7ceb582b5d909bd6c12/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63282e3b00007d026acd17.jpeg%3Fops%3D1200_630)