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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (95)

  • このままではアジアの人材から、ソッポを向かれる (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    また、水処理ビジネスで世界的な注目を集める「ハイフラックス」という企業があります。この会社を起業したのは、オリビア・ラムさんというマレーシア人女性ですが、彼女はシンガポール国立大学に留学後、シンガポールに残ってビジネスを立ち上げた。実は、ラムさんと私はマレーシアの同じ町の出身なのです。 最も優秀な人材は日を目指さない ―― 日政府も、“高度人材”と呼ばれるホワイトカラーの受け入れは歓迎しています。 チャン 単に“歓迎する”と口にするだけでは足りない。どこまで積極的に取り組むかという姿勢が問われているのだと思います。 数年前、こんなことがありました。フィリピン政府の主催で人材フェアが開かれた際のことです。欧米各国の大使が揃って出席し、人材誘致に向けたアピールを繰り広げる中、日だけは政府関係者が参加を拒みました。 結局、フィリピン政府と付き合いのある我が社に声がかかり、日法人のトップが

    このままではアジアの人材から、ソッポを向かれる (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2009/10/19
    「その意味では、日本の大学を出た留学生の採用を増やすべきだと思います。彼らは、日本語が話せて、しかも母国の事情も理解している。」[移民]
  • 「山田選手はかなり練習させられていたらしいよ」の述語を説明できますか?~『日本語という外国語』 荒川 洋平著(評:清田 隆之):日経ビジネスオンライン

    「私はスミスです」と「私がスミスです」は、どう違うのですか? いきなりだが、日語を勉強している外国人にこんな質問をされたとしよう。「は」と「が」の違い。文法の授業で習った気もする。しかし、普段そんなことは意識せずに使っているわけで……はたして、どう答えるのが正しいのだろうか。 日語の文法に基づけば、「○○は××です」の場合、「○○」部分には話し手と聞き手が了解済みの古い情報が入り、「××」に新しい情報が入る、という説明になる。これは「何」「誰」のような疑問を示す単語を用いて会話文にしてみるとわかりやすい。 Aさん「あの人は誰ですか」 Bさん「(あの人は)スミスさんです」 このとき、「○○」にあたる「あの人」は言わなくても通じている。換言すれば「スミスさん」こそがAさんの聞きたい(Bさんの伝えたい)新情報であるというわけだ。 「○○が××です」という場合はその逆で、「○○」が新情報になる

    「山田選手はかなり練習させられていたらしいよ」の述語を説明できますか?~『日本語という外国語』 荒川 洋平著(評:清田 隆之):日経ビジネスオンライン
  • “一皮剥けた”人には共通点がある (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    ですが、その背後に質的な変化が起こっていたとしたら、どうなのでしょうか? お客様や、扱っている商品そのものが変わるといった質的な変化が起こっているとすれば、このような当面の対応は無意味です。 自らの営業の仕事だけではなく、その背景にある顧客や自社のバリュー、技術の動向、市場や環境の変化、そのようなものすべてを俯瞰して見たうえでぶれない機軸で評価すれば、そのような無意味な対応より、より質的なことに労力を使うことが出来ます。 ビジネススクールからマネジメント・プログラムへ 現在、企業や組織、そして自立した個人の強いニーズを背景に、そのような能力を獲得することを目的にした人材育成の場が、幾つか生まれています。その中で、私は縁あってISL、九州アジア経営塾、東京大学EMPという3つのプログラムに、ボランティアベースで深く関与をしています。これらは、生まれも育ちも内容も異なる(正確にいえばIS

    “一皮剥けた”人には共通点がある (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2009/08/10
    「聞いてみると、必ず共通しているものがあります。それは、部門や組織階層の壁を超えた共通課題を、もうこれ以上考えることが出来ないというくらい集中して時間を使って考え、そしてそれを書くという体験です。」
  • 第13回 その文書、主語はいったい誰なのか?:日経ビジネスオンライン

    仕事で書く文章は、 どうしてこんなに、妙な感じになるんだろう?」 そう感じている人はいないだろうか? 家族や友人にプライベートでメールを書くのは さして苦ではない人も、 「自分は学生時代、けっこうよく文章を書いていた」 という人も、 仕事の文章となると、自分で書いていながらも、 自分で首をひねるような、妙な文章になることがある。 とくに、まったく一面識もない、初めての人に、 依頼の文章を書くときなど、 恐ろしく時間がかかってしまい、 「自分はこんなに書くのが遅い人間ではなかったはずだ」 と自分を疑いたくなることもある。 仕事の文章では、なぜ普段の調子がでないのだろう? 私も、企業に勤めていたある日、 次年度の企画書を書いていて思った。 「企画書って、なんでこんなに書きづらいんだろう? 内容に頭を悩ませているのはもちろんだけど、 それ以前のところで、いちいち時間をとられている感じがする。

    第13回 その文書、主語はいったい誰なのか?:日経ビジネスオンライン
  • 究極の情報共有組織:社長ブログが指揮する全社ブログオーケストラ:日経ビジネスオンライン

  • 底割れしている「西松」捜査:日経ビジネスオンライン

    3月17日付「朝日新聞」朝刊は次のように伝えている。 「準大手ゼネコン『西松建設』から民主党・小沢代表の資金管理団体『陸山会』への違法献金事件に絡んで、東北地方のゼネコン談合組織が小沢事務所側の意向をくんでいたとされる問題に、大手ゼネコン『鹿島』の東北支店元幹部が関与していた疑いのあることがわかった」 記事にあるように小沢の公設秘書の逮捕に端を発した違法献金事件はかつてのゼネコン汚職を彷彿させるような様相を呈し始めた。 1993(平成5)年、自民党最高実力者だった元自民党副総裁、金丸信の逮捕をきっかけに起きたゼネコン汚職事件。 莫大な予算がつぎ込まれる公共事業を背景にして受注を調整し、業者を指名する“天の声”を発する。見返りは受注額の3%が相場とされた裏献金。“天の声”を発するのは自民党建設族の大物議員や地方の実力首長たち。工事受注の調整役はゼネコンの有力者たちだった。 こうした構図が戦後

    底割れしている「西松」捜査:日経ビジネスオンライン
  • 小沢代表秘書刑事処分、注目すべき検察の説明:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回のこのコラムで、「ガダルカナル」化、すなわち戦線の泥沼化という状況ではないかと推測した民主党小沢代表の公設第一秘書の政治資金規正法違反事件の捜査は、今日(3月24日)、大きな節目を迎える。 総選挙を間近に控え、極めて重大な政治的影響が生じるこの時期に、まさか、逮捕事実のような比較的軽微な「形式犯」の事件だけで、次期総理の最有力候補とされていた野党第一党の党首の公設秘書を逮捕することはあり得ない、次に何か実質を伴った事件の着手を予定しているのだろうというのが、検察関係者の常識的な見方だった。 「逮捕事実のみで起訴」はほぼ確実 しかし、その後、新聞、テレビの「大営発表」的な報道で伝えられる捜査状況からすると、他に実質的な事件の容疑が存在する

    小沢代表秘書刑事処分、注目すべき検察の説明:日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2009/03/24
  • 世界に日本の大学の「派遣」を! (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    Murakami
    Murakami 2009/01/13
    「すでに日本政府はエジプトに、ほぼ全額日本が出資する新しい大学の建設を決定しています。」
  • 「日本の銀行は魅力なし」を返上:日経ビジネスオンライン

    蛯谷敏 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。 この著者の記事を見る

    「日本の銀行は魅力なし」を返上:日経ビジネスオンライン
  • 第9講 遊びを持てば、学びが始まる (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    Murakami
    Murakami 2008/12/15
    「吉田はそのユニークな指導法で学生からの人気も高く、情報科学部の教授100人の中で5人しか選ばれなかった「ティーチング エクセレント アワード」にこの10月、選ばれた。その5人の中で4人が企業出身の教授だった」
  • 第9講 遊びを持てば、学びが始まる:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「この1年で起こったあなたにとってのビッグニュースは何ですか?」 広島市立大学情報科学部教授の吉田彰顕は、受け持つ学生たちに講義の終わりにA4の紙を1枚配り、こう問うた。 「1年間、無欠席!」「新車を買った」「母の日、父の日にプレゼントを贈った」「彼女ができた」――。 皆それぞれ、この1年間で起こった自分の中でのニュースを書いてくる。そして、次回の講義の冒頭で、皆の前で回答を発表する。 学生たちは、ほかの学生がどのような回答をしたのか、そして吉田がどのような見解を示すのかに興味を抱き、聞き耳を立てる。 講義の中身とはほぼ関係のないように見えるこの一連の行為。だが、「これは教える側教わる側がお互いに関心を持ち、そして信頼関係を築くための不可欠な儀式なのだ」と吉田は言う。 この儀式は、9年前に同大学へ赴任してからずっと行ってきたものだ。学生と真剣に向き合い、彼ら彼女らの興味をいかに刺激し、集中

    第9講 遊びを持てば、学びが始まる:NBonline(日経ビジネス オンライン)
    Murakami
    Murakami 2008/12/15
    「これは教える側教わる側がお互いに関心を持ち、そして信頼関係を築くための不可欠な儀式なのだ」
  • デジタルネイティブは日本でも生まれるのか?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    一方日では、以前このコラムでも触れましたが“ネットは実名か匿名か?”という論議が常に行われています。ネットで匿名性を保つということは、リアルの実名の自分とは違う別の人格をネット上に持つことであり、つまりそれは“現実の出会いとネットでの出会いを区別する”ということに他なりません。 「匿名」の世界に引きこもっていていいのか? 今の日では、ブログやSNS2ちゃんねる等、かなりのエリアが匿名性をベースにしたクローズなネット社会を形成しています。 世界中のデジタルネイティブたちが実名で、リアルとネットを区別することなくオープンにコミュニケーションを取り合い、様々な領域でアクティブに活躍している中で、日の若者だけが匿名でネットの世界の中に引きこもっているわけにはいきません。グローバルレベルのネットワークに参加するためには、実名でリアルなアイデンティティーであることが大前提になってきます。 この

    Murakami
    Murakami 2008/11/27
    「 世界中のデジタルネイティブたちが実名で、リアルとネットを区別することなくオープンにコミュニケーションを取り合い、様々な領域でアクティブに活躍している中で、日本の若者だけが匿名でネットの世界の中に引きこもっているわけにはいきません。」
  • 「飲みニュケーション予定表」の秘密:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネスは11月24日号の特集で、「縮み志向を吹き飛ばせ!熱い職場」と題して従業員の士気の問題を取り上げる。連動インタビューとして、企業トップや現場のリーダーの声をお届けしていく。シリーズ第4回はペットフード大手ユニ・チャームペットケアの二神軍平社長。 消費減退の逆風が強まる中で、この10月に、2009年3月期の業績予想を上方修正した。2002年から月別売上高を上回り続けている。二神社長は「組織作りのために、従業員には酒を飲めと言っている」と強調する。 よくコミュニケーションが大切と言いますが、私たちは「酒を飲む」と決めているんです。 サミット(主要国首脳会議)なども、国のトップが顔を合わせて、2泊3日といった日程で酒を飲んでいると言っても言い過ぎではないかもしれない。それで平和が保たれている面も少なからずあると思いますよ。 頻繁に会議を開いたり、会ったりしなくても、お互いに心配すると

    「飲みニュケーション予定表」の秘密:日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2008/11/27
    この条件さえ満たせば、飲み代はすべて会社持ちになります。社内で飲んだ分はすべて出していいと言っています。1人で飲んでも認めています。いちいち細かいことは言うなと言っています。
  • 「壁」は越えるのではなく、壊すもの (3ページ目):日経ビジネスオンライン

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    「壁」は越えるのではなく、壊すもの (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2008/11/10
    「コミュニケーションを活性化させるためのオフィス環境は案外シンプルです。ポイントは、「一切の壁や仕切りを作らないこと」。そして「お互いの距離を近づけること」。」
  • 大荒れ相場に見えた「みの・フルタチ」の文化度:日経ビジネスオンライン

    「おはぎゃあ」 という挨拶をご存知だろうか。 実は、「2ちゃんねる」の株式板から拾ってきた言葉だ。恐縮汗顔。嫌いな人は嫌いですよね。でなくても、こういう出自の物件をウェブ上のメディアで紹介するのは、不謹慎なのかもしれない。でも、無視できなかった。あんまり面白いので。勘弁してください。 意味は、 「朝一番にダウのチャートを見て『ぎゃあああ』と叫んでいる様子」 あるいは、 「家族に向かって『おはよう』と言いながら、日経の株式欄を開いて、そのあまりの下げっぷりに悲鳴をあげているありさま」 ぐらい。表記も、「おはぎゃあああ」「おはぎゃー」「おはぎゅあぁあ」あたりのところで揺れている。つまり、まだ固まっていないのだな。語義も表記も。 念のために申し上げておくが、2ちゃんねるをはじめとするネット発の流行語に関しては、正式な語義は存在しない。「2典Plus」(←乞ググ)というオンライン辞書サイトのごとき

    大荒れ相場に見えた「みの・フルタチ」の文化度:日経ビジネスオンライン
  • 男の育児参加は、仕事にプラスになるか?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回に引き続き、経済産業研究所に勤める山田正人さんの事例を基に、男性の育児参加について考えていきたい。 キャリア官僚の男性として初めて育児休業を取得した山田さんだが、その事例は、ある意味で特殊だったと言えよう。山田さん自身、「自分は恵まれていたのかもしれない」と語っている。理由は、山田さん夫の勤務先が同じだったことだ。職場にとっては、どちらも身内のようなもの。お互いの上司から、夫の状況が見通せたことで、理解が得られやすかったことは事実だ。 しかし、夫婦の勤務先が違う場合は事情が異なってくる。実際、育児休業を取得した男性の多くは、主に職場の上司や同僚から「自分たちは(の職場に比べて)軽く見られているのではないか。それでいいのか」といった不

    男の育児参加は、仕事にプラスになるか?:日経ビジネスオンライン
  • 渡邉美樹社長のマルチタスク時間活用術:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「何となく時間が過ぎてしまうことが最も嫌い」というワタミの渡邉美樹社長。次から次へと仕事が押し寄せる中で、どのように情報を収集し、部下に指示を出し、会議を運ぶのか。そのスピード仕事術を動画を中心にお伝えします。渡邉社長の活動を動画で紹介する個人サイトはこちら

  • 涙を誘った美談『捨て子の少女の死』の背景:日経ビジネスオンライン

    2007年12月末に発表された日経ビジネスオンライン「2007年記事別年間総合ランキング」で第1位の栄誉に輝いたのは、“宋文洲の傍目八目”に掲載された「捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと」であった。記事には少女としか書かれていない白血病の少女の名前は「余艶(よえん)」、少女は2005年8月22日、闘病の末にわずか8歳でこの世を去った。 日人読者の共感を集めた美談の背景 この記事が多くの読者から支持されたのは、宋文洲氏が、余艶ちゃんの生い立ち、健気な闘病生活とその死を素直に描いたことが読者の共感を呼んだからにほかならない。余艶ちゃんの儚くも美しい話に強い感銘を受けた筆者は、中国語のインターネットを通じて改めてこの話の原点に立ち戻り、その背景を探ってみた。 この涙を誘う話は、2005年6月に四川新聞系列の「成都晩報」の女性記者である傅艶さんが、白血病に苦しむ「余艶ちゃん」を救おうと四川新

    涙を誘った美談『捨て子の少女の死』の背景:日経ビジネスオンライン
    Murakami
    Murakami 2008/01/16
    盗み食いのことなど書く必要があるのか? 何かの意図を感じる。
  • ゴールデンタイムの「外国アニメ放映禁止令」が投げかけた波紋:日経ビジネスオンライン

    すでに前回で触れたように、中国映画やラジオ・テレビ等のメディア分野を統括する中国政府の最高機関である国家広播電影電視総局(国家広電総局)は、2006年9月1日から、中国全土の全てのテレビ局において、夕方の5時から8時までのゴールデンタイムに外国アニメ(実質上は日アニメ)の放映を一律に禁じた。 中国語ではこれを「禁播令」と略称している。播は「伝播(でんぱ)」の「播」で、放送とか放映を意味する。この原稿でも簡単に「禁播令」と略記することにしよう。 中国の国産アニメが招いた衝撃の事態 この禁播令は、国産のテレビアニメを振興させることや、中国の青少年が日文化の影響を受けすぎないようにすることが主な目的だ。また、日アニメの中には暴力に傾いたものもあり、青少年の情操教育を妨げるのでそれを阻止し、中華民族の伝統的な文化に対する尊敬の念の養成と健全な精神形成を促進する、ということも重要な目的とされ

    ゴールデンタイムの「外国アニメ放映禁止令」が投げかけた波紋:日経ビジネスオンライン
  • 捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと:日経ビジネスオンライン

    1996年11月の四川省の寒村。若い未婚の男性農夫が草むらに捨てられた女の子の赤ちゃんに気づきました。赤ちゃんを育てるのは、貧乏な彼にとって重い負担。そう考える彼は何回も赤ちゃんを抱き上げては下ろし、立ち去ってはまた戻りました。最後、彼は命が尽きそうな赤ちゃんに呟きました。 「私と同じ、貧しい事をべてもいいかい」と。 独身のまま1児の父親になった農夫は、粉ミルクを買うお金もないため、赤ちゃんはお粥で大きく育てられました。病気がちな体は心配の種でしたが、聡明で近所からとてもかわいがられたのは、お父さんの救いでした。 女の子は5歳になると、自ら進んで家事を手伝うようになりました。洗濯、炊飯、草刈りと、小さな体を一生懸命に動かして、お父さんを手伝いました。ほかの子と違ってお母さんがいない少女は、お父さんと2人で家をきり盛りしました。 突然押し寄せた不幸 小学校に入ってからも、少女はお父さんを

    捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと:日経ビジネスオンライン