名古屋東部丘陵地域における「あいち学術研究開発ゾーン」構想の推進、また、地域の交通ネットワークの形成促進を目的として、地下鉄1号線(東山線)と愛知環状鉄道線とを中量軌道系の交通システムで結ぶ東部丘陵線(愛称:リニモ)は、平成17年3月6日に開業しました。 リニモには、わが国で初めての実用化となる常電導磁気浮上式システムが採用されています。 愛知県では、「創造的な産業・技術の中枢圏域」の形成に向けて、名古屋東部丘陵地域一帯を「あいち学術研究開発ゾーン」として位置づけ、学術研究開発の拠点としての整備はもとより、居住・文化・レクリエーション機能の充実など総合的な地域整備を推進しています。 この地域の交通は、自動車交通への依存度が高く、そのため、県道力石名古屋線を始め、地域の幹線道路は慢性的な渋滞に悩まされており、また、将来の地域整備に伴う交通需要の増加を考えると、この地域の基幹となる鉄軌道系の公