世界のトップカテゴリーに身を置く唯一の日本人女子選手として活躍を続ける與那嶺恵理。2012年に自転車競技へ飛び込み破竹の快進撃を遂げた彼女は、今年外腸骨動脈の線維化症に苦しみつつ、21位で2度目となるオリンピックを駆け抜けた。そんな彼女が今の気持ちを語る。 「2016年は運が良かったんです」與那嶺恵理(チームティブコSVB) photo:Toshiki Sato與那嶺は2012年、つまりロンドン五輪の年に自転車競技の世界に身を投じた。デビューイヤーに全日本ロードレースで2位、ジャパンカップで優勝、翌年にはロードレース、個人TT、さらにマウンテンバイクXCOで全日本を制覇、シクロクロスでは2位を獲得している。ここから次の五輪イヤーには世界に舞台を移すことになる。 2016年2月よりアメリカ東海岸のクラブチームに所属して北米に拠点を移し、すぐに結果を残した。ローカルのレースでノーマークだったた
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