日本の特定非営利活動法人「言論NPO」が11日、中国国際出版集団との共同調査結果を公表した。日本に「良い」「どちらかといえば良い」印象を持つ中国人は42.2%で、昨年の前回調査と比べて10.7ポイント増加した。日本人で中国の印象を「良い」「どちらかといえば良い」とした人は13.1%と前回比1.6ポイント増にとどまった。 日本に良い印象を持つと回答した中国人に理由を聞くと、「経済発展を遂げ、国民の生活水準も高い」が最も多く51.6%。前回は「日本人は礼儀があり、マナーを重んじ、民度が高い」が61.8%とトップだったが、49.2%に減少した。 一方、相手国に「良くない」「どちらかといえば良くない」印象を持つと回答した中国人は56.1%と前回比で10.7ポイント低下。日本人は同2ポイント減の86.3%と依然として9割近くを占めており、中国人と比べて印象の改善は進んでいない。 5月の李克強首相の訪